SSブログ

新・mespesadoさん講義(3)「おしん根性」こそ「緊縮財政」の総本山 [mespesado理論]

mespesadoさんが登場すると放知技板は活気づきます。→http://grnba.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=17267547

「緊縮財政」の総本山は、日本人の「おしん根性」! この指摘、よくわかります。何事も「切り詰める」ことが善、このことが深く深く行き渡っている日本人。10万円もらってもその金をどう使ったらいいか思いつけなくて結局貯金にまわしてしまう。南陽市をみても、一昨年のふるさと納税3.1億円が昨年度は7.9億円に。思いのほかの4.8億円をどうしたか。経費を引いた4億円は、それがいちばん安心とばかりに地域振興基金積立に。民から官まで金の使い方がわからなくなってしまっている日本人、その結果としてのこの20年間の成長率、世界最低クラス。「足るを知る」が善の日本人。→https://oshosina2.blog.ss-blog.jp/upload/detail/E68890E995B7E78E87E6AF94E8BC83E382AFE38299E383A9E38395.jpg.html

宮内の商店街で「Go To 商店街」にチャレンジしようとしています。上限で1540万円(税込)使えます。さてどう使うか、そのことで頭を悩ましています。正念場と思っています。

*   *   *   *   *

111 名前:mespesado 2020/11/12 (Thu) 07:29:19
>>102

> ところで、最近のmespesadoさんのやり方、個人HPに記事を載せる形に
> したことで、図表を載せられるようになり実に理解しやすいし、赤文字
> や強調文字も使えるので、強調ポイントが掴みやすくなっています。だ
> から、亀の頭でもスラスラ読めます! 今後も、今のスタイルを継続し
> ていただけたらと思います。

 はい。そのようにしていくつもりですので、よろしくお願いします。
 で、本格的な内容は自分のサイトで書いて、ここ法知技では「放言」に徹しようと思いますw
 では、早速放言を…。
 ここ放知技だけでなく憂国の保守系サイトでは、トランプへの声援がすごい。声援どころか、今回の選挙結果に対して悲鳴に近いものをひしひしと感じます。
 そりゃまあ、トランプは、いわばこれまでDSに首根っこ押さえられて支配されていた米国大統領職の中、初めて彼らに清に楯突いた英雄なんですから、その貴重な大統領をDSの不正選挙で無理やり引きずりおろされるのを見るのは憤懣やるかたないというのは、気持ちはわかるんですが、政治の世界はそんな感傷で論じても仕方ないところがありますね。
 で、冷静に考えると、こと日本については、トランプが大統領を続けようがバイデンに切り替わろうが、日本の富の搾取だとか、中共の脅威は変わらない(特に後者については、トランプ政権なら米中紛争のとばっちりを受けるリスクが、バイデン政権なら中共による侵略を米が黙認するリスクがあってどっちも中共の軍事的脅威のリスクがあることは何ら変わりがない)。
 それよりも、問題は日本のまるで意地でテコでも動かんばかりの緊縮財政の方がよほど問題です。この緊縮財政さえやめれば、国防を除いてほとんど米大統領選の結果の影響は無いと言ってもよいレベルかと思います。まあ、国防ですら緊縮財政で国防予算が削られているので緊縮財政をやめれば劇的に改善されるはずですが。
 他の先進国は、コロナでそれなりの積極財政を行っているのに、ただ一国、日本“だけ”は、期待だけさせて政治がまっっったく何もしようとしない。その辺のいらだちは「うずらのブログ」や「リフレ女子」さんのツイートを見れば歴然としています。
 今回の米大統領選の黒幕がDSであることは明白ですが、実はこのDSってグローバリズムと緊縮財政のコンボによってはじめて世界制覇が可能になるのはよく知られているとおり。この後者、つまり緊縮財政の役割を一手にになっているDSの総本山って、実は日本なんじゃないのか?一見、財務省がその中心に見えるけれど、実は国民の誤った経済倫理観こそが中心で、財務省はそんな世論に乗っかってるだけ。つまり、「日本の世論」こそが、DSの2本柱の一方を担う「総本山」なんじゃないの?という気がするんですが(自分でも言ってる意味がよくわからないw)

117 名前:mespesado 2020/11/13 (Fri) 08:45:56
文殊菩薩の最新エントリー↓
http://iiyama16.blog.fc2.com/blog-entry-9985.html
RCEPが始動する

> 米国孤立主義を掲げていたトランプ政権の退場と共に、世界は再びグロ
> ーバリズム的な自由貿易政策に回帰しそうである。

https://twitter.com/poponpgunyan/status/1326206936946147328
ぽぽんぷぐにゃん@poponpgunyan
> 大阪都構想の住民投票。「大都市法」は可決されると法的拘束力はある
> が、否決された時の法的拘束力がないので、「勝つまでじゃんけん」が
> 許される欠陥法であると。民意尊重どころか民意無視で悪用する維新に
> も大きな問題。再否決されても、広域行政一元化、総合区と都構想同じ
> 事をやろうとしている。

↑世界と大阪というローカルではスケールも中身も違うが、今後グローバル化の流れは止まりそうもない。
 グローバル化は一般人の労働者としての奴隷化は進むし、一部の人間による富の寡占を目指しているという点では「悪」と言えるが、純粋に消費者の利便の観点からは、あの悪名高いGAFAだって、世界中の(モノだけでなく情報サービスも含む)消費者に与えた利便性の大きさは計り知れない
 ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
 さて、一方、
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/77278?imp=0
「国の借金」急増――新型コロナ対策の財政支出増加が止まらない
 ↓ ↓ ↓
リフレ女子@antitaxhike
> 『いかに将来「復活できる」企業に絞り込んで財政でテコ入れするかが
> 重要』

> だからそういう「上がる株だけを買え」的な発想が国家の成長を阻害し
> 財政をかえって悪化させることになるのだとなぜわからない? 国の借金
> 増、上等だ。いま増やさずしていつ増やすのか。
 ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~
河野太郎@konotarogomame
> 研究者の皆様に。
> 各省が出している競争的資金における執行ルールを統一するために井上
> 信治科学技術担当大臣と動き始めました。
 ↓ ↓ ↓
リフレ女子@antitaxhike
> そもそも競争的資金そのものを見直して運営費交付金を少なくとも倍増
> させるという発想はないのだろうか。資金獲得のために研究者の研究時
> 間が削られているという本末転倒な状況に対する反省は? 日本の科学技
> 術力低下はひとえに緊縮財政と為政者の想像力の欠如によるもの。即刻
> 修正を求む。
 ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~
https://www.theguardian.com/uk-news/2020/nov/11/austerity-left-north-of-england-more-vulnerable-to-covid-report-says
Austerity left north of England more vulnerable to Covid, report says
 ↓ ↓ ↓
リフレ女子@antitaxhike
> 「緊縮財政によって英国は北部と南部で格差が拡大し、特に北部では公
> 衆衛生予算が削られた結果コロナによる死者が南部よりも10万人当たり
> 57.7人も多くなった」とガーディアンの記事。まさに「緊縮財政は人を
> 殺す」。日本政府は肝に銘じ緊縮的思考を封印せよ。
 ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~
https://www.sankeibiz.jp/smp/workstyle/news/201112/ecd2011121606001-s1.htm
公共投資で雇用3千万人増 IMF、拡大を呼び掛け
 ↓ ↓ ↓
長谷川羽衣子@uikohasegawa
> 緊縮の鬼IMFが公共投資の増加を呼びかけてるのに、政府は何してるの?
> 解雇も自殺も激増してるのに、国会で何をもたもたやってるの?

> 国会でやるべき議論は

> 首相「コロナ経済対策で100兆円の公共投資をします」
> 野党「100兆円で足りるか!200兆円必要だ!」

> こうでしょ!
 ↓ ↓ ↓
池戸万作@mansaku_ikedo
首相「コロナ経済対策で100兆円の公共投資をします」
> 仮にこういう首相(安藤裕議員)が現れても、>
野党「100兆円なんて多すぎる!これ以上、国の借金を増やすな!」
> となるのが目に見えています。
 ↓ ↓ ↓
FStalk@消費税廃止&逆累進税制是正すべき@stalk_f
> ただこの池戸氏の返しが現実なのでこの状況を何とか打開しないと!

↑結局与党も野党第一党もそろいもそろって緊縮を主張するのは、その方が国民受けがよいからで、日本国民の「おしん根性」好きがそもそもの原因なので、いくら反緊縮派が事実に基づいて説明しても、聞く耳を持たず、誤った貨幣論を信じ続けるのも、緊縮政策がこの国民の「おしん感情」にフィットするからに他ならない。事実、政党支持率もこれを反映して、貴重な反緊縮の旗頭である安藤議員は次回選挙が危ういというし、反緊縮野党の国民民主やれいわは今や泡沫政党だ。
 これに対して紹介した英文記事を見ればわかるように、本来経済DS(国際〇〇資本)の総本山は本来は欧州が発祥の地だったはずが、最近はとうとう英米やIMFでも反緊縮の評論記事がかなり堂々と出回るようになって来たのに、日本では全くのタブー緊縮を進めようとする動きばかりが目立つし、海外の反緊縮の動きもまるで無視する。
 DSはグローバリズムと緊縮財政のコンボだと言ったけど、後者の今の総本山はやはり日本、それも日本の「一般大衆」じゃないのか、という思いは強まる一方だ。
 DSというと、何かピラミッド組織があって、その頂点の隠れた黒幕が指示を出して…という姿を想像するが、それは実は違うのではないか?
 ちょうど、財務省がなぜ極悪な緊縮を進めるのか、その司令塔は誰なのか、という質問に対して、例の財務省OBの高橋洋一氏がいみじくも答えていたように、「組織ですね」とあっさり答えていたが、確かに財務省が事務次官をトップとしたピラミッド構造があるにはあるが、実質としては、実は「組織の暴走」でしかない、という意味だと思うが、DSとやらも、実は全く同じことで、確かに昔の欧州貴族の末裔が形式上トップにいるヒレラルキーはあるのだが、これも実は、実質的な活動は「組織の暴走」に過ぎないんじゃないか。そして、その「組織としての活動」が今日の世界で一番機能しているのが「日本の緊縮集団」なんじゃないか。しかもその緊縮集団も、財務省とか経団連という形ある組織が目立つが、それらの目立つ組織を「実質支配」しているのが、要するに「一般国民のおしん根性」ではないか、と思うのだ。
 私は >>111 を書いたときは「直観的に」妄想として書いたのだが、冷静になって考えると、その直観はやはり正しかったのではないか、と改めて思った次第。

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。