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アロパシー医学 vs ホメオパシー医学 [コロナ危機]

「米国の科学者がアルコール依存症に対しての遺伝子治療を開発。それはいいとして、脳の中心に直接打つタイプであり…。思い出すのはロボトミー」2023年8月26日 https://indeep.jp/lobotomy-and-vta/からのリンクで、「医師から一般の人々まですべてを貫く「医療の宗教化」は、医療教育でのマインドコントロールから始まる。そしてその歴史」https://indeep.jp/obey-to-all-modern-medicine/

ユースタス・マリンズさんという…まあ、いわゆる陰謀論系と呼ばれる著作を多く書かれている方の『医療殺戮』 (原題は「注射での大量殺戮」)という著作には、医学界が、それまでのホメオパシーから、対症療法等が中心のアロパシーに変わっていったことについて以下のように書かれています。

アロパシー医学 vs ホメオパシー医学

設立当初から米国医師会は、アロパシー医学(対症療法、病気の症状を押さえることを主眼に置いた医学で、現代医学の中心的な治療法)を治療の基本とした。

アロパシーは公認の医科大学で訓練を受けた医師が行う治療で、外科手術と投薬に極端に依存する治療法であった。

…そして、医学界が指定する治療法、あるいは標準的で正式な治療法に従わない医学は、どのような医学に対しても、敵意をあらわした。

19世紀の医学校では、「ホメオパシー」医学(同種(同毒)療法、健康な人に疾患を起こさせる薬物をごく少量投与する治療法)のほうが広く普及していたが、アロパシー学派はホメオバシーに対して強力な敵対活動を始めた。

MURDER BY INFECTION

この頃から、現代医学の学派は他の信念に基づく医学を「排除」し始めたということのようです。この構図は宗教戦争とも似ています。》

長いIn Deep氏の文章ですが、最後に《医師の問題ではなく、「一般の人たちの考え方の問題」ということについて今から 100年以上前にルドルフ・シュタイナーが述べていまして、その部分を抜粋して締めさせていただきます。『病気と治療』という著作に収められています。/ここでシュタイナーさんは、将来的に医学の権威がますます拡大する可能性についてもふれています。》として、シュタイナーの文章で締めています。

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講義「病気の本質」 (1908年)より

ルドルフ・シュタイナー

一般に人間は、病気になってはじめて病気のことを気かけるものです。そして、病気になったとき、なによりも病気が治ることに関心を持ちます。

病気が治ることが問題なのであって、「どのように」癒されるかということはどうでもいいと思っています。現代人の多くはそのように考えています。

今日では、宗教より医学の領域に、権威への信仰が見られます。医学的な権威者の有する権限は大きく、将来さらに大きくなっていくでしょう。

このような現状は、一般人に責任がないとはいえません。病気で苦しんでいないと、このようなことについて真剣に考えないからです。

医学的な権威者がさまざまな事柄、たとえば子供の教育や学校生活について語るのを、人々は平静に聞いています。その背後にどのような事柄が存在するのかを、気にかけていないのです。

病院がどのような法律によって作られるかというようなことを、人々は傍観しています。

人々は、そのようなことに真剣なまなざしを向けようとしません。

通常の唯物論的な医学では治らない人々も、なぜそうなのかを深く考えず、ただ治るかどうかを気にしています。

神秘的な治療法に頼る人々も、なぜそうかを深く考えず、ただ治るかどうかを気にしています。

単に利己主義的な治癒への欲求だけではなく、病気と治療に関して、その深い原因を認識し、その認識を広めることが、ほんとうの精神運動の課題です。

今日のような唯物論の時代には、病気についての教義が唯物論的な思考方法の大きな影響を受けています。ある方法を特別のものだとすると、道を誤ります。

また、自然科学的な基盤に基づいており、さまざまな点で有効でありながら、唯物論的な理論を付加されたものを、単に批判すると、道を誤ります。

すべてを心理治療に抱合しようとすると、大きな偏りに陥ります。

人間は複雑な存在であり、人間に関するものはすべて、その複雑さと関係するということを、なによりも明らかにしなければなりません。

人間が単に肉体からなる存在であると見るなら、治療をすることは不可能になります。健康と病気は、肉体だけに関することではなく、人間の心と精神にも関係しています。

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同じくIn Deep氏によって知った山本七平氏の文章。

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『ある異常体験者の偏見』(1973年)より

原則は非常に簡単で、まず一種の集団ヒステリーを起こさせ、そのヒステリーで人びとを盲目にさせ、同時にそのヒステリーから生ずるエネルギーが、ある対象に向かうように誘導するのである。

…そして、それが世の常識となる。するともうどうにもならない。動かすことも、ゆるがすこともできなくなる

すると人びとはその不動の常識によりかかっていた方が楽だから、そこで思考を停止し、他に規定された判断をそのまま自分の判断とし、そしてその常識なるものに反対するものは自分の方から排除してしまう。ひどい時には村八分にしてしまう。従って事実を知っている者はみな沈黙する。

いったんそうなると、もういいも悪いもない。その常識という虚構の上に順次に虚構が積み重ねられていき、しまいにはどんな誇大妄想狂も口にしないようなことを言っても、人びとは何の抵抗もなく受け入れてしまう。


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めい

「現代医学は悪しき宗教」と40年前に述べた異端医師の懺悔
投稿日:2017年2月26日 更新日:2020年9月2日
https://indeep.jp/book-confessions-of-a-medical-heretic-by-robert-mendelsohn/

by めい (2023-08-28 05:09) 

めい

ワクチン医療のルーツはホメオパシー、現代西洋医学と伝統西洋医学というふたつの西洋医学
https://ameblo.jp/ranyokohama/entry-12592062377.html
   ↓↓↓

ワクチンと病気の治癒は全く関係が無かった、予防接種の本当の歴史
https://ncode.syosetu.com/n1971dp/125/
《予防接種しないと病気は減ってしまうので、定期的に予防接種してるというのが実態なんだよね。 絶滅したはずの病気が再発するのは、必ず予防接種後なんだよね。》《後になってヨーロッパでは、すべての幼児たちが牛痘の接種を受けることになった。そのあげく(十九世紀後半に)天然痘の大流行に蹂躙され、それがきっかけとなって、ジエンナ一によって提唱された方法は禁止されたのである。リンドラールは次のようにいっている。「一八七〇~一年にドイツでは天然痘が猛威を振るっており、一〇〇万人以上の人が罹患し、一二万人が死亡した。ところが、これらの人の九六%は、種痘をしていたのである。》《ジェンナー氏の仕掛けた罠が天然痘撲滅の嘘を産み、ワクチン信仰を確立させた!?》
by めい (2023-10-05 05:46) 

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