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新・mespesadoさん講義(174)Malt Whisper氏への「異和」 [mespesado理論]

《グローバリストに悪用される危険性のある施策をすべて封じ込めてしまったら、人類は永遠に進歩できませんw。》たしかにそうです。松田学氏のブロックチェーンについて「デジタル監視社会につながる」との危惧に対して、松田氏は「そんなこと言っていると世の中の動きから遅れて、いつの間にか中国にごっそり持って行かれてしまう。今ならまだ間に合う。ことは緊急を要する」と、何度も強調しておられるのに通じます。

それとは別に、私がMalt Whisper氏に感じた「異和」について思い巡らしているところです。微妙ですが肝心なところのような気がしています。

《マドモアゼル愛さんや、それからはぐらめいさんの最新記事で取り上げられている田中宇さんや副島隆彦さんの話についてはまた別途書かせていただきます。》待ち遠しい。

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310:mespesado :2022/08/06 (Sat) 09:14:10
>>301
 Malt Whisper さんは、もちろん政治のマキャベリズムはわかっていて、確かに「政治のウラ」はよく読んでいるけれど、「政治のウラのウラ」までは十分読み切れていないんじゃないかな、と感じることろがあります。それを感じたのは亀さんがリンクを貼ってくれた記事↓
> 『岸田の蓋』が日本人を封じ込める/
> 安倍元総理亡きあとに「核兵器のない世界」で踊る大根役者
https://maltwhisper.com/kishidahuta/

の中の、以下の下りです↓
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①安倍元総理は、「台湾有事は日本の有事」とウクライナに視線を引き付け
られる世界の眼を東アジア・台湾海峡に向けました。これに対して私は20
21年12月14日の記事(安倍晋三氏の『台湾有事は日本有事』は、日本
・世界のアンカー発言? / Malt Whisper)で、グローバリズムに走った同
氏を非難しつつ、世界に向けての影響力を認める趣旨と、戦争回避を習近平
だけではない勢力に向けたとの印象を記しました。

②安倍元総理は、「核シェアリングの議論」の必要性をいち早く訴えました。
これに対して私は2022年3月16日の記事(『依存』は日本の未来を生
まない/財政難(黒ひげ危機一髪論)からの『核シェアリング』こそ自死 /
Malt Whisper)では、自国で研究開発・生産できない核保有では意味がない
という趣旨で安倍元総理の発言を非難しました。国際金融資本家の支配から
何も脱していないという趣旨で非難したのです。

③安倍元総理は、「防衛費GDP比2%目標」にも言及しました。これに対
して私は2022年4月20日の記事(防衛費2%~武器を「買わされる」
のではなく「作って自己装備できる」主権国家を目指すべき~ / Malt
Whisper)でも、やはり自国生産という意味での防衛政策の観点から非難し
ていますが、最後に戦後レジームからの脱却に戻ってくれと期待をかける言
葉で結びました。
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 この中で、Mait Whisper氏は、いずれも、そこで参照した自らの過去記事の中で、安倍氏やその発言を「非難」した、と書いています。例えば①で引用した過去記事↓
安倍晋三氏の『台湾有事は日本有事』は、日本・世界のアンカー発言?
https://maltwhisper.com/abet/

の当該部分を見てみましょう↓
> しかし、安倍二次内閣以降は、グローバリズム政策への妥協というより
> むしろ積極的であったことは事実です。安倍政権時の二度の消費増税は
> 日本の足腰を砕きました。【中略】そして、現政権の新しい資本主義と
> カムフラージュして成し遂げようとしているデジタル田園都市国家構想
> の入り口となるスーパーシティ法案を通したのも安倍政権です。

> 5.第一次安倍内閣を見捨てたのは?

> しかし、あの第一次安倍内閣で『戦後レジームからの脱却』の意義を理
> 解できなかったのは日本国民であり、私もそのひとりです。彼をグロー
> バリストに変えてしまった責任は私たちにもある、そう考えるべきなの
> かも知れません。

> だからこそ、孤立している高市早苗という政治家をナショナリストとし
> て国民が支えなければならないと思うのです。

 Malt Whisper氏は、グローバリズムを「悪いもの」と見立てて、そのグローバリズムの一例であるスーパーシティー構想を通した安倍政治を非難しているわけですね。ですが、ここで例として挙げられたスーパーシティー法案って、そんなに「悪いもの」なんでしょうか?まず同法について解説したサイト↓
スーパーシティ構想とは?を簡単に解説!
https://supercity.media/what-is-supercity-concept/

と、同法案のメリットとデメリットを解説した記事↓
スーパーシティ法案の課題とデメリット。問題や危険と言われる点を解説
https://supercity.media/supercity-issues-demerits/

を読めばわかるように、例えば今過疎化が進んで不便になっている地域をAI技術などを使って利便性を上げるような施策(自動運転による車の活用で鉄道が廃止された過疎地の運転ができなくなった高齢者を救うのはどう考えたってメリット)であり、反面のデメリットとしては、町中監視カメラだらけになって、かつ国民全員の顔を登録しておけば全国民が今どこにいるのかが国家によって知られてしまい、国家を支配する勢力に筒抜けになり、完全管理社会になるなどのリスクなどがあります。しかし、何でもそうですが、どんな技術も便利になるところがあれば不都合を発生させる要素もあり、さらには悪意のある連中がここぞとばかりに他人を支配するために悪用するのはどんな技術も同じです。だから、スーパーシティーの悪い面だけ見て、ほら見ろ、グローバリズムは悪だ、その政策を推進する「点で」安倍はケシカラン、というのは、ここで鍵括弧を付けた分だけアベガー連中よりもマシ(つまり、アベガー連中は、安倍さんの個別の政策に対する賛否を表明するのではなく、安倍さん個人を非難するのが目的で、個々の政策はそのための口実に使うだけ。Malt Whisper 氏は違う)ですが、そもそもグローバリズムの一環と言われる個別施策について、それらの「メリット」を軽視するのもどうかと思うのです。極端な話をすれば、グローバリストに悪用される危険性のある施策をすべて封じ込めてしまったら、人類は永遠に進歩できませんw。
 そして、最後の高市上げですが、高市さんの積極財政には、実は技術の進んだ現在ではほとんど無意味になっている「努力主義」が前提条件になっている点や、あれだけの実害が知る人の中では明確になっているワ〇チ〇を打ってしまって副反応で苦しんだことでもわかるように、闇勢力により隠されたファクトを見抜くための詰めが甘い点にも気付いていない、もしくは軽視している点が私はどうにも気になります。
 私は亀さんに Malt Whisper氏のサイトを教えてもらったときに「お~!これだけすべてのジャンルにわたって本質を分かっている論者は初めて見た」と大いに感激したのですが、同サイトを読み進めるうちに、ちょっと気になる点が増えてきて、それは何なんだろう、と考えていたところ、確かに他の有名論者(例えば副島氏やリチャコシ氏や長尾氏など)と比べて政治のマキャベリズムを解するので、政治家の言動のウラが読めている点で完全に彼等より「吹き抜けている」のですが、しかし「ウラが読み足りない」というか、ウラのウラまで読むのが少し物足りないかな、という気がしているのです。そして、なぜウラのウラまで読む詰めが甘くなってしまうのかについては、やはり「善悪」に拘っているからじゃないのか、という気がするんです。つまり、氏の場合は「グローバリズムは悪だ」という思想が原因であり、この善悪判断によって論評にバイアスがかかっているような気がするのです。もちろん、副島氏やリチャコシ氏みたいなDSは悪だ、みたいな強烈な善悪判断ではなく、マイルドな善悪だけれども、やはり「善悪」判断をすると、どうしても感情が動きますから、目が曇ってしまう。我々はこれを他山の石としなてればならないな、と改めて思い直しました。
 Malt Whisper 氏についての論評が長くなったのでここで切ります。マドモアゼル愛さんや、それからはぐらめいさんの最新記事で取り上げられている田中宇さんや副島隆彦さんの話についてはまた別途書かせていただきます。

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