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やすえちゃん、祝 国民民主党政調会長就任 国政報告・励ます会(1) [舟山やすえ]

舟山やすえ国政報告・励ます会.jpg吉村知事挨拶.jpg22日、舟山やすえ南陽後援会主催の「祝 国民民主党政調会長就任 舟山やすえ国政報告・励ます会」がシェルター南陽の小ホールで開催。コロナ騒ぎが収まらない中での開催で参加者数も絞った会合だったが、この日2月の山形知事選に向けた事務所開きの吉村知事が挨拶にかけつけ、吉村美栄子南陽後援会長の佐藤廣志NDソフト会長も応援挨拶に立つなど多彩で中身の濃い2時間近くだった。

何と言ってもやすえちゃんの速射砲のような国政報告がすごい。とりあえずテープを聴いて反芻してみることにします。舞台袖での録音で音質が悪く聞き取りにくいところは「・・・」でごまかしました。流れから大意は汲み取れるかと思います。壇上の菊は、大津幹雄後援会副会長が、この日がベストになるようにと工夫を重ね、丹精込めて育てあげた見事な作品です。

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祝政調会長就任.jpg◎地方回帰

《コロナという未曾有の危機の中で、逆に言えば、東京一極集中の弊害、三密を避けようと言われましたが、三密の典型は東京ですよね、人口が多い、面積は狭い、そして経済活動が集中している・・・最近では連日500人以上の感染者が出ているということで、三密の危険性が明らかになりましたし、そしてまたグローバル化・・・なんでも価格競争の中で、海外へ海外へと、安い生産拠点を見つけては、・・・みなさん今しておられるマスクですけれども、もともとこんな身近な衛生用品は全国至る所でつくられていた。しかし、価格競争に負けて全部海外に拠点が移されていた。中国、ベトナム、中国もだんだん人件費高くなってきましたから、インドネシア・・・グローバル化の弊害が露呈した、それが今回のコロナ禍の・・・コロナを契機にあらためて。コローバル化、東京への一極集中をどう直していくのか。いま「地方回帰」という言葉も盛んに叫ばれるようになってきました。あらためて、地方こそがまだまだ生活にゆとりがあって、リスクが少ない、そんな生き方ができるんじゃあないかということが見直されています。そういうことで、これからの生き方、新しい政治のあり方、経済のあり方・・・今までは無所属で活動しておりましたけれども、今回国民民主党・・・の道を選ばせていただきました。》

◎豪雨被害

《山形県におきましては、豪雨災害ということが発生いたしました。・・熊本とか、福岡とかも相当大きな被害でしたけれども、最後の最後に大きな被害がありました。幸か不幸か、九州では人的被害もありましたけれども、幸い山形では人的被害はなかった・・・私はですね、農地があることが被害を軽減することに役立ったんじゃあないかと思うんですね。今回菅総理大臣が所信表明演説の中で・・・2050年までに温室効果ガスの排出をゼロにする・・・一昨日の参院本会議でも決議文が採択されましたけれども、気候非常事態宣言というのが衆議院でも採択、国会全員一致で採択・・・やっぱり温暖化対応しなければならない。中には温暖化なんてフェイクだ、トランプさんがそうでしたけれども、そんな意見がありますけれども、・・・やっぱり温暖化しているんだ、これに対してなんとかしなければならないということを国会で確認したことの意義は大きいと私は思っています。これを所信表明でしっかり打ち出したといことは、・・・評価できるんじゃあないかと思っています。もう一点、農業ですね。どんどん高齢化とか、生産基盤の減少ということで、衰退傾向を辿っていますけれども、そういう中でやっぱり、農地の持つ遊水池、水を蓄えておく やはり農業の・・・食糧生産ですけれども、農地があることで水を蓄えておく、氾濫しても半分は抑えてくれる、そういった役割・・・逆に言えば、これからの農業振興を考える上で、単に生産性を向上するとか、生産のコストを下げてゆくというだけでなく、やっぱりこういった農業の持つメリット、・・・山形市藤沢川.jpg農業があって、まさに今言ったように洪水防止機能があったりと、・・・治水を考える、山もあるし。ようやく国の方も、昔はダムで水を防ぐ、堤防で水を来ないようにする、力を力で抑えるというという・・がありましたのが、流域全体で治山治水を考えようという・・まずは山で水を蓄え、それには森林を守っていくということ、・・・川を下っていく。特に気になっているんですけれども、議会の皆さんの陳情の8割から9割が道路整備なんですよ。私は道路整備は否定しませんけれども、やはり今、こういう災害が多発する中で、道路も大事だけれども、河川をもう一回管理し直すということが必要なんじゃあないかと思っています。振り返ってみればこの南陽でも、苦い思い出なんですけれども平成25年に水害がありまして、・・・与党系以外の議員には不利になりましたけれども、・・・翌年にも私の選挙の最中に水害が起こりまして、この時にも衆議院選挙(12月)がありまして、そのせいにするわけにはいかないですけれども、少なからず影響があったかなと思うんですけれども、やっぱり河川が・・・度重なる洪水や増水の中で、・・・もともとの川の深さが、どんどん土砂が堆積してすぐに溢れるようになってしまった、ここをなんとかしなくちゃあならない。今日差し上げた資料の中に、一つの例としてを出しておきました。この藤沢川というのは、・・・小川のようなちっちゃな川でして、そこに今回大雨が降って、一気に水が溢れて、・・・もともとは相当大きな川で一級河川だったというんで、すぐ県に話をして、浚渫したんですね、なんとこんなに立派な川になったんですよ。こんなに立派な川が何年も何年も放置して、小川みたいになっていた。こういったことをちゃんとすることで、もっと災害を軽減することができると思います。それでも、溢れてしまった場合には・・・遊水池とか調整池というものを ・・・そこで水を蓄えて ・・・その代わり農地を犠牲にして人命を守る・・・私は・・・農地を守る・・・農地を農地として維持することに対する支援をもっと考えなくちゃあならないんじゃないか。そういう提案をあさって(24日)農林水産委員会がありますので、そこで提議してみたいと思っているところであります。》 (つづく) 

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