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根底から考える「憲法」論(1) →「言霊政治」! [イハトビラキ]

「mespesadoさん講義(54)憲法9条をめぐって」https://oshosina2.blog.ss-blog.jp/2020-05-08を承けた「mespesadoさん講義(56)」のつもりだったんだけれども、酔っ払い中(笑)》というsuyapさんからすごい発言(186)が飛び出した。

暗喩、隠喩、言霊が政治を仕切るのが良ければ、現体制(な~んちゃってデモクラシー)をすっきり否定して、天皇を頂点にいだく言霊政治にするのも一案かと(爆》

「言霊政治」、その意味するところ深遠、憲法論議の「極」として頭に置いておくべきことかと”感じた”。「言霊政治」で検索しても出てこない。初めての言葉。放知技板に「議論の深化を期待します」とお願いしてきました。(192

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177:mespesado :2020/05/07 (Thu) 20:31:53
>>176
 suyapさん。どうもです。suyapさんも、ままりんさんも、それから私もだけど、「憲法を改正して自衛隊を明記すべきだ」という点では意見の相違は無いように思うのですが、この点はよろしいでしょうか?
 で、保守系メディアというか、いわゆる「ビジネス保守」の人達を中心に、「戦力の不保持」を謳う9条第2項は削除すべきだ、という主張の人が多いように思うんですが、この点についてはどう思いますか?
 それから私が気になっているのは、こういう保守層の人達って、あくまで「軍」という名前に拘っているような気がするんですね。何というか「軍」と名乗って初めて一人前だ、みたいな。つまり、何かこう「マッチョ主義」なんですよね、こういう人たちって。しかも口だけw。私はマッチョ大嫌い人間だから、余計生理的に受け付けないんですが、何か軍隊と名乗らないと国防上困る事でもあるんですかね?例えばよく言われる有事の際の「ポジティブ・リスト」「ネガティブ・リスト」問題とかについて、軍隊にしておかなないと、有事の際「やってはいけないこと」だけ明記する通常の軍隊と同レベルにならないので国防上不利になるとか何とか。これも自衛隊を明記しさえすれば、自衛隊に対する特別法を作って、自衛隊が行動する場合だけネガティブ・リストだということにすればよいし、そもそも軍隊と名乗ったとしたって、もともと日本には軍隊を律する法律なんて無いんだから、同じ新たな立法措置は必要なんだから、国防上の有事の際の活動制限については自衛隊でも軍隊でも法制上違いは無いはずなんですよね。
 私は英語による国際的な印象はともかくとして、日本語では「自衛隊」という名前の方が「軍隊」という名前より格が上のように思っているので、保守層のようなマッチョな意見には反対なんだけど、この点についても皆さんの意見があればよろしくお願いします。


180:suyap :2020/05/07 (Thu) 21:43:52
>>177 mespesadoさん

こちらこそ、ども!です。

 >「戦力の不保持」を謳う9条第2項は削除すべきだ、という主張

私もさっきの投稿を書くとき、「いっそ9条第2項を削除」と書いてちょっと待てよ...と。そうすると整合性を保つために前項も変えないとならないから、自衛隊を法文化するためには、9条は全面書き換え(改訂)になるなと。

 >それから私が気になっているのは、こういう保守層の人達って、
 >あくまで「軍」という名前に拘っているような気がするんですね。
 >何というか「軍」と名乗って初めて一人前だ、みたいな。

あはは、国内向けになんと書こうと、英語にするとForceだから対外的には変わらないですけどね。

せっかく馴染んだ「皆様の自衛隊」だから、私はこのままで良いという考えです。そのほうが、左向きな人たちも多少安心するかも。

それと、自衛隊も米軍も、ちゃんとした「軍人」はそんなマッチョマッチョしてないですよ。マッチョな軍人にあこがれるのは、体だけしか鍛えられないアタマの不自由な方々があこがれてるだけでしょ。

まして今はよりインテリジェンスがモノをいう戦い。各国がAirだけじゃなく、Spaceも含めるようになっている時代です。マッチョが出る幕ないw

181:mespesado :2020/05/08 (Fri) 07:29:58
> 女性の方が勇ましくて、その分、男性が冷静になってるような気がしま
> す。私の身の回りを見回しても。女性が勢いを持つことの危うさも頭に
> 入れておかねばならないと思ったところです。

↑はぐらめいさんとこで、私の憲法談義を紹介していただいた記事の冒頭でのご意見です。
 確かに。
 英国のサッチャーしかり。それから日本では小池さんも国会議員時代はそうでしたよね。そのあと、稲田朋美やら最近で言うと三原じゅん子の「八紘一宇」演説しかり。
 まあ、戦後男性陣がすっかりフヌケになったから、見ちゃおれん、という女性陣の中から「仕方なく」強気の発言をする人たちが出てきた、ということなんだろうけれど。そう言えば(そう言わなくてもw)私の今回の書き込みに「異を唱える」形でレスしていただいた、ままりんさんもsuyapさんも女性ですし。
 まあ、女性が勢いを持ち始めたことを問題視するだけでなく、バランス感覚でいうなら、本来生物学的に「力」についてイニシャチブを取るべき男性が「ふがいなくなった」ことも同様に問題視すべきですね。893さん達に安倍総理の支持率を聞いたら世間より支持率が低かった。理由を聞いたら安倍さんが「頼りない」雰囲気だからだった、という調査結果もあるわけで、そういう点では田中角栄の時代の総理(だけでなく政治家全般)って、戦後なのにもかかわらず、もっと「どっしり」していましたよね。
 原因は何なんですかね、この男女逆転現象といっていいような現代の風潮って。

184:ままりん :2020/05/08 (Fri) 17:48:14
>>181

異を唱えるって、いえいえ。

> force という、本来は「力」を表す単語の、別概念への「流用」ですから

そのような言葉の起源みたいな掘り下げた話ではなくて、抽象名詞は不可算名詞なので、複数形は存在しないのです。「武力」という意味でforcesは、英語では存在しない。「ない」のです。「軍隊」という意味であれば、可算名詞扱いになりますので、forceとforcesという、二つの形があることになります。例外的に不可算名詞でも、先に書きましたように複数形で使われることもありますが、forcesと複数形と書いてあれば、普通はもう「軍隊」なり「有力者」なりとにかく可算名詞の意味で決まりでして、これを不可算名詞の「武力」と訳すことは、文脈的にかなりの自信を持っているとしても、翻訳する身からすると、ちょっとすごい緊張します。もし仕事だったら、かなり調べて「これで間違いない」と何度も何度も確認してから提出すると思います。

ただの文法事項だったらテレビなどなど散見しますからスルーしたと思うのですが、「英語の名詞の数」はとても重要なのに、日本では軽視されていると、いつもモヤモヤしておりまして。

これは、日本人が最も間違いやすい文法事項の一つで、というか、お兄様が、「日頃常々、母語が人の思考行動様式を決定すると考えている」とおっしゃってますが、むしろ日本人なら英語の名詞は必ず間違うのかな?といつも思っていたものですから、つい反応しちゃいました。すみませんでした。

185:猿都瑠 :2020/05/08 (Fri) 20:13:31
ままりんさん、メッさん、suyapさんの憲法議論を見ていると、日本国憲法の原文が英語なのが元凶(この言い方が正しいかは別にして)ですね。

おそらく日本語で書かれたもので、日本人が作成していたならば、憲法学者がしゃしゃり出てきて政治判断にまで口を出したりはしないんじゃないかと。

憲法解釈までが憲法学者の分であって。

アメリカの言いなりじゃないかと吠えながら、かつてアメリカが制定した憲法を護れなんぞの大いなる矛盾を言い続けさせない為にも、やはり日本人の手で改憲を成し遂げ、母国語で書き直す必要があると思います。

西洋文化を上手く取り入れたと言う前に、日本元来の文化や文明といった日本本来の姿を、そして道徳を取り戻して、日本に相応しい憲法を制定する、そう思うわけです。

186:suyap :2020/05/08 (Fri) 23:59:44
>>185 猿都瑠さん   

 >日本国憲法の原文が英語なのが元凶(この言い方が正しいかは別に
 >して)ですね。

う~ん...
日本語よくわからんけど(意味不明)、たとえば万葉集の九番歌のように(聞きかじり、読みかじり)何層もの意味や言霊を仕組むこともできるとかそんなんが法律文になったとしたら、成文化した法律を持つ意味がなくなります。

私から見たら、いわゆる「憲法学者」なるカテゴリー(職業?)があること事態がおかしい。元が英文であろうが、日本文であろうが、異なる解釈を差しはさめない(誰も詭弁を弄せない)明確な法文が必要です。

暗喩、隠喩、言霊が政治を仕切るのが良ければ、現体制(な~んちゃってデモクラシー)をすっきり否定して、天皇を頂点にいだく言霊政治にするのも一案かと(爆
↑↑
酔っ払い中(笑)





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