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熊野大社例大祭報告 [熊野大社]

例大祭全景.jpg
今日(26日)午前中の総社祭をもって例大祭全日程終了。26日正午からの獅子冠時事務所慰労会も今年はない。今年の獅子冠事務所の仕事は、御神事への有志参加のほか、お獅子様にお幕、オシダ(髪、ヒゲ)をつけて拝殿向かいの神楽殿にお飾りすることと、おみこくDSC_2561.jpgオミコク(御神饌)の豆ボカシを炊き上げること。例年祭りを賑わす他団体(若連、宮神会、熊野ばやし、子供みこし、獅子児保存会・・・)の出番はない。本来オリンピックで湧き立つはずの4連休のおかげもあって、日中多くの方が参拝に来られた。24日夕から25日朝までかなり雨が降っていたが昼になると晴れたのもありがたかった。25日は小学校の駐車場が満杯状態で駐車場整理もやった。県外ナンバーが結構あった。今熊野大社のサイトを見たら「夏祭り期間(7月23日~7月26日)参拝の方限定御朱印」とある。ネットを見て来る若い人が多いらしい。とくに女性の数人グループが目立ち、華やいだ雰囲気がいい。コロナ禍によって、「観光地」はガタ落ちだが「神詣で」はかえって価値を上げつつあるのではないか。御神事のみの今年のお祭り、祭りの原点に立ち帰ったようにも感じた。(「祭りの本義」https://oshosina.blog.ss-blog.jp/2014-12-19
例大祭 山新2.7.26.jpg今朝の山形新聞に参列者11人とあった(総代7人獅子冠事務所4人)。それに対して祭員の方は献幣使一行3人を入れて15人、その他に巫女舞の2人。おのずと「神様」に相(あい)対していることを思わされるありがたい御神事でした。

宮司挨拶を録音してきました。神道的コロナ対処法についてのいいお話でした。

今年は神輿渡御、お獅子出御がないので「ふうりん回廊」がそのまま、御神事の間、風鈴のやさしい音がずっと響いていたのもいつもとはちがいました。

お獅子お神輿御朱印.jpg

いただいた御朱印にはお獅子様とお神輿が疾風に乗るかのように描かれています。「綾に綾にくすしく尊と 熊野の御獅子の御前に拝み奉る(あーやにあーやにくすしくとうと くまののみししのみまえにおろがみまつる)」の「拝み上げ」とともに。

5人DSC_2572.jpg要ちゃんDSC_2570.jpg

↑ 獅子冠事務所の面々と、事務所最年長の通称要ちゃん(昭和7年生れ 87歳)。

お顔洗い.jpg25日午後5時、御幕を外してオカオアライ。お酒で御獅子を浄め、桐箱に入れて来年まで御神庫に納まっていただきます。桐箱の蓋は、御獅子様が息ができるようにとぴったり閉めずに少し開けておきます。御獅子を浄めたお酒はみんなでいただきます。今年はどうしようかという声もありましたが、例年通り回し飲みました。

今26日午後6時、昼は晴れていたのにまた降り出しています。いつもは祭りが終わると梅雨が明けるのですが。









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