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9月定例会一般質問通告してきました [議会]

昨日正午〆切の一般質問通告。11時15分に提出してきました。7人目でした。9月4日(金)の午後ぐらいの登壇になるかと思います。

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1、日本の財政をめぐる今後について
 この度、わが白岩市長が全国青年市長会の会長に選任されたことについて、心から喜び、そしてエールを送りたい。コロナ禍という未曾有の危機下、この重大な時期に、地方行政を担う若き責任者の代表としての重責がわが首長に授けられたことを鑑み、私も気持ちを大きくして今後の日本のあり方について市長と共に考える機会としたいと思います。
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 新型コロナの現況を見るに、PCR検査数が増えれば陽性者数が増えるのは当然、その陽性者も検査に引っかかったというだけで「陽性者=感染者」ではありません。「今も新型コロナによる死者はほとんど増加していない」という統計もあります。1日あたりの死者数を他の死亡原因と比較すると、ガン1024人、心疾患570人に比べ、新型コロナはたったの6人。その死者にしても、「新型コロナによる死者の平均年齢79.3歳、大半が糖尿病や高血圧、腎疾患などの基礎疾患を持っていた」という東京都の分析もあり、ほんとうに新型コロナそのものが死因なのかさえ疑われます。世の中全体冷静さを取り戻すにつれ、新型コロナ自体はさほど怖ろしい病気ではないことが認識されるようになりつつあると思われます。しかし新型コロナが及ぼしつつある経済への影響は、先般実質GDP減少率年率換算マイナス27.8%の発表があったごとく並大抵ではありません。
 この厳しい経済環境下にあって安倍総理は、いわゆる「財政赤字」解消を目指すプライマリーバランス論などの雑音には耳を貸さず、果敢に国債を発行して諸々の経済対策を実行、その額はすでに画期的な10万円の定額給付金12兆円分も含めて100兆円に及んでいます。そこで案の定、「後世に大きな付けを残す」「コロナ後は増税時代が到来する」といった声があちこちから聞こえてくるようになっていますが、果たしてそうか。
 実はその一方で、「自国通貨建ての国債を発行している国は債務不履行に陥らない。インフレが起きない限り、財政赤字の増大を気にする必要はないし、財政赤字がインフレを引き起こす危険性も低い」とするMMT理論という経済理論が大きな勢いを増しつつあることは周知の通りです。
 時代の大きな変わり目、この時機にあって日本の行く末を考える時、暗い未来か明るい未来か、それを決する判断の分かれ目がこのMMT理論を理解するか否かにかかっていると私は断言します。現在の日本の政治潮流の最も深い対立は、旧態依然の経済常識にしがみつく財政緊縮派と、物事を原点から考え、人々の暮らしそのものの向上を目指す財政拡大派の対立です。今こそ「財政緊縮派」の誤りを糺し、「財政拡大派」が勢いを持って日本をリードしなければ日本は大変なことになります。全国青年市長会長に就任された白岩市長にこのことを是非ご理解いただきたい。その期待を込めて質問したいと思います。
①全国青年市長会々長就任にあたっての抱負と決意をお聞かせください。
②昨年5月18日、シェルター南陽で開催された講演会「新時代『令和』を迎えて〜明るく生きて行くために〜」の DVDをご覧いただけたかどうか。ご覧いただいたとしてその感想は。

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③最近、1995年から2015年まで20年間の世界各国「成長率」ランキンググラフを見て愕然としました。日本は世界唯一のマイナス成長で、ダントツ最下位なのです。
このことをどう受け止めるか。

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2.「宮内から新しい拠点をつくろう会」最終報告書について
(1)宮内公民館改築問題がきっかけとなって発足した会が、足掛け3年にわたって議論を重ねてきた結果としての報告書です。この報告書にすべて同調するものではありませんが、私も会の一員として議論に参加し、その中で私なりの構想を育ててきました。(→https://oshosina.blog.ss-blog.jp/2019-09-22 この問題は、1.の質問とも関連しつつ、南陽市が自由な発想をもって明るい未来に向かうことができるかどうか、そのための試金石と考えます。その観点から質問します。
①この最終報告書をどう受け止めたか。
(2)宮内公民館は、昭和57年4月新市庁舎移転に伴い、その年の10月施行の「南陽市文化センター設置条例」に基づき「市民の文化活動を助長し、芸術及び文化の向上に寄与する」目的で設置された「南陽市文化センター」と併設されるものです。このことが「宮内から新しい拠点をつくろう会」の議論の前提です。
①現在、「南陽市文化センター」としての予算措置はあるか。また、かつてどの程度あったか。
②コロナ禍で多くの観光地が苦しむ中、熊野大社のみは、若い男女カップル、女性グループを中心に日々多くの参拝客を集めている。今や熊野大社は、県内出羽三山に次ぐNo.2の人気神社の地位を獲得した。この勢いを官民あげて活かしたい。
今の宮内公民館の場所をあらためて南陽からの文化発信拠点「南陽市文化センター」としての整備を考えてはどうか。
③「蔵楽」を今後宮内公民館として使用するとしたら、改修整備等、どうしたことが必要となるか。

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