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飯山一郎師3回忌(7月20日) [日記、雑感]

7月20日は飯山一郎師の3回忌だった。堺のおっさんの発言を皮切りに、「安倍批判から安倍評価へ」を軸にした関連発言が相次いだ。私の中で起きた転回について書いていた記事を引っ張り出してみた。→https://oshosina.blog.ss-blog.jp/2017-11-10 私にとっての「安倍批判から安倍評価へ」も飯山師の導きあってのことだった。下に転載させていただいた発言の他にも、昨年の東北一郎会でお会いした堺のYさん堺(旧八戸)のマタタビさんの発言もあって懐かしい。
今朝がた夢を見た。京都に行って駅前あたりを散策してたしか門柱に「石心亭」とあるところに行きついた。どうやってそこへ行ったか、どんなところだったか、今もはっきりしたイメージが残る。細道を入って袋小路で行き止まりにせまい石段があった。その右手に神社の社と住まいが一緒になった建物があり、二階の屋根は人が住めないほど朽ちていたが、一階の社には御神饌のようなものが豊富に飾られていた。起きてすぐ検索して「石心亭」ではなく、「石門心学」のサイトに行き当たった。これまでとくに石田梅岩を知ろうとしたこともない。これも何かの縁かと見てまわった。江戸時代を俯瞰するのにありがたい表があったりしたのでプリントアウトした。。
江戸時代俯瞰表.gif
さらにブログ「石門心学の影響者達①」に至り、ありがたい句に出会えた。《吉田松陰 ~妹に心学を勧める~ 松陰は幼少期、萩に在った長州藩運営の心学・日章舎で学んでいた。家族想いの松陰は、妹千代の観音信仰を案じ、野山獄より「仏法信仰はよき事なれど仏法に迷わぬように、心学本などをおりおり読むように。心学本に〔のどけさよ ねがいなき身の神もうで〕、神へ願うよりは、身に行うがよろしく候」としたためている。》納得です。飯山師の導きのように思えました。
それから、もうひとつ出会った「100年経営と石田梅岩~石門心学が永続経営に与えた影響~」のサイト。《石田梅岩を日本で初めて「商業倫理」を体系化した人物と認識しており、日本が「長寿企業大国日本」に成り得た要因の一つに石田梅岩の教えた「心学」がある》という。たまたま昨日、税務署に行って私から息子への家業承継の手続きしてきたことにリンクしました。そういえば、息子の誕生日は飯山師の命日と同じ7月20日です。
*   *   *   *   *
205:堺のおっさん:2020/07/19 (Sun) 20:42:22
明日の7月20日は飯山一郎氏の命日です。
早いものでもう2年。
どうしても、あの日を思い出してしまいます。
飯山一郎氏に縁のあった方たちにも特別な日となります。
普段、ROMの方も在りし日の飯山氏との思い出など
投稿していただければと…。
飯山御大は今も私の、皆さんの中に息づいています。

208:亀さん:2020/07/21 (Tue) 09:24:18
http://bbs6.fc2.com//bbs/img/_409100/409098/full/409098_1595291058.jpg   

昨日は飯山さんの命日。二年前に飯山さんが逝去された日から数日経って、堺のおっさんから直接拙宅に電話があったのだが、電話の内容は驚くべきものだった。
http://grnba.bbs.fc2.com/reply/16507984/51/

あれから二年が経ったわけだが、改めて月日の流れの早さを思った次第である。

現在、飯山さんが遺してくれた飯山史観だけでも後生に遺そうと、現在は飯山史観を仕事の合間に編集している。天武天皇シリーズを終え、漸く飯山史観の折り返し点を通過したわけだが、まだまだ先は長く、最後まで走り通せるかなと時々不安になることがある。しかし、歯を食い縛ってでも飯山史観を完遂させねばと、改めて思い直し、褌を締め直す一日となりそうだ。

ところで、近く南北朝時代について筆を進める予定だが、そんな時に落合完爾さんがナント!! ↑YouTube↑に登場・・・
「南北朝時代に隠された謎 天皇になる真の条件とは?」【むすびディベート・ 松本道弘×落合莞爾】
https://www.youtube.com/watch?v=ruXGXb1JFjw

飯山さんが落合さんを評して、以下の言葉を遺している。
__________
明治以降の天皇制は,「京都皇統」と「東京皇室」の表裏二元構造になったこと.
すなわち,孝明天皇は,皇室を保全するため,「策(堀川政略)」を練り,皇室を秘かに表裏二元に分離した.
そうして,四百数十年ぶりで復元した南朝系の人物(大室寅之祐?)を,東京に派遣し,明治天皇=表の天皇(東京皇室)とし…
孝明天皇の皇子睦仁親王が裏で,秘かに皇統を継いでいく(京都皇統)という表裏二元構造だ.
ここまでの歴史は,落合莞爾氏が説明しきった.いや,ほぼ証明しきった,と言える歴史的な事実だ.
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
こうなると、小生も一応は、落合史観に従って南北朝以降の天皇史について、誠意執筆せねばと思う。

亀さん@飯山さんの命日にて


209:堺のおっさん:2020/07/21 (Tue) 09:24:21
トランプが登場したあと、電撃訪米で個人的な関係を安倍総理が作った。
それ以降、飯山氏の安倍評価が変わった
あのころ、連日飯山氏に電話して今のアベガー達のようなことを
長い時は1時間以上も議論したことは今でもよく覚えている。
ようやく理解できるようになるには、私自身の物の見方と言うか
考える基準が変わってからだった。
その意味では、飯山氏の安倍総理に対する評価は180度変わったものではない。
日本の総理大臣で殺されたり、死の恐怖を覚えるほどの脅しを受けたものは
全てであると言っても良い。
官邸の主は歴代ジャパンハンドラーと言われる輩であった。
それを官邸から追い出すことの巨大な意味を指摘したのは
飯山氏だけであったと。
たかが何人か追い出したくらいでそれほど影響があるのか?
アベガー達はそう考える。
まったくもって、リアリズム、そして政治のマキャベリズムを
観察評価しない基準では、たかが数人の追放など影響するわけないと。
しかし、組織を動かした経験のある人間ならば
トップが変わると組織も変わるという事実を肌身で理解できるだろう。
末端で動かされる立場の人間には…
せいぜい、「また方針が変わるのかよ」程度の事件にしか感じられない。
おおよそ想像することもできない領域に視点を当てること。
それから主義や思想にあまり関心が向かなくなった
そうしたものも、時代時代の断面を反映したものに過ぎず、
これからの時代を切り開くものの考え方ではないと考えるようになった。
その後、今度は電撃解散が行われ安倍自民が圧勝する。
この時も圧倒的に自民惨敗が主流であったが、
放知技で自民圧勝のキャンペーンを飯山氏と展開し、
当時多い時は一日に5万ヒットの日もあったかと記憶している。
と同時に、飯山氏は放知技の読者層が全く変わってしまったと。
思想を超えて物事を観察評価する。
これは本当に難しいものだ。
なんとかその姿勢を取れるようになったレベルだが、
飯山氏の足跡もこの視点抜きには理解できない。
かのグルンバ誕生も自然現象の観察から生まれている。
けっして文献から生まれたものではない。
そして、信じられないくらいの実験と失敗から生まれている。
そのことが分かってから、生きることが楽しくなった。
飯山氏は「分かるものには分かる」とよく言っていたが
これは上から目線で言っているのではなく、
思想の色眼鏡を外せないものには決して見えない風景があるのだと。
残りの人生も、この姿勢を貫いていきたい。
ありがとう飯山御大。

585:猿都瑠 :2020/07/21 (Tue) 11:44:30
メッさんやはぐらめいさんと同じところが引っ掛かりました。
とにかく木を見て森を見ずで、自分が恐らく日米関係だのを意識した時の世界情勢のままで時間が止まっているというか。
時間と共に全てが変化して行っているのに、自分が認識した時の情勢上でしか考えていない。
メッさんが考え方が古いと言われるのも、そこら辺りかなと。
自分の認識した物が全てであって、それ以外の情報が頭に入ってこない。
恐らく周りに貴方も変わらないととか言ってるんじゃないでしょうかね。
周りは、特に対象となる権力者は常に変化に敏感に対応して行っているのに、自分の感性や考えは古いままでそれは違うと言ってるんじゃないか。
憲法9条に固執するのも、結局は9条が有効だった時代は続いているのだぐらいの認識しかないのではないかと。
と言うより、9条の意味する本当の所を考えた事すらないのではないかと。
9条があるから平和なのだ、もはや新興宗教としか言いようがない。
世界の8割の人が平和を求めているのだから、数で押せば戦争は無いみたいな。
國対国のような戦争が、ババ抜きでジョーカーを見せて戦うような面しか無いわけがない。
昭和天皇、岸信介、安倍総理観と言いましょうか、もうここでは散々議論し尽くされたところの認識もため息しか出ないという。
飯山翁の命日に、再び色々と考え直す、おさらいになったのは必然でしょう。
裏どころか裏の裏、更には裏の裏の裏を読むぐらいでなければならないと。

586:mespesado :2020/07/21 (Tue) 12:39:52
>>585
 そうですね。飯山さんの命日の前後にこういう根源的な話に気付かせてもらえる出来事が起きる、というのはまさに「天啓」なのかもしれませんね。
 ところで、亀さんの最新エントリー↓
http://toneri2672.blog.fc2.com/blog-entry-1795.html

に貼っている動画↓
https://youtu.be/GPdLEKzHd1g

を私も見させていただきました。
 CGのリアリテューにも感心させられましたが、内容も、生物の多段階発展についてずいぶんと判明してきているんだな、と改めて感心した次第です。ただ、細かいことを言えばいろいろツッコミ場所はあり、例えば全球凍結のきっかけをすべて暗黒星雲と銀河の衝突のせいにしているのは本当かいな、どこまで証拠が見つかったのかな、とかいろいろ気にはなりましたが、こういう一般向けの科学啓蒙系の動画では確固たる定説の部分と一仮説に過ぎない部分が混在しているでしょうから、そこをツッコむのはヤボというものでしょう。総じて見れば、ためになる楽しい動画でした。
 ただ、一つだけ苦言を言わしてもらえるなら、最後の方、つまり人類の章に入ってからの「近代国家の発生」から「産業革命」を経て現代に至る部分の解説が、おもいっきり「西洋かぶれ」していたことでしょうかね。まあ、科学そのものが西洋で誕生したので、科学者自身がそういう「西洋の空気」にそのまま身を浸すことで勉強してきたのでしょうから仕方のない面もあるのでしょうが、この放知技で、東洋哲学はもちろん、日本文化の本質やツランなどの話に慣れた頭には、どうしてもこういう「天然の西洋かぶれ」は気になって仕方がないw
 あ、でも大西さんの弁明を紹介してくれた猿都瑠さん、それから興味深い動画を紹介してくれた亀さん、そして自らの鋭い着眼点を披露していただいたのみならず、こういった哲学的造詣の深い方々と掲示板でめぐり合わせていただく場をも提供してくれた飯山さん、1日経ってしまいましたが、命日にあたって改めて感謝の意を述べささせていただきたいと思います。どうもありがうございました。

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