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円安→製造業の日本回帰の一大チャンス [現状把握]

堺のおっさんの卓見。

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407 名前:堺のおっさん 2022/09/06 (Tue) 19:35:00

為替の予測をすると、大概裏切られるものですが…(死屍累々)
着実にドル高・円安に進んでしまった。
かねがね、多極化へ進む流れは欧米VS中露という2極化を経ていくと
主張してきた経過がある。
実は2極化にはもう一つのバージョンがあって、
それは米中の2極化というグローバリズムの変形であったわけです。
そこにロシアが、グローバリズムを機能不全化するために、
まさに「肉を切らせて骨を断つ」意気込みで割って入った。
武漢ウイルスを仕込んだグローバリズムは、
自らも金融以外では機能不全に陥りかけていたのですから、
プーチンの行動はとどめを刺すような効果をもたらしたと言えます。
結果、日本を除く世界的なインフレの進行が起こり、
欧米の中央銀行がインフレ抑制を口実に垂れ流した通貨の回収にふみきった。
この流れではドル高(欧米・豪)円安の流れは収まらない
ただ、一直線に進むのではなく行きつ戻りつドルのじり高が進むと。
実はこの「行きつ戻りつ」は投資家にとっては6~7円幅のジグザグであれば
何度も売り買いで儲ける狩場でもある。
プラザ合意以降の円高基調で起こった流れに近くなるものと思う。

日本はこれに対抗する(円高に戻していく)すべはない。
むしろ、製造業の日本回帰の一大チャンスととらえていくべきだろう。
英国を抜いて第5位の経済国にのし上がったインドも目が離せない。
日印の連携も安倍氏の遺産として再評価すべきものである。
多極化に進む世界は、製造力のない国家には厳しいものになる。

408 名前: 亀さん2022/09/07 (Wed) 04:39:04

>>407

> 日本を除く世界的なインフレの進行

小生は為替レートを毎日チェックしており、先ほどもオンラインで主に欧州の翻訳会社が送金してきたユーロを、ちょうど€141.50のレートで円に替えました。このままユーロで持っていてもいいのですが、そのあたりは、福沢諭吉から渋沢栄一へと新券切替となる再来年を睨みつつ、今後振り込まれる外貨の取り扱いについて多角的に検討していく予定です。

何故なら、1946年に突然行われた新円切替(金融緊急措置令)の場合、世の中に大きな混乱をもたらしたことは周知の事実。その主目的が戦後インフレーション対策だったことを思えば、現在起きている「世界的なインフレ」といったことも絡め、新券切替は単なるお上の気まぐれではないだろうと、小生は疑っているからです。

> 製造業の日本回帰の一大チャンス

全く以て仰せのとおり。トランプのアメリカ・ファーストならぬ、ジャパン・ファーストですね。

亀さん@人生は冥土までの暇潰し

 


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めい

「意外と正しい日銀の円安放置 」(田中宇/会員版)
《金融危機への対策として、中央銀行が流動性資金を供給することが必要だが、QEをやめてQTに転換している米英中銀群は、それができない。金融危機が起きてからQTをやめてQEを再開しても手遅れだ。米英と一緒にQEをやめない日銀は正しい。QEは愚策だが、日米欧中銀はすでに10年以上QEを続けてきた。これから金融危機が起きるまで、長くて1年ぐらいだ。米英と一緒に今QEをやめて米英とともに自滅するより、米英が金融危機で自滅していく時に、日本だけQEを続けて延命できた方が賢い。日銀は、米英の金融システムが崩壊した後、QEをやめていけば良い(QEをうまくやめるのは難しいが、米英と共倒れで金融危機になるよりましだ)。》《日銀がQEとゼロ金利をやめないと、利上げしている米国への資金流出が続き、円安ドル高が止まらない。日本が世界から輸入する物資の価格が上がり続ける。日本もインフレになりかねない。しかし2月末のウクライナ開戦で資源類の国際価格が高騰し始めてからすでに半年が過ぎたが、日本の生活物資の価格は意外と上がっていない。電気ガスの料金は上がっているが、スーパーで売っている肉や野菜やコメの価格は、少し上がったかもしれないといった程度だ。お菓子などは値上がりしたが、それも米欧のひどいインフレに比べれば大したことない。日本はもともと物価が高く設定され、輸入価格の高騰に対するクッションが大きい。日本はインフレになっていない。1年以内に米英がドル崩壊しそうなことを考えると、これから日本の物価が上がっていくとしても、QEを続けることによる物価高のマイナスより、QEを続けることによる金融危機緩和機能のプラスの方が大きい。》《円安は放置されてかまわない。円安の副産物として日本の輸出産業が復活するかもしれない。中国も元安にしているので、その面の効果は大したことないかもしれないが。》


by めい (2022-09-08 19:00) 

めい

頑固なインフレとコロナウイルスの大流行によって、FRBはアメリカ経済を、回避できた景気後退よりもさらに深い景気後退に追い込まれるかもしれないと、ルービニ氏は警告している。

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ドクター・ドゥーム」、米国の歴史的な市場暴落を予言
著名なエコノミスト、ヌリエル・ルービニ氏が、FRBが高騰するインフレを抑制しようとする中、警告を発している。
https://www.rt.com/business/562080-dr-doom-roubini-us-crash/

著名なエコノミストでニューヨーク大学教授のNouriel Roubini氏は先週、eToroのウェビナーで、生産高の縮小、インフレの急増、失業率の急上昇という泥沼に沈む可能性があると警告した。

彼は、インフレを抑制するためには、連邦準備制度が金利を5%に倍増させなければならないかもしれないと主張した。しかし、そのような金利上昇は経済成長を阻害し、失業率の急上昇を引き起こす可能性があるとルービニ氏は強調した。さらに、金利の引き上げは債務危機の引き金になりかねない。

また、米国の規制当局によるインフレ抑制の動きは、経済を悪化させ、株式、債券、住宅、クレジット、未公開株などバブル領域にある資産全体の暴落を引き起こす可能性があると、エコノミストは警告している。しかし、中央銀行がインフレ対策をあきらめたら、物価上昇は制御不能に陥る可能性がある。

頑固なインフレとコロナウイルスの大流行によって、FRBはアメリカ経済を、回避できた景気後退よりもさらに深い景気後退に追い込まれるかもしれないと、ルービニ氏は警告している。

「私はスタグフレーションによる債務危機を心配している。なぜなら、供給ショックという点では70年代の最悪期があり、過剰債務という点では世界金融危機の最悪期があり、この組み合わせは危険だからだ」と彼は言った。

このエコノミストは、インフレ率に対するFRBの利上げについて、「先手を打つ必要がある」と説明した。"先手を打つ必要がある"

ルービニは2008-09年の金融危機を予測して注目を集め、ウォール街から「ドクター・ドゥーム」と呼ばれるようになった。

www.DeepL.com/Translator(無料版)で翻訳しました。
by めい (2022-09-09 06:03) 

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