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「過剰自粛」批判(藤井聡) [コロナ危機]

今朝の山形新聞、「過剰自粛」風潮に向けた藤井聡京都大学院教授の正論です。

《(ソーシャル・ディスタンスは)感染防止の観点から「絶対必要」とは必ずしも言えないものだ。これまでに明らかになっているコロナウイルスの特徴を踏まえれば、発話しなければ距離が近くても感染リスクはほぼなく、発話していても、マスクをしていればリスクはほとんどない。》《にもかかわらず、ガイドラインに書かれてしまったのは、感染防止が目的というより、「事なかれ主義」があるからに他ならない。》《これは要するに、未だに「過剰自粛」のマインドが残存しており、これが経済を苦しめ続ける状況にあるわけだ。》《私たちの経済、社会、そして共同体や家族、そして、私たちの健全な精神そのものを成立させるために不可欠な広義の「接触」に対する配慮の一切を欠いた、「暴力的」ともいうソーシャル・ディスタンス確保論に、我々は軽々に従ってはならないのである。すなわちこれは、新型コロナウイルスからの攻撃から身を守りながら、人間が人間であることを続けんがための闘争なのである。》

藤井聡 山新2.6.4.jpg

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