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新・mespesadoさん講義(44)5題 [mespesado理論]

mespesadoさんの6/4.5.6の発言です。中に、私の一般質問を褒めていただいた発言(301)もあってうれしかったです。整理しておきます。
①イベルメクチン評価→《「イベルメクチンが普及すると都合が悪い勢力が居て、フェイスブックなどの影響力のあるプラットフォームに圧力をかけているのではないか」と思うのが普通》
《日本国内の「経済問題」についての報道にも微妙に変化の兆し(日経新聞に「財政拡大への転換」に向けた良質な記事)←❶海外マスコミの手のひら返し(高橋哲史記者重用) ❷経産省の手のひら返し(中野剛志大臣官房参事官絡み):日本国内の経済政策の転換の複雑な政治力学の変化をもっとスケールアップしたような「何か」が起きているのは間違いないでしょう。》
③正しい経済認識のためのサイト紹介→https://sites.google.com/site/nekodemokeizai/koronakiki_top/korona_kanzenkoyou
新型コロナに罹って死ぬ確率(100万人罹って1万人)の方がワクチン接種(200万人受けて20人)で死ぬ確率より高いと言って、ワクチン接種をしない人を非難するのは、交通事故死の確率より飛行機事故死の確率の方が遥かに低いのに飛行機に乗るのを拒否する人を嘲笑する愚》に似ている。コロナ死には予防策があっても、ワクチン死に予防策はない。
⑤ものごとの本質は「定義」からは導かれない。ものごとの本質は「なぜそのことが問題なのか」を見極めることから始まる。この議論、吉本隆明が「メルロー・ポンティの言う〈本質〉は〈形式〉に過ぎない」と喝破したことに通じるように思いました。→「<追悼・吉本隆明さん(4)> 「どうみても、20世紀、世界で最大、最高の思想家である」」https://oshosina.blog.ss-blog.jp/2012-04-02
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298:mespesado :2021/06/04 (Fri) 12:05:39
イベルメクチンはコロナ治療に有効か無効か
世界的論争の決着に日本は率先して取り組め
https://www.yomiuri.co.jp/choken/kijironko/cknews/20210427-OYT8T50019/

>  イベルメクチンとは、北里大学特別栄誉教授の大村智博士が1974
> 年、静岡県・川奈のゴルフ場近くで発見した微生物が生み出す「アベル
> メクチン」をもとにした化合物(誘導体)である。アメリカの製薬会社
> のメルク社との共同研究で、もともとは家畜やペットの寄生虫、回虫な
> どの治療薬として1981年に開発された。
 【中略】
>  世界保健機関(WHO)の研究者は「これまで出てきたどの熱帯病薬
> 剤と比較しても、けた外れに優れた効果を持つ」とイベルメクチンを高
> く評価し、メルク社と北里大学に協力を求め、1987年から熱帯地方
> の住民に無償で配布することにした。
 【中略】
>  イベルメクチンは今、新型コロナ(COVID-19)のパンデミッ
> ク(世界的大流行)で再び世界中の注目を集めている。試験管レベルの
> 研究で、新型コロナウイルスがヒトの細胞内で増殖する際に、ウイルス
> のたんぱく質の核内移行を妨害し、増殖を抑制することがわかったから
> だ。
 【中略】
>  20年3月、アメリカバージニア州のイースタンバージニア医科大学
> の呼吸器・重症患者治療主任のポール・E・マリク教授がリーダーとな
> って、新型コロナに関する医師連盟であるFLCCC(Front Line
> Covid-19 critical Care Alliance)が設立された。FLCCCは、世界
> で広がっているイベルメクチンの臨床試験の報告をいち早く評価して、
> 自分たちのプロトコルにイベルメクチンを取り入れ、他のグループの臨
> 床試験を集約して評価をはじめた。

>  その結果は20年10月31日、「イベルメクチンはCovid-19
> パンデミックに対する世界的な解決策となる可能性を秘めている」との
> タイトルで、約30報の論文を精査した結果として世界に向けて発信さ
> れた。

>  その評価内容は、以下のような衝撃的なものだった。

> 1、新型コロナウイルスの複製を阻害し、感染した細胞培養において48
>   時間でほぼすべてのウイルス物質を消失させる。

> 2、感染した患者の家族間のCOVID-19の感染と発症を防ぐ。

> 3、軽度から中等度の疾患でも、発症後早期に治療することで回復を早
>   め、悪化を防ぐ。

> 4、入院患者の回復を早め、集中治療室(ICU)への入室や死亡を回
>   避する。

> 5、国民全体に配布・使用されている地域では、症例死亡率の顕著な低
> 下をもたらす。

↑ところが、そんなFLCCCが…↓

Mary Beth Pfeiffer@marybethpf / 5月25日
> FLCC asks you to Tweet this:
> @Covid19Critical has been locked out for "violation of Twitter
> rules." This action is to silence heroic doctors whose protocols
> are saving thousands all over the world. @Twitter, I demand that
> their account be restored immediately.
【> FLCCからのお願いで、このようなツイートをしています。
> @Covid19Criticalが「Twitterのルール違反」でロックアウトされました。
> ルール違反 "でロックアウトされました。この行為は、世界中で何千人もの命を救っているプロトコルを持つ英雄的な医師を黙らせるためのものです。
> この行動は、世界中で何千人もの命を救っている英雄的な医師を黙らせるものです。Twitter社に要求します。
> 彼らのアカウントを直ちに回復させることを要求します。】
 ↓ ↓ ↓
偽トノイケ☆ダイスケ(久弥中)@gannbattemasenn / 5月27日
> イベルメクチン絡みの話、これはちょっと酷いことに成ってきたなぁ…
> こういうことを言うと「陰謀論」だと言われるんだろうけど、少なくと
> も「イベルメクチンは効く」という話レベルすら削除したい勢力が強い
> というのは確かなようだ。
 ↓ ↓ ↓
すまん寝@秩序回復・財務省廃止・反財政再建@sumannne / 5月27日
> RT>え、イベルメクチンてそんなことになってんスか。
 ↓ ↓ ↓
Alzhacker@Alzhacker / 5月26日
> これは戦争です。LinkedInはFLCCCの投稿を削除しましたが、これはフェ
> イスブックとまったく同じです。イベルメクチンという言葉さえ使われ
> ていないのに。

https://twitter.com/marybethpf/status/1396985176878637067/photo/1
 ↓ ↓ ↓
すまん寝@秩序回復・財務省廃止・反財政再建@sumannne / 5月27日
> イベルメクチンが効くという話と反ワクチン集団が呼応しててワケ分か
> らんようになってるが、前者と後者は本来全く関係ない。
 ↓ ↓ ↓
偽トノイケ☆ダイスケ(久弥中)@gannbattemasenn / 5月27日
> イベルメクチンの話は「どれだけ効くか?」っていうところに疑問符を
> 突き付けるのは良いとしても(おそらく、感染初期から中期ぐらいに投
> 与しないと難しいっぽい)短期間で重い副作用が出る薬では無いので、
> ここまで情報の削除をするのは流石に駄目でしょう…
 ↓ ↓ ↓
すまん寝@秩序回復・財務省廃止・反財政再建@sumannne / 5月27日
> 躍起になって消すから、逆に本来無関係な反ワクチン集団に燃料与えて
> る気がする。
 ↓ ↓ ↓
偽トノイケ☆ダイスケ(久弥中)@gannbattemasenn / 5月27日
> まぁイベルメクチンさえあればワクチンは要らない!とか言ってる人た
> ちが、一定数いるのは事実なんですが、
> それがいるからと言ってイベルメクチンの情報を消すっていうのは、ま
> さにそういう反ワクチンに対する餌でしかないですからねえ…
 ↓ ↓ ↓
すまん寝@秩序回復・財務省廃止・反財政再建@sumannne / 5月27日
> そもそも、諸外国でのイベルメクチンの使用事例は基本的に治療薬とし
> てなので、ワクチンとバッティングする話じゃない。別のアプローチの
> 話だから喧嘩する必要ない。

> なお、そのイベルメクチンも本邦は買い負けてるようです。
> もう入手困難だそうで。

「イベルメクチン」発見者・大村智博士が訴える「特例承認すべき」
>  国内でも服用患者は「あっという間に治った」
https://dailyshincho.jp/article/2021/03141057/

> 作った人によれば、抗ウィルス薬目的で作ったわけではないが、薬効か
> らして効いても全く不思議はないそうだ。
> 使えるものは使うべきであろう。

 今までは、これだけ事実が暴露されてきたワクチンを意地でも推進するからには背後で闇の勢力が暗躍しているからだろう、という観点はありましたが、これに加えて「予防薬()」であるワクチンの「ライバル」である「治療薬」の普及を妨害する勢力があることの証拠が明らかになってきました。
 後半、件の数学屋さんの「すまん寝」氏が参入してきて、盛んに「間違ってる」論と「べき」論を展開し出していますが、ちなみにこの「すまん寝」氏は、ワクチン推進派でワクチン批判派をトンデモ扱いしている人です。例のごとく、「論理だけでは結論を出せず、ベースとなるファクトの真贋に依存するような議論では、権威ある当局の発表を鵜呑みにするタイプの人」です。実際、数学や貨幣論では、ベースとなるファクトなどなくても純粋に論理的な演繹だけで何が正しいかが判断できるので、氏の主張は真っ当ですが、ことコロナパンデミックのような、大元のファクトについての言説についてそれが事実であるかどうかによって結論が大きく左右される分野では、自分で真の理解には当該分野の専門的知識を要する根源まで調べずに権威に依拠してしまうので、おかしな判断をしてしまうのがこの手の人の特徴です。
 で、上記のツイッターのやりとりですが、「イベルメクチンが効く」という話と「反ワクチン」が呼応しているが、両者は治療と予防という独立した話なのに反ワクチン派がイベルメクチンを推すのは理解できん、とか、イベルメクチンの効果が完全ではないからといって、イベルメクチンが効果があるという主張を不適切と見做すフェイスブックの立場はおかしい、と主張するけれど、「ではなぜ彼らは貴方がおかしいと思う行動を取るのか?」という根本の疑問を考えていない。単に彼らはキ〇〇イだから、で思考停止してしまっているように見えます。
 この根本的な疑問を素直に考えれば「イベルメクチンが普及すると都合が悪い勢力が居て、フェイスブックなどの影響力のあるプラットフォームに圧力をかけているのではないか」と思うのが普通だと思うのですが、多分上記の発言の中にもあるように、そんな考え方は「陰謀論」で考える価値ナシ、と切り捨てているのでしょう。
300:mespesado :2021/06/05 (Sat) 09:08:17
 亀さんが最新のエントリー↓
お家の事情
http://toneri2672.blog.fc2.com/blog-entry-1888.html
で、最近の国際情勢の微妙な変化について次のように書いておられる↓

> 次に、NWOの〝お家の事情〟により、ここ二~三週間にかけて米国メ
> ディアの論調が、ガラリと変わったのに読者はお気づきのことだろう。
【中略】
> ワシントン・ポストが従来の新型コロナの自然発生説から、人工説に切
> り替える形で自ら過去記事を否定【中略】他の大手マスコミも右に倣え
> とばかりに、自然発生説から人工説に切り替えたのだが、そうした変化
> が何故起きたのかについて、読者は注意を向けるべきだ。

 しかし一方で、更に深く読むと次のような不思議があることも指摘しておられます↓

> 同動画で及川氏は〝変化〟の要因として、中国に対する世界の態度が変
> わったところにあると述べており、その点は小生も同意見だが、中共と
> 米民主党は同じ穴の狢(下図)であることを思うに、こうした中共に対
> する態度の変化、どのように解釈すれば良いのか・・・。

 さて、以上のような地球規模の話に比べると小さい話ですが、三橋さんによると、日本国内の「経済問題」についての報道にも微妙に変化の兆しがあることが指摘されています↓
緊縮財政の「嘘の強固な前提」が崩れつつある
https://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-12678523294.html

>  また、不思議な話(理由は全く分かりません)ですが、最近、日経新
> 聞に「財政拡大への転換」に向けた良質な記事が、繰り返し載るように高橋哲志
> なりました。

> 『高橋是清の無念 未完に終わった「積極財政」
【中略】
>  無論、日経新聞ですので、一応、
> 「財政再建の旗を降ろせと言いたいのではない」
>  とは書いているのですが、全体的には高橋是清の積極財政による昭和
> 恐慌からの脱却を真っ当に評価した良記事になっています(記者の高橋
> 哲史氏は、以前は中国に滞在し、良記事を書かれていましたが。先日、
> 帰国されたようです)。

【表題を書こうと思ったのですが、この表題自体に禁止ワードが含まれているそうです】
https://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-12678668410.html

> 信じがたい展開です(いい意味で)。


>  経済産業省が、緊縮財政・構造改革路線から「新機軸」へのピボット
> (転換)をぶち上げました。

> 『新たな産業政策、大規模財政支出の必要性も 半導体など念頭=産構審
【中略】
>  特に凄いのが、「「経済産業政策の新機軸」について」において、
> 政出動が構造改革アプローチでは「小規模・単発・短期」(まさに、財
> 務省アプローチですが)だったのを、経済産業省の「新機軸」として、
「大規模・長期・計画的」
>  にするべきと書いている点です。

↑2番目の記事は外資系のマスコミ REUTER によるものですが、以前も触れたように、外資系のマスコミから先に変化の兆しが見えていたことを思い出します。要するに、コロナの影響で、まず海外で経済対策が積極財政に転向し始めたことを受けて、まず海外のマスコミが手のひらを返し始めた。そして海外に右に倣えの日本のマスコミ(の一部)が(おそるおそる)それに同調し始めた、ということなのでしょう。上記の例では、まず日経新聞が変わり始めましたが、これは三橋さんも指摘しているように、もともと良記事を書いていたという高橋哲史さんという人が、海外から帰って来て書いた記事だとのこと。おそらくそれまでは、「良記事」を書いて煙たがられて海外に「ご栄転」させられていたのが、世界の空気の変化によって国内に「召喚」されたのではないかと思われます。ただ、日本の経済については国内の財務省の目が光っているので堂々とした手のひら返しはやりにくく、このように「ひっそり」と、一個人の見解という形で変化を伝え、いざとなれば切り捨てるよ~、みたいなビクビクした態度で対応しているのでしょう。
 それから二番目の記事の「経産省」の手のひら返しについては、明記されていないけれど、恐らく、例の名著『目からウロコが落ちる 奇跡の経済教室【基礎知識編】』を書いた反緊縮著名人の一人である中野剛志経産省大臣官房参事官が絡んでいることは間違いないでしょう。経産省は、安倍政権のもとで、強大な権力を持つ官僚組織の中のラスボスである財務省に対抗するため、同じ官僚組織の中で財務省に次いで権力を持つ経産省を使って「毒を以て毒を制し」てきたのだけれど、安倍総理が「やめさせられ」て、財務省に弱い菅総理のもと、経産省の影響力が削がれ、財務省の天下になりつつあったところで、突然の経産省による「反乱」です。これは中野さんが「グローバル産業担当」であることとも関係しているのかもしれません。つまり、もともとは、おそらくDSの思惑により、反緊縮で名を挙げた中野さんをグローバリズム推進側に取り込むために故意に「グローバル産業担当」に封じ込めた。ところが、まさにそのグローバルな世界で積極財政への転向が見え始めた。そこで機を見るに敏な中野さんは、その立場を利用して経産省のグランドデザインに自らの持論である積極財政を反映させた。←こんなウラ事情が見て取れます。
 コロナに関する世界情勢の微妙な変化。これも役者は日本国内のショボい連中とはスケールが違って大物ぞろいですからなかなか舞台裏は把握しにくいですが、きっと上で見た日本国内の経済政策の転換の複雑な政治力学の変化をもっとスケールアップしたような「何か」が起きているのは間違いないでしょう。
301:mespesado :2021/06/05 (Sat) 09:27:12
 本日のはぐらめいさんの「移ろうままに2」のエントリー
一般質問(1)新型コロナ感染症をめぐる問題 [コロナ危機]
https://oshosina2.blog.ss-blog.jp/2021-06-05
はすばらしい。GJです!
 議会の質問の前振りで、コロナワクチンの問題点を指摘しているわけですが、いわゆる陰謀論と疑われるような内容には一切触れないで、誰でも認めるしかない事実だけを引用して適切に危機感を訴えている。
 これを読んだ人の中で、まさにこれからワクチンを打とうとしている身近な人に再考を促したいときに、このはぐらめいさんの発言内容を参考にすれば、聞く耳を持ってくれるのではないでしょうか。そういう点で、ローカルな議会対策としてだけでなく、大変よい仕事をしていただいたのではないでしょうか。
302:mespesado :2021/06/05 (Sat) 10:53:36
ネコでもわかる経済問題
https://sites.google.com/site/nekodemokeizai/koronakiki_top/korona_kanzenkoyou

↑経済に関する正しい認識を得るためのとてもよいサイトですので紹介させていただきました。

308:mespesado :2021/06/06 (Sun) 12:31:29
シェイブテイル@shavetail / 5月24日
> コロナワクチン接種により身内に強い副反応が出た人がいるというのを
> テレビで喧伝するのはどうなんだろう。
> 強い副反応どころか接種を200万回受けると、その後20人がなくなって
> いる。ただし因果関係は不明。しかし100万人がコロナ感染すれば1%
> の1万人が死亡する。副反応ゼロのワクチンなどない。

↑数字だけで判断する、反緊縮クラスタなのにワクチン推進派な、例のすまん寝さんと同類な人のツイート
 ワクチンによる死亡の因果関係が不明なことは気にするのに、コロナでの死亡についても死亡の因果関係が不明である(これは厚労省のサイトでコロナにかかって死亡した人は、無関係な死亡でもコロナでの死亡とカウントしてよいとされている)ことを無視するし、そもそもワクチンによる死亡は一たびワクチンを接種してしまったら逃れられないけれど、コロナに掛かるのは自らの予防策で完全ではないにせよ防ぐ手段があるので単純な確率の比較はそもそも意味が無い。これは、交通事故死の確率より飛行機事故死の確率の方が遥かに低いのに飛行機に乗るのを拒否する人を嘲笑する愚に似ている。飛行機は、一旦不具合で墜落となったら個々の客には助かる術が無いが、交通事故は個々人の注意や機転で完全ではないが死亡を防ぐことができるので単純な確率の比較は意味が無いのと同じ。

309:mespesado :2021/06/06 (Sun) 14:13:23
すまん寝@秩序回復・財務省廃止・反財政再建@sumannne
> 受験時代、「何であの説明で分かるの?」と同級生に聞いて「何で分か
> らないといけないの?」と言われたのは衝撃だったな。
> 分からなくても点が取れりゃ良いという世界があるのだとその時初めて
> 理解した。

> 多分これのせいだと思うんだよな。
> 最近の大学入試問題の作問側が、一時期の「捻りを加えた大問」をやめ
> て基本的なことを問う方向に回帰したのは。

> 案の定基本的な事を聞くと予備校サイドは「難化した」と騒ぐからw

> 数学で言えば、旧帝大を受けに来るような奴らでも、「微分の定義」
> 「積分の定義」に関する基本的なことを聞けば答えられんのよ。

> これ、やってる側からすると「一番簡単な問題だろ」と思っちゃうんで
> すよ。実は一番分かってないのはそういうところ。

↑これ、受験勉強では合格することが目的だから、とにかく点が取れればよい。だから内容を理解しようと思うインセンティブはわかない、という風潮に対する嘆きなのですが、これはワクチンを安全だと思う風潮にも当てはまらないか?
 世間の人は、コロナにかからないことが目的だから、とにかくコロナ感染率が低くなれば良い。だからワクチンの機序を理解しようと思うインセンティブがわかない。ところが上記のツイートをする「すまん寝」さん自身がワクチン推進派なのはどういうわけなのか?
 実は上記のツイートで「〇〇の定義」が一番基礎的なこと、と言っているでしょ?でも、これ、一見するとそのとおりだと思うかもしれないけれど、実は違うと思うんですよね。
 例えばの話ですが、ちょっと前に、天文学で「惑星の定義」が問題になったことがありましたよね。太陽系の外縁部のカイパーベルトの観測で、微小天体が増えすぎたために、実はカイパーベルトの小天体のワンノブゼムに過ぎなかった冥王星を敢えて特別視して惑星と見做す意義に疑問が生じたから、冥王星を惑星の定義からはずすような新しい厳密な再定義が行われたわけですが、この顛末を見ると、人間の思惑とは関係なしに存在している自然物に対する「定義」なんて、分類好きな人間による単なるご都合主義でしかないんですよね。だから、「定義こそが基礎」なんて実はウソで、真の基礎は、「なぜそんな概念を考える必要があるのか。なぜその概念があらゆる研究の基礎になっているのか」に気付くことの方だと思うんですよね。すまん寝さんは数学屋さんだから、数学の世界では、定義と言えば「二つの辺が同じ長さの三角形を二等辺三角形という」というようなタイプの「定義」だけしか扱わないので、それがあらゆる学問における「定義」という概念のすべて、というか本質だと思ってしまう。でも、それは、数学という狭い世界の「井の中の蛙」に過ぎない、ということに気が付かないと、分野の違う医学・生理学の世界におけるコロナ・ワクチンに対する本質を突いた理解は得られないんじゃないかな、と思うこの頃です。

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