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mespesadoさん講義(126)藤井二冠と安倍総理と共通性 [mespesado理論]

藤井二冠:《2手、3手先に相当するのが太い動静脈に対応するとするなら、数十手先の手に相当するのが末端の毛細血管に対応する。・・・終盤の詰みが一目見てわかる棋士というのは、毛細血管まで読まなくても、その手前の太い動静脈まで読めば、その先の毛細血管の部分は意識して読まなくても「わかってしまう」》

安倍総理:日本のために何をしたらよいのかという本当の目的を達成させるためにはどこを押さえたらよいのか(=詰み手順=毛細血管)が見えているからこそ、そこに現実に至るための手連出管、例えば「敵の妨害」をいなすためにはどうしたらよいか、という「動静脈」の部分の思考に専念することができる。

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779:mespesado :2020/08/31 (Mon) 23:24:55
>>770
> しかし、詰将棋へ持ち込む将棋を組み立てるタイプの棋士は

> この二人おおいて他にいない。

 羽生と藤井が共に詰将棋が得意というのがなぜ圧倒的な強さに通じるのか。
 それってどうやらこういうこと↓ではないのかな、と思いました。
 将棋の手は先に行けば行くほど選択肢が分岐していき、読むべき手が指数級数的に増えていき、最後の詰みまで読むのは至難の業。これを人体の血管になぞらえて考えるとよくわかります。2手、3手先に相当するのが太い動静脈に対応するとするなら、数十手先の手に相当するのが末端の毛細血管に対応する。そして、毛細血管を省略して太い動静脈の絵だけを描いたのがこれ↓
https://lh3.googleusercontent.com/proxy/xtAOtQi27aACWwupgO6qhorHIvDt0Jdv2xGsQQzsjCvzcQsUJ_twkm3F2qtWcB79ijxtdwXYHPtu0Sz7mi6gcfgApZ9MzRrKftE2eoIybjRvC2QKAMyU8_ddzgeL

 これに対し、毛細血管まで含めた絵がこれ↓
https://orgone-kansai-sakura.com/img/%E6%AF%9B%E7%B4%B0%E8%A1%80%E7%AE%A1%E7%94%B7.png

 前者は人体の血管の大枠がどうなってるのかの本質がよくわかるけれど、後者を見ると、グチャグチャ過ぎて、何がどうなってるかわからないw つまり、終盤の詰みが一目見てわかる棋士というのは、毛細血管まで読まなくても、その手前の太い動静脈まで読めば、その先の毛細血管の部分は意識して読まなくても「わかってしまう」から読まなくてよい、ということ。つまり詰将棋が強いということは、思考の中身が毛細血管でぐちゃぐちゃにならず、太い動静脈だけを意識して読めば済むので、局面全体の大枠がよく見えてくる、ということに他ならない。だから大局観を間違えず、正解手がわかるのだ、ということなのではないだろうか。
 で、政治の話の戻ると、産経新聞の阿比留瑠比氏は、安倍総理について次のように論評している↓
安倍首相辞任表明
走り抜いた最長政権 期待と批判、一身に受け続け 阿比留瑠比
https://www.sankei.com/politics/news/200829/plt2008290006-n2.html

> 日本が真の独立国になるための憲法改正、北朝鮮による拉致問題解決、
> デフレからの完全脱却…など、安倍首相だから実現に期待が持てた諸課
> 題を今後、ほかの誰が担えるだろうか。

> 集団的自衛権を容認する憲法解釈変更、特定秘密保護法制定などマスコ
> ミの総攻撃を受ける不人気政策を断行する信念が、どれだけの政治家に
> あるか。


 どんな政策を実行したらよいかを考えるのに、個々の政策に対する人気不人気などという次元で考えるのではなく、日本のために何をしたらよいのかという本当の目的を達成させるためにはどこを押さえたらよいのか(=詰み手順=毛細血管)が見えているからこそ、そこに現実に至るための手連出管、例えば「敵の妨害」をいなすためにはどうしたらよいか、という「動静脈」の部分の思考に専念することができる。
 ところが、この「毛細血管」の部分が見えない政治家は、例えば「消費税は財政赤字解消に必要だから国民の反対を押し切ってでもやらなければならない」などとトンチンカンな方向に「頑張」ったり、「米国の要求が日本の搾取ばかりだから、法案はすべて廃案にすればいい」などと「究極の対症療法」に走ることになって、かえって真の目的から遠ざかってしまうわけだ。そこが安倍総理が他の総理大臣と決定的に違うところなのだろう。そして、アベガーな人たちというのは、そもそも毛細血管の存在自体に気付いていない、ということなのだろう。

782:mespesado :2020/09/01 (Tue) 00:16:37
>>779
https://www.youtube.com/watch?v=JGB6YGIe-2g
【白川司】安倍首相の代わりはいない【WiLL増刊号#259】

↑亀さんのサイトに張り付けてあった動画を見ました。
 その中で、第一次安倍政権で盛り沢山なことをあれもこれもやろうとしてできなかった話がありましたが、その第一次安倍政権でやろうとした内容こそが >>779 で述べた「詰み手順」「毛細血管」に他ならない。今見ても、やるべきこととしては間違っておらず、的確だったと思う。ただし、この時点では、敵を増やし過ぎたために、現実にそれを実行するノウハウは無かった。このあたり、羽生、藤井の両棋士も初めの頃は序盤や中盤があまり得意でなかったために棋風に「厚みが無かった」ことと似ているような気がします。

781:OB :2020/08/31 (Mon) 23:45:55
>>779:mespesado さんへ

私は将棋アマ2段だが、
あなたは、将棋について語ると
あなたの価値が下がります。

語るなら、毎日、ABEMA-LIVEで
最低1年勉強してみてください。

藤井さんが豊島さんに負ける理由も
そのうち分かると思いますよ

783:mespesado :2020/09/01 (Tue) 00:27:33
>>781
> 藤井さんが豊島さんに負ける理由

↓ここに一言で的確に解説してありますね。
藤井棋聖が唯一勝てない男「豊島竜王」は何が凄いのか
https://news.yahoo.co.jp/articles/bcafff16f7d804024262c7b8f86358d23e61bcea

> 攻守のバランスに優れ、どんな戦法でも指しこなす万能タイプ。佐藤紳
> 哉七段(42)から“序盤、中盤、終盤、スキがない”と称されましたが、
> まさに言い得て妙です」(松本氏)

 序盤・中盤でまだ豊島竜王の方が勝っている、ということでしょうね。

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