SSブログ

沖縄浦添市、2億円の経済政策 [議会]

facebook友の沖縄糸満市在住上原聰三さんから、琉球朝日放送の昨日報道「新型コロナに伴う主な『支援と補償』まとめ」を紹介していただきました。https://www.qab.co.jp/news/20200422125293.html

浦添市では2億円の経済政策を発表したとのことです。

*   *   *   *   *

山城アナ:各市町村単位ではすでに支援策を打ち出していて、浦添市では独自で2億円の経済政策を発表しています。松本市長に聞きしました。
(Q.独自政策を打つ目的は?)松本市長「まず一つは浦添の実状に合った支援の仕方を考えるということが1点。もう一つはスピーディーに行うということです。」
(Q.支援策の内容は?)松本市長「まずは、市内事業者向けの総合窓口の設置です。」
(Q.設置はいつぐらい?)松本市長「今週で臨時議会が終わりますので、そこで可決されれば早急に5月の初旬からは進めていきたいと思っています。」
山城アナ:スピード感を持ってやりたいと、話す松本市長。このほかにも、事業者の店舗や事務所の家賃補助、自宅に帰れない医療従事者の宿泊先の確保なども検討していると話していました。

*   *   *   *   *

南陽市は21日の臨時議会で、緊急経済対策事業費26,735千円を決めたところです。財源は財政調整基金からの繰入。今後必要となる対策についても、現在高2億5千万円の財政調整基金と事業中止で使わなくなった予算で対応するとのことでした。


昨日の記事「mespesadoさん講義(44)」に書いた予算委員会での発言、転載しておきます。


*   *   *   *   *

21日の臨時議会で「緊急経済対策」をめぐる補正予算審議。22年ぶりの予算委員会で質問の機会を得た。

①コロナ危機は、コロナ自体がもたらす危機とそれが経済に及ぼす危機との二つの面から考えねばならない。今まで走り続けた経済が今のようにストップかかってしまえば、もうV字回復なんて考えないほうがいい。これまでの価値観がひっくり返って、まったく新しい世界をを現させることになると私は思っている。その経済危機はまだ始まったばかり、まだ先月働いた分の金は入ってくるし蓄えもある。この状態がいつまで続いてどうなるか。最終的なセーフティネットを用意することが、市としてすべき役割として重要になると思う。いよいよ食べるにも事欠くようになった時「市が助けてくれる」、そういうものを用意しておく必要がある。そのことを思えば、市が処分しようとしているハイジアパークは貴重な施設に思えるが、それはそれとして(ハイジアパークの議論の場ではないので)、セーフティネットを用意することについてどう思うか。

②現金給付が話題になりだした頃、鷹山公だったらどうするかと考えた。まず全員に一律配布。そしてその後で、「不要な方はお返しください。お返しいただく分は、差し上げた分以下でも、また足し前していただいてもかまいません。足し前していただいた分は困っている方にあらためて分配するようにいたします。」このことをブログなどに書いたら「いい案だ」と言われた。今10万円の一律給付が決まってその配布方法が昨日報道されていた。それによると、不要な人はその旨表明する欄があるようだが、そうではなく、市として口座を用意して「困っている方のために使わせていただきますので、不要な方はこの口座番号をご記入ください」といった方法は考えられないか。

ちょうどここで昼の休憩。午後になっての市長答弁。①今回緊急経済対策では財政調整基金を切り崩して対応した。現在2億5千万円ほどの残高。それを使わせてもらいながら国の動向を見つつさらに対策を見直してゆく。②受け取らない分についてはいろんな方法が考えられる。やはり基金とすると考えているところもあるようだ。市内経済の活性化を頭に置いて考えてゆく。

藤井聡2.4.22.jpg①については、ちょうど昨日(4/21)の山形新聞「提言」欄、藤井聡京大大学院教授による「地方公債を日銀が買い上げる」案を紹介し、「金のことは心配しなくていい。何が必要かを最優先に考えていってほしい。」②については、白岩市長の若手市長間交流を思いつつ、「市長のネットワークを十分生かして情報収集しながら対応していってほしい」と締めました。

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:ニュース

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。