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豪雨(4) [日記、雑感]

7/26 19:00〜7/28 18:40の総雨量と7/28 18:40現在の水位の状況のデータです。

降雨量 水位.jpg

白鷹山系東側の小滝の総雨量205mm。参考として記載の白鷹山系西側、織機川に流れ込む白鷹町貝生は238mmでした。指定緊急避難所22ヶ所、一時避難所4ヶ所設置、7/28 19:00現在324名(最高時18:30 353名)。ここまでは7/28のFAX情報だが、最新情報はhttp://www.city.nanyo.yamagata.jp/saigai/3398#saigaiの一番下の「災害情報」からアクセスできる。床上浸水、床下浸水は住家で12棟あったが人的被害はゼロ、土砂被害6ヶ所とあるが、大きな土砂崩れはなかったのもよかった。ともかく南陽市は、25・26災害後の全面改修が功を奏した。ちなみに26年豪雨の降雨量は、1時間あたり最高が赤湯44mm、金山52mm、総雨量が赤湯191mm、金山229mmだった。今年より短時間集中でしかも1割方多かった。今年の現時点被害額は公共土木関係5,800万円、農林関係は推計1.5億円。

【追記 2020.9.18】

山形新聞。南陽市の豪雨についてのまとめ記事。

山新 豪雨まとめ2.9.18.jpg

7月30日に獅子冠事務所で一緒のYさんから「ボランティアに行きたいが、市の方で希望があるかどうか聞いてみて」と言われて問い合わせたところ、まだ県の方も体制ができていないということでYさんの判断に任せることにした。Yさんは建設会社を勤め上げた頑強な67歳、二日間ボランティアをしてきた報告を受けた。

7月31日(金)朝6時ごろ同級生のIさんと共に大石田町に向かう。町ではまだボランティア受け入れ体制が出来てなかったので、区長さんに直接申し出て7:30から12:00まで。午後は雨のため中止。当日のボランティアはまだ数人とのこと。翌8月1日はYさんひとりで大江町へ。大江町は受け入れ体制ができていて9時受付。体温測定の後、申込書の記入、そこで350円支払ってボランティア活動保険加入。ポカリ、軍手、タオル、それに「大江町健康温泉館無料入浴券」を受け取る。総勢80人ぐらい。現地に行って全体説明。スコップ、一輪車、バケツ、土嚢袋などはあらかじめ町で用意。作業は無理のかからぬよう頻繁にに休憩タイム。10:00から15:00まで。昼食は被災者の方から、おにぎり、豚汁、漬物、お茶、飴の差し入れ。終了後本部でポカリをもらって解散。泥が50センチぐらい堆積していてかなりの作業とのことだった。それだけ感謝もされたという。Yさんは東日本大震災当時、福島の郡山市勤務でその時ボランティア体験している。

災害ボランティアが活発にされるようになったのは神戸の震災の頃からだろうか。基本的には旅費も食事も宿泊も全部自前、「役に立ちたい」その一心での奉仕、報告を聞きつつ、日本という風土に育つボランティア精神を思い、あらためて頭が下がる思い。

ボランティア記録.jpg大江町文書.jpg

【追記 2020.12.2】
山形新聞「提言」に千川原公彦氏。千川原氏には講演をお願いしたことがあった。→千川原公彦氏講演会「家庭や地域で備える大規模災害」https://oshosina.blog.ss-blog.jp/2016-10-14
今回の「防災に共助・互助もっと」の指摘は重要。粡町の自主防災会内組織「福祉ネットワーク」、80歳以上の老人家庭訪問が昨日から始まりました。2ヶ月に一回、女性二人(だいたい60代)が500円の茶菓子を持って一人暮らしを主に訪問して世間話してくるというもの。今後どんな展開があるか楽しみ。

千川原公彦2020122山新.jpg

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めい

千川原公彦氏の「防災に共助・互助もっと」(山新「提言」)を追記しました。
by めい (2020-12-02 05:59) 

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