ロシアとソ連は別物 [ロシア]
6月4日、仙台青葉神社で第三十四回東北神咒(かじり)奉唱大会が行われた(平成元年に始まり今年で35年目だが、平成20年はコロナで休んだので34回目)。直会の席でウクライナ問題が議論になった。ロシアを悪者視する背景には、ロシアをソ連と同一視するところに因があることが浮き彫りになった。先の大戦における日ソ不可侵条約のソ連の侵犯が深く根を下ろしている。満州、樺太の悲劇やシベリア抑留の記憶がある。しかし今のロシアはソ連とは全く別物と考えねばならない。
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《(ロシア正教会の)キリル総主教は、これらの神を否定する国々は、今もロシアを見下ろしており、「私たちに教えようとしている」と述べ、ロシアを自分たちのイメージに作り変えるために「武器を取る準備がほとんどできている」と付け加えた。ロシアは彼らの足跡をたどることは決してなく、そうすることは精神的、道徳的危機を引き起こすことを意味するとキリル氏は述べた。/(ロシア教会、ウクライナの囚人解放を仲介https://www.rt.com/russia/577741-church-hungary-ukraine-prisoners/)/総主教は、西側当局は「神は存在せず、個人の自由だけがある」と主張し、この「神の否定が最も深い精神的・道徳的危機を招いている」と付け加えた。ロシア正教会は誰も裁かない、とキリル氏は述べ、誰もが自由に生きられると付け加えた。そして、"神のいない人生はどこにも行けない道である "と警告した。》ロシアと西側、どちらがまともか。
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