SSブログ

★民主や人権の模範でなくなる米国の失墜(田中宇) [田中宇]

田中宇の国際ニュース解説、一昨日(21日)の無料版に引き続き昨日会員版「★民主や人権の模範でなくなる米国の失墜」が届いた。以下、会員版に付き大筋のみ。https://tanakanews.com/

*   *   *   *   *

《世界に対する米国の人権民主を使った政治圧力は、劇的に力を失っている》

メルケルらは米国に「覇権が自滅するので国内反テロやネット大企業の独裁にしないでくれ」と言っている。これは非難でなく懇願だ。どっちにしても、米国の独裁化は止められない。欧州は困惑するが、実利重視の日本や韓国は、対米従属をあきらめて中国の傘下に静かに移る傾向を強めている。・・・これからの4年間で、EUも米国を見放していく。そうせざるを得ない。》

米政界は不透明で謀略だらけになる。ディストピア方向の各種の悪い話が真偽不明なまま流布し続け、不安定化をさらに進めていく。・・・米国では、共和党員だと減点され、トランプ支持の発言をするとさらに減点される。これは明らかに人権侵害・言論弾圧の制度だ。米国は、中国の独裁体制を批判できなくなる。・・・バイデンが本当にこの制度を始める気なのかどうかわからない。甘い国民管理でやってきた米国は、短期間で中共的な厳しい管理体制を作れない。民主党左派が「マスコミの報道を監視する委員会を作るべきだ」とか「トランプ派やコロナの規制に従わない者たちを入れる強制収容所が必要だ」といった政策案を出しているとされるが、これらの共産主義・全体主義っぽいディストピア政策も、本気で検討されているのかどうか不明だ。意図的に流布された幻影っぽく、怪しい感じ
がする。だが、本気か幻影かにかかわらず、この手の話が流布するだけで、米国が人権民主を無視した独裁制を強めている印象が醸成され、世界の非米反米諸国が米国の言うことを聞かなくなり、メルケルら欧州首脳が困惑し、菅義偉ら日韓政府が静かに中国にすり寄り、米国の覇権衰退が加速していく

 *   *   *   *   *

関連で、今朝の日経と山形新聞から。
日経2020.1.23.jpg日経はトランプ大統領のアカウント凍結について。フェイスブックのニック・グレッグ副社長、「私たちの決断は必要なもので正しかったと信じているが、重要性を鑑みると独立した立場から改めて判断することが重要と考えた」。本性をさらけ出した後の弁明で白々しい。おかげで、メガテックへの幻想から目を覚ますことができました。田中宇氏、《人権や民主に関してトルコを批判している。バイデンの就任に際し、エルドアンが祝辞を述べるために電話をかけてきたが、バイデンは電話に出るのを拒否した。これに対してエルドアンは「米国ではネット大企業群(フェイスブックやツイッターやアップルグーグルアマゾンなど)が言論弾圧をやって強権を発動している。われわれは米国のネット企業による独裁や支配を許さない。強く非難する」と言い返した。/ネット大企業群は、バイデン政権を支持強化する方向で、トランプ派など共和党支持者を言論弾圧している。バイデンの民主党政権は、トランプ派に対して「政権転覆を画策した国家反逆罪的なテロリスト組織」の濡れ衣をかけて弾圧し、人権と民主を侵害している。バイデンになった米国はトルコを人権民主侵害だと非難するが、バイデンの米国自身が人権民主侵害をおおっぴらにやりだしている。米国には、トルコを非難する資格などない。エルドアンは、米国に対してそんな風に言い返している。まったく正当だ。》

2021.1.23山新.jpg山形新聞はバイデン政権に対する日本政府の姿勢について。《「トランプ政治」からの決別を掲げるバイデン氏の政治路線については、称賛したと受け取れる言動を避けている。・・・「今後起き得るさまざまな事態を想定し、バイデン氏の取り組みを情緒的に持ち上げる表現は盛り込まなかった。」》とし、《内外の難題に立ち向かうバイデン氏と、同氏の出方を注視する首相。両首脳は新時代の日米関係をどう規定し、進展させるのか。輪郭はまだ浮かび上がっていない。》と締める。田中宇氏、実利重視の日本や韓国は、対米従属をあきらめて中国の傘下に静かに移る傾向を強めている。》

------------------------------------

◎納得傑作!トランプは破産のスペシャリスト」
トラの本業はファンを魅了するレスラー男優ではなく、債権者泣かせの破産屋である、金目の物を鼠小僧ルパ吉して、金庫を請求書で満杯にしてバデに引き継いだ筈である。
http://www.asyura2.com/21/cult30/msg/354.html
投稿者 ポスト米英時代 日時 2021 年 1 月 22 日 09:45:20:  
私の友人に石川(新一郎)みたいのとCNNみたいのがいて、どっちも駄目だねというところからスタートして、不正選挙があったものだから、ついつい判官贔屓で飲んでも吹いてもトランプトランプーになってしまっていたが、どうにも異常な中国叩きに違和感があり、石川になれずにいたが、本当か嘘か知らないが、カナダとメキシコにいる方々はよく見たら債権者様じゃないですかー、踏み倒して夜逃げしそうな奴を隣の家から見張るのは借金取りのイロハじゃね、あんたが社長だと踏み倒しそうだから気の弱そうな経理部長を社長にさせたいのも人情じゃねという気がしてきたが、そんな取り立てのプレッシャーにノイローゼになるような初(うぶ)なトランプではなく、四年前に着任して帳簿を見て、駄目だこりゃ、タイミング見て計画倒産一択だわと思った筈で、そんな時にわざわざ不正選挙までして踏み倒しの矢面に立って殴られ屋をやりたいと飛んで火に入る冬の馬鹿が挑戦してきてくれた訳で、最初は不正選挙に腹も立ったと思うが三ヶ月もやっているうちにピコーンと閃いて、悲劇の大統領としてトンズラするのもありかもー、馬鹿がサンドバッグに手を挙げてくれて計画倒産と新会社発足やり易くなったかもーとトランプが思っていても不思議でない位の破産のスペシャリストなのは確かである。  

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:ニュース

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。