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「的外れの参政党批判」をめぐって⑺ 「気づき」ながら進む参政党 [緊急事態条項]

●konaさんへの返答
・「自由を守るための」緊急事態条項は、konaさんからの提案と思っていました。なるほどと思い、具体的に例示していただきたいと思っていました。
・私が「緊急事態条項」に現在「断固反対」するのは、政府のコロナ禍対応、ロシア対応を目の前に見せつけられたからです。まともでない政府によって「緊急事態」判断が下されるのはとんでもないことです。
・参政党の重要な柱は「國體」観です。そこを理解できない人は、とりあえず参政党には無縁な方です。ただし”敵”ではありません。参政党が目指すのは”八紘為宇(ゐう)”ですから。
・「文明史的大転換」について、「経済至上主義から人間関係第一主義へ」と言ったことがありました。→https://oshosina2.blog.ss-blog.jp/2020-04-04-2
・副島板への転載は、konaさんとのやりとりのきっかけが副島板だったので、報告の思いもありました。それにこのところずっと投稿が途絶えているので、応援したいという気持ちも強かったです。30年来のお付き合いですから。副島氏に罵倒(叱責)されたのはいい経験でした。→「廊下ひばり」https://oshosina.blog.ss-blog.jp/2006-06-11)副島氏感覚との違いが明確になった議論もありました。→「「損得の視点」を超えるもの」https://oshosina.blog.ss-blog.jp/2006-06-03  そうしたことも含めて、人後に落ちない副島ファンのつもりです。
・mespesadoさんからの返答、《いずれにせよ、憲法学だろうが、経済学だろうが、通説的な理解は今の世界を理解するには全く役に立たなくなってきていると認識しているので、大変不遜ながら、私は私自身で学説を一から作り直している、といった心境で意見を書かせてもらっています。》に快哉です。「博学」とかではないのです。ある意味、知識は邪魔でしかない。標準的な定義から説明》とか一般的な辞書的な意味》とか、そういうのでつくられたヒエラルキー、そんなのを優先してしまう教育が、日本の教育をダメにしている、参政党もそのことに気づいています。自分の頭で、自分の感覚で納得することがいちばんなのです。私が文章を書くのはそのためです。人に読んでもらうのはあくまで二義的です。だからついつい他人(konaさん)から見れば「ダラダラ」に見えるのかもしれません。書いている私にとっては”納得”の必然性をたどっているのです。私にとって、書くことは”発見”です。元来飲み込みが悪いこともあって、本気で読みたい(読まねばならない)文章はここにひとまず転載して読むようにしています。読むことも”発見”です。mespesadoさんの文章に出会ったのは4年前でしたが、はじめて読んだ時からずっとそうしてきました。いつも”発見”があります。konaさんにも多くの”発見”があることをご期待申し上げます。
参政党は、みんなで”発見”しながら進んでゆく政党、「ほんとうのことならなんでもあり」にはそうした期待を込めています。ご理解ください。言い換えれば「「気づき」ながら進む参政党」です。
*   *   *   *   *
●konaさんからのコメント
(1)緊急事態条項について

めいさんは「「自由を守るための」緊急事態条項は大切」と述べていますが、
私はどんな理由であれ緊急事態条項を創設してはならないと強く反対します。

「人権を守るためにキチっと憲法に明文化した緊急事態条項が必要なんだ」
というロジックは国際的にも流布され、一部の憲法学者も肯定しています。
しかしその「キチっと明文化した憲法を持つ」西欧諸国(人権先進国たち)
はそろいもそろって今回のコロナ騒動でロックダウンによる強烈な人権制限
に邁進しました。これが現実なんです(めいさん、この点は是非わかってく
ださい!)

「明文化したら人権が守られる」なんて大嘘なんですよ。解釈のしようでい
くらでも人権は制限し放題です。明文化していない日本は、この程度の曖昧
な「マンボウ」「緊急事態宣言」で済んで救われています。結果とすれば頑
迷固陋なサヨクな人たちが一番すぐれた判断(ダメなものはダメ!)をして
います。めぐりめぐって今一番の「保守」はサヨクです(本当に頼りにして
ます、甘い口車に乗せられることもないでしょう)。

私は人生で初めて日本共産党に今回の選挙は投票することになりそうです。
mesperadoさんもご一緒に共産党に投票しませんか?(笑)

(2)文明史的大転換について

(引用はじめ)
「自我」と「オカネ」が「所有」観念を媒介に結びついて「オレが」「オレ
が」が跋扈する。そんなのにもうみんな嫌気がさしている。
(引用おわり)

私は「オカネ・所有権」と自分が結びついて「オレガオレガ」となっている
人は見たことがありません。それ、たとえば、誰のことですか?
私の周りの人たちは皆「給料を上げたい」「マイホームが欲しい」「将来の
ために貯金しなきゃ」と自分や家族のために働いており、オカネや所有観念
を変えるという発想はありません。(めいさんの周りにはいらっしゃるのか
もしれませんが)普遍的に出現している現象とは思えません。

めいこ氏はわかっていない、と言われれば「そりゃあ、そうだろうね」(私
もわかりません)というのが結論になります。今回の件については、私から
見ると、めいさんのほうが「才走って」いるように見えます。

(3)重掲からの削除について
めいさんは「心外」とのことですが、私は妥当な判断と思います。
以下の2点が理由です(あくまで私の感想です)。
①議論が不明確ですし、正直ダラダラとしています。複数のやりとりをその
まま全て転載するのではなく、要点をまとめて投稿すべきと私は思います。
②参政党の支持の理由が軽薄です。「ほんとうのことならなんでもあり」で
は理由になりません。これでは単なるシンパが荒らしに来たと同レベルです。

重掲に投稿するのであれば、①めいさんが参政党の意義を端的に述べ多くの
会員に説得できる必要があると思います。②めいこ氏の批判について何がど
のように的外れなのかをご自身の言葉で述べられる必要があると思います。

納得できないようであれば、直接管理者に問い合わせをしてみるといいので
はないでしょうか。これはこれで論考する契機になりますので、またその顛
末はぜひご自身のブログで記事化していただくことを期待します。

(4)mesperadoさんの主権者概念論
憲法における「国民主権」は①構成の最終決定権を国民が有するという「権
力的契機」と②国家が権力を行使する究極の権威が国民にあるという「正当
性の契機」という2つの側面があり、これにより独裁制や権力の暴走を防ぐ
というのが通説的な見解です。
国民が支配者として権力を持つ民主主義は独裁政治に他ならないという
mesperadoさんの提言は雑駁にすぎます。「今の主権者が他者に奪われない
ための仕組み」という考えは現代の憲法学ではすでに一般的な原則ではあり
ませんし、「力を持つ者による暴走を防ぐ仕組み」という場合に「力を持つ
者」を国民と捉えているのもピントが外れています。

mesperadoさんは博学な方で、私は全く及ばないと思いますが、僭越ながら
1つ提言させていただきます。議論を積み上げるには「思いつき・思い込み
の定義」から論じるのではなく、標準的な定義から説明を開始されるほうが
建設的ではないかと思います。

啓蒙にしても一般的な辞書的な意味とmesperadoさんの定義は異なります。
啓蒙は「正しい知識を教え導く」という意味ですから、肯定的な評価(価値
判断)を含意するのが通常です。定義が異なれば全て推論も異なります。

私はmesperadoさんの議論を深追いするつもりは全くありません。mesperado
さんとのやりとりは(私は)これで終了します。放知技板というのが掲示板
であることはここ数日で初めて知りました。(個人的には好みませんが)他
の掲示板などに転載されるのは自由です。読者の皆様が私とmesperadoさん
の意見をもとに建設的に思考を深めていただければ幸いと思います。

by kona (2022-06-27 12:17)
------------------------------
990 名前:mespesado 2022/06/27 (Mon) 09:34:53
 ブログ「泣いて生まれてきたけれど」のコロナ・プランデミック問題、特にワ○チ○被害を追求するシリーズ:
# 報告はヒョウ山【←漢字にするとNGワードで投稿できない!】の一角!
# コロナワクチン接種後の副反応、死亡のツイートが多すぎて戦慄!
における、参政党批判記事の全内容を要約してみました↓
vol.300 (2022/6/15)
https://ameblo.jp/sunamerio/entry-12748387191.html
 統一教会系「サンクチュアリ協会」の広告塔我那覇真子が参政党の応援に
 神谷宗幣が「日本を明るくするためにパソナの施設を見学」と言及
 アーミテージと意見交換

vol.301 (2022/6/17)
https://ameblo.jp/sunamerio/entry-12748608997.html
 憲法改正と、例示として「授権法」を主張 
 障碍者に優しい「ムーンショット計画」を誤解しないで、と理解を示す
 「具体的な政策は提示せず、選挙後に提示する」と主張

vol.302 (2022/6/20)
https://ameblo.jp/sunamerio/entry-12749259789.html
 (れいわ新選組の山本太郎が専守防衛徹底のため9条改正が必要と主張) 
 神谷氏が憲法に緊急事態条項を作り私権制限を明文化すべきと発言
 
vol.303 (2022/6/21)
https://ameblo.jp/sunamerio/entry-12749439311.html
 (共産党が自衛隊明記も緊急事態条項も危険で全条文を変えないと主張)

vol.306 (2022/6/24)
https://ameblo.jp/sunamerio/entry-12749999667.html
 (「ごぼうの党」が登場し、自民党政調会のドン田村氏がアドバイザーに)
 (「自由共和党」が登場したが、限定的改憲反対で、元維新)
 参政党も自由共和党もWikipediaにページが無い
 (「N党」は改憲派で、どこと組むかと聞かれ自民と回答)

vol.307 (2022/6/26)
https://ameblo.jp/sunamerio/entry-12750157709.html
 「参政党」と「くにもり」の討論会で提言内容によっては強制退会と言及
 中国では「野党」のことを「参政党」とよぶ。これを参政党HPでも言及

 ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~
 以上です。一言で言えば、「参政党は自民党やカルトやDSとつるんでいる」ということのようです。中には中国の参政党の話とか、いいがかりに近いものもありますが、要するに、単に「参政党はDSに悪用される」という懸念だけでなく、DSサイドと“つるんでいる”というのですから、「参政党はDS側の組織である」という立場に立っていることを意味します。
 ただ、私が疑問に思うのは、彼らがDS側で我々を騙そうとしているなら、これだけ堂々とDS側とつるんでいることをアピールするはずがない。私がこれらの記事を見て感じるのは、以前私も述べたことですが、グローバリズムそのものは「世界のどこで開発されたものにも自由にアクセスできることから技術進歩の恩恵を世界中で享受できる」というメリットもあるわけで、グローバリズムの内容そのものが悪いわけではなく、グローバリズムを推進したいという強い動機を持つのが、それを推進することが自らの利益に直結する「世界支配を目論む寡頭勢力(グローバリスト)」であることが問題なわけです。上記の記事を見る限り、参政党はこのグローバリズムの「善い点」に注目してそれらの組織とコラボしたいと考えているように見えます。ということは、「参政党は身も心も本当はグローバリストの一員である」という可能性と「性善説に立ってしまっているのでグローバリストにいいように利用される危険がある」かのどちらかが懸念される、ということになり、どちらにしても懸念があることは確かだと思うし、しかし一方で、グローバリストを嫌う余り、グローバリズムを全否定してしまう(三橋さんなんかはこの立場に近いですね)のは、技術進歩の成果を享受できなくなってしまうことにもなりますから、難しいところですね。ただ、「泣いて生まれてきたけれど」の中の人は、とにかく今はDSが改憲を悪用してNWO支配を断行しようとしているので、とにかくそれを阻止することが最優先の課題だと認識しているのでしょうから、それは確かにそのとおりだと思います。

991 名前:mespesado 2022/06/27 (Mon) 13:35:38
 はぐらめいさんのブログの以下の記事( >>988 で紹介したのとは別の記事)↓
https://oshosina2.blog.ss-blog.jp/2022-06-27
のコメント欄で、件のkonaさんと再び議論をしていますので、私が返事をした段階で、それを以下に転記させていただきます↓
--------------------------------------------------------------------
●konaさんからのコメント(上掲)
 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓

>konaさんへ

 ここでは私宛の意見についてのみ回答します。
 konaさんのおっしゃる「権力の暴走」というのは、その中身がやや古い概
念のような気がします。それは国民が選挙で選んだ政府(や政府を構成する
人間の私利私欲による)の暴走を指しているような気がしますが、今一番問
題となっているのは、各国の国民が民主的に選んだはずの政府それ自身では
なく、この政府をを背後から脅して支配しようとする国際的な寡頭勢力(DS)
のパペットになってしまった政府の暴走です。これを防ぐには「権力的契機」
とか「正当性の契機」のようなものでは生ぬるくて不十分だと思います。そ
もそも今までの憲法学の通説が、DSのような存在のことを前提にしていない
と思うのです。
 次に「国民が支配者として権力を持つ民主主義は独裁政治に他ならない」
という件ですけれども、高度成長やバブルが終わるまでは、DSによる独裁は
実は行われてきたのだけれど(東西冷戦下の途上国同士の代理戦争なんかま
さにそうですね)、先進国の一般国民には大きな被害が及んでいなかったか
ら気付かなかっただけで、実はこのような「寡頭勢力による独裁」は民主国
家では水面下でずっと行われてきたと思うのです。今、DSも焦っているの
かITの進歩によって存在が白日に晒されたせいなのか、コロナプランデミ
ックのように、一般国民に直接危害を及ぼすように、彼らによる独裁の存在
が「顕在化」してきただけだと思うのです。いずれにせよ、憲法学だろうが、
経済学だろうが、通説的な理解は今の世界を理解するには全く役に立たなく
なってきていると認識しているので、大変不遜ながら、私は私自身で学説を
一から作り直している、といった心境で意見を書かせてもらっています。

by mespesado (2022-06-27 13:19)
——————————————————————————————————

992 名前:飲尿獣医 2022/06/27 (Mon) 13:37:22
>990
mespesado さんは参政党批判記事を挙げてみえますが
その中の一つ

>神谷氏が憲法に緊急事態条項を作り私権制限を明文化すべきと発言

↑これは神谷氏の現在の主張と反する重要な事ですので訂正願います。
神谷さん自身の発言をお聴きください。(前のと重複となりますが、前半部で主張してます)
↓↓↓

https://youtu.be/aumJ-F0qf_8

今回のコロナ禍を経験し
「緊急事態条項なんか入れてはいけない」
と神谷さんは言ってます。

993 名前:mespesado 2022/06/27 (Mon) 14:48:41
>>992
 >>991 のまとめは「参政党批判側の主張」として、彼らの主張を事実確認もせずにそのまま書き出したものです。
 飲尿獣医さんご指摘のように、これは「現在の主張ではない」ということのようですね。了解しました。そうですよね。まさかDSが多数の国民を殺しに来るなんて、コロナ以前はそこまでするわけないと皆が思っていましたからね。だからコロナ前後で考え方を変えるのはある意味当たり前で、誠実な態度だと思います。
 さて、「泣いて生まれてきたけれど」の中の人は、「授権法」の件と同じで、そもそも参政党自身の主張の根幹と矛盾するわけですから、もし参政党に対する「悪意」が何も無ければ、このような情報を見つけたとき「おかしいな」と思って、参政党批判の根拠としては挙げないはずなのに、それをせず、そのまま紹介しているということは、参政党の存在それ自体が気に入らない、と「泣いて生まれてきたけれど」の中の人は考えている、ということでしょう。これに対してそれを孫引きした私の場合は、悪意も何も、「あれ、おかしいな」とさえ気が付かず、単に何も考えないで孫引きしてしまっただけの話なのでもっとタチが悪いかもしれません(苦笑)。
 さて、それはともかくとして、開き直るようですが、このような話は、批判内容だけでなく、批判者によっては、参政党をどうしても批判したいという感情の方が事実確認したいという感情を上回っているという事実がわかる、という面白さもあるわけです。
 というわけで、いずれ(といっても参院選前に)参政党を巡る議論を纏めるとき、批判者側の主張を挙げる際、それが事実と反する場合は、削除するのではなく、事実と反するという但し書きを付けたうえで、あえて挙げていきたいと思います。

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