町内会で危険空き家撤去(米沢市) [議会]

空き家から1キロ以内の個人や法人、町内会などを対象に、市が最大250万円を補助する「近隣住民空き家除去支援事業」の最初の活用例。米坂線西米沢駅のすぐ西側の吹屋敷町町内会。町内会が土地建物を所有者から無償譲渡、建物解体・撤去と家財片付け費用266万円のうち207万6千円を補助金で、残りの約90万円(諸費用含)を町内会が負担、公民館の駐車場、冬季は雪押し場として活用する。この他2地区で同様の計画が進んでいるという。
吹屋敷地区には祖母の実家があり、つい先日も行ってきたばかりの馴染みの土地。90万円はどうやって捻出したのか聞いてみねばと思っているが、町内会として厄介な空き家対策に関わってゆけるということに、なんかワクワク感をおぼえる。粡町地区長のとき、悩みのタネのひどい空き家を、行政とともになんとか解体整地までこぎつけたことがあった。きっとひとつひとつが独自の難問を抱えている空き家問題、そこに町内会が、当事者と同レベルの解決主体として加わることができる意義は大きい。空き家問題に本気で取り組む米沢市に学ぶことは多そうだ。
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