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6月定例会 一般質問通告書 [議会]

昨日、6月2日開会の6月定例会一般質問通告書を提出しました。提出者6人中6番目で、6月4日(金)の午前11時ぐらいの登壇になる予定です。ライブ中継もあります。→http://gikai.city.nanyo.yamagata.jp/nanyocity/

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1、コロナ禍について
コロナ禍については「正しく理解し正しく怖れる」ことの大切さを、ワクチン接種については「慎重な対応を」と申し上てきた。コロナ禍の現状に三四半世紀前の日本の戦争下の状況が重なってしょうがない。地区の役員として金属供出の先頭に立った祖父は、当時を一切語らなかった。私が長じて祖父の過去を知るようになって、祖父が語らなかった根底にある悔恨を理解した。
いま、「金属供出」と「ワクチン接種」に共通する「同調圧力」の怖ろしさを思う。あらHPに *「新型コロナワクチンの接種は、国民の皆さまに受けていただくようお勧めしていますが、接種を受けることは強制ではありません。しっかり情報提供を行ったうえで、接種を受ける方の同意がある場合に限り接種が行われます。/予防接種を受ける方には、予防接種による感染症予防の効果と副反応のリスクの双方について理解した上で、自らの意志で接種を受けていただいています。受ける方の同意なく、接種が行われることはありません。/職場や周りの方などに接種を強制したり、接種を受けていない人に差別的な扱いをすることのないようお願いいたします。」とあることを踏まえて質問する。

(1)ワクチン接種について
①何人がワクチン接種を受けたか。
②これまでのワクチン接種者の副反応について、5月24日公表の「山形大学医学部附属病院新型コロナウイルスワクチン接種後副反応調査結果」に準じて、把握しているところを教えて欲しい。
③市民間におけるワクチン接種に対する不安についての現状をどう把握しているか。

(2)コロナ禍への対処について
①感染者(陽性判断)=発症者ではない。感染しても発症しない、発症しても重症化しない、重症化しても死亡しない、そのために重要なのはまず第一に「免疫力」であり、次に「治療薬」である。本来「ワクチン接種」に優先すべき課題であるが、この点についての取組みの現状は。
②現時点で把握する経済的困窮の実態とその対策は。
③コロナ禍を経た「これからの新しい生活様式」をどう考えるか。

2、「内発的地域振興」のために
昭和55年2月、当時の宮内商工会、赤湯商工会、和郷商工会の青年部が中心になり、当時の新山市長はじめ市の広聴企画課の協力も得て、「いかにして”南陽衆”たりうるか?!」をテーマに「明日の南陽への模索”講演と討論の集い”」と題するシンポジウムを開催した。当時「地域主義」提唱者である清成忠男法政大教授への講演依頼に対して、「地域総合研究所のメンバー5人で行ってシンポジウムをやろう」との逆提案に応えたものだった。そのメンバーは大分県湯布院町の地域振興や大分県平松知事による「一村一品運動」に深く関わってめざましい実績をあげていた。その活動の柱となる考えが「内発的地域振興」だった。このたび、「ハイジアパーク南陽」に替わる「四季南陽」の提案を受け、あらためて「内発的地域振興」にどう結びつけてゆくかを考えさせられることになった。

(1)「ゴールドマウンテンプロジェクト」は「内発的地域振興」のあり方について考える材料
①その経過と現状は。
②成果と反省は。このプロジェクトにどれだけの金額が支出されて、そのうち南陽市に入った金額についても含めて。
③今後の展望は。

南陽に根ざす若く頼もしいいエネルギーを感じさせてくれた3年前の「めざせ100万円!南陽若者コンペティション」は「内発的地域振興」にとって好材料と思う。
①若者グループ9団体が参加し、南陽市の将来におおいに期待を抱かせるイベントだったが、その後の進展は。
②主催した市としてのその後のフォローは。


⑶「四季南陽」にどう乗るかについて、そのひとつの視点を考える。

①「四季南陽」に南陽市としてどう主体的に関わってゆくかは極めて重要だ。その観点から、「四季南陽」の施設のコンセプトの第一に、世界に誇る南陽の文化として「里山の自然」があげられていることに着目したい。《令和の世に懸念される自然災害と獣害の増加は、山林の過少利用と山からの撤退、すなわち人間の領域の急激な縮小の結果です。山林の過剰利用による災害・獣害の増加は過去(江戸時代)に経験済みですが、過少利用によるそれは、経験したことがありません。まさに未曾有の事態ですから、一体、今後、どのような展開になるのかは、誰も見通せません。そういう予測不能な時代を生きているという認識を私達は持つ必要があります。》(井上岳一『日本列島回復論』)という、われわれが当面する切実な課題とリンクさせて考えることができるのではないか。

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