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mespesadoさん講義(94)2題 [mespesado理論]

新型コロナ、日本で重症化率・死亡率が低いワケ 高橋泰教授が「感染7段階モデル」で見える化
https://toyokeizai.net/articles/-/363402 →そっくり転載して熟読しました。https://oshosina2.blog.ss-blog.jp/2020-07-18-3

ポリコレと抱き合わせで、しかも反緊縮をルサンチマンのダシにしかしないサヨク的政党には限界がある。・・・山本太郎よ、さようなら。》

*   *   *   *   *

564 名前:mespesado 2020/07/17 (Fri) 08:10:06
新型コロナ、日本で重症化率・死亡率が低いワケ
高橋泰教授が「感染7段階モデル」で見える化
https://toyokeizai.net/articles/-/363402

↑これはすごい!良記事だ!必読です!
 なぜに日本では海外と違ってコロナの被害が桁違いに低いのか。ちゃんと数理モデルで計算しながら、現実をほぼ近い数字で説明できているようだ。
 これは武田先生のような、単なる「経験に基づく議論」でもなければ、西浦先生のような「ウイルスの専門家でない人による数理モデル」でもない。きちんとウイルスの特質を考慮した上での数理モデルであり、しかも実態と合っている。「腑に落ちる」「腹にストンと落ちる」というのはこういう説明のことを言うのだな、という典型的な例だ。こういう議論が欲しかったのだ!
 かのリフレ女子さんもこの記事を冷静に評価しているようだ↓

リフレ女子@antitaxhike
> 「新型コロナウイルスが現状の性格を維持する限り、どんなに広がっても
> 10万人中3人以上、つまり全国で3800人以上死ぬことはなさそう」

> 「第2波が来たと判断したら、最初にやるべきはPCR検査の拡大ではなく、
> ウイルスの遺伝子解析」

https://pbs.twimg.com/card_img/1283854272019394561/ZoBOExOV?format=jpg&name=small

 ただねぇ、こういう理にかなった議論を政府がこれ幸いと利用して「よかった!カネを出さずに済むんだな」という方向に流れそうなのがハラ立つ!
 逆に、これで被害の規模がわかって来たんだから、今までのように「もしカネを出すとなったらどこまで膨れ上がるかわからない、どうしよう」という恐怖から解放されたんだから、政府はきちんとカネ出して、困窮者にきちんとカネ刷って渡して保証しろよ!と地元の国会議員を突きあげることですね。結局は国民が国会議員を突きあげて、その議員からの逆襲で財務相(省)を責めるしか、今のところ方法は無いんですから。
 そして医療などの研究分野の文教予算も、上でリフレ女子さんが引用しているように「ウイルスの遺伝子解析」こそが最重要なんだから、きちんと予算を付けろ!という方向で厚生労働省は、しっかりと財務省に楯突いて欲しい。今回は幸いにして日本人の「自然免疫」という観点で、外国人より優位にあったから、たまたま被害が少なくて済んだが、ウイルス遺伝子の性質によっては逆のケースだってあり得るのだから、今後もしそういうケースの感染症が発生して、いつものように単なる外国のモノマネ政策で対応しようとしたら、今度は日本人「だけ」が感染爆発で滅亡することになるんですぜ。厚生労働省は、このことをきちんと理解したうえで、命がけで財務省と刺し違えるくらいの気概を持って欲しいです。

566 名前:mespesado 2020/07/17 (Fri) 08:50:47
>>564
 ちなみに「GoToキャンペーン」が見直しになるとかならないとか。
 このGoToキャンペーンは、はっきり言ってクソだと思います。別のスレでもコメントしたが、「食べて応援」と同じ匂いがします。だって、「いやがる」国民に「割引」という「エサ」で釣って観光業にカネを払わせようというさもしい魂胆だから。つまり、観光業従事者に、本来なら国が支払うべきオカネを国民に払わせようというのですから、まことにセコい政策だと言わなければならない。つまり、観光業に「いい顔」しただけの形だけの施策で、実際は彼らにはあまりご利益は無く、旅行代理店のような大手だけに多少ご利益があるだけ。
 こんなキャンペーン張るより、観光業に携わる人たちに直接損失補填した方がはるかにマシなのだが、財務省がそういう「確定した支出」になるのに抵抗しているのでしょう。
 実にクダラない。

568 名前:mespesado 2020/07/17 (Fri) 18:05:33
>>566
若者、高齢者の団体旅行は割引対象外
https://news.livedoor.com/article/detail/18587646/

>  赤羽国交相は「若者の団体旅行、重症化しやすい高齢者の団体旅行は
> 控えていただく」と述べ、割引対象にしない方針を表明した。

↑そこまでして…
 もうね、現実の政策が虚構新聞と区別が付かなくなってきたw

570 名前:mespesado 2020/07/17 (Fri) 19:00:30
「GoToトラベルはやらなければならない。ただ、大都市圏は対象から外してスタートすべきだった」経済学者・中田大悟氏
https://blogos.com/article/472111/

 実にクッダラナイ記事。
 「コロナ感染防止対策」をするのか、「経済活動を解禁」するのか。この2つの命題は同時に成り立たせることはできない。「経済活動を解禁」する目的は「事業者の生活を保証したい」からに他ならないんだから、こんな両立不可能な命題を、両方を足して2で割るような中途半端なことをせず(そんなことをすればどちらも失敗して“共倒れ”にしかならない)、「事業者の生活を保証する」ために、「経済活動を解禁」するかわりに、「カネを刷って休業補償」すればどちらの目的も達成できる。「んなこと言ったって、PB黒字化目標を絶対取り下げたくない」からイヤだぁ?あっそ。それなら「コロナは安全です」に舵を切って、感染防止対策を一切やめれば?でも、もしかして、という恐怖があるからそこまで踏み込めないんでしょ。このチキンどもめ!w

573 名前:亀さん 2020/07/18 (Sat) 02:22:05
>>564
> https://toyokeizai.net/articles/-/363402

確かに、これは良記事だ。mespesadoさんに多謝!

特に、今まで何となく疑問に思っていたアジアと欧米間の死亡率の差、その鍵は自然免疫力にあるという高橋教授の指摘で、お陰様で亀の頭もすっきりしました。また、武漢ウイルスの全体像を見直せたのも大きい。取り敢えず、今後のため一枚のpdfファイルに、個人用として纏めてみました。
http://www.nextftp.com/tamailab/etc/takahashi20000717.pdf

亀さん@人生は冥土までの暇潰し


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567 名前:堺のおっさん 2020/07/17 (Fri) 09:08:22
れいわ新選組の大西つねき氏が「命の選別」発言で除名になったと。
これで、令和には財政問題を正しく理解している人材はいなくなる。

と最初思ったが…
大西氏も、財政問題を中途半端にしか理解していなかったのだと。
どうせ言うなら、「命の選別をしなくてもいいように今こそ財政出動を」
と言うべきであっただろう。
かすかに残っていた山本太郎への「期待」も粉みじんに消えた。

医療現場では、緊急時にトリアージと言う命の選別が行われざるを得ない。
トリアージとは次元が違うと言われるかもしれないが、
もっと極端な言い方で「一人の命は地球よりも重い」とも。
理念と現実が混ざり合えない領域はいつでも存在する。
もし自分がその選別をやらねばならない立場であったら
大部分の人間は、逃げ出すことだろう。
しかし、選別した当事者である医療従事者は
その重みを一生抱え込んでいく。
そのことには誰も思いが及ばない。
気楽な責任のない立場からはなんでも言える。

569 名前:mespesado 2020/07/17 (Fri) 18:32:22
>>567
 確か、党の総会で決まったんですよね。
 そもそも山本太郎党首も本人に弁明の機会も与えず、というか、それ以前に問題の「切り取られた動画」のオリジナルを確認することもなく問答無用で大西さんを批判したところからしてどうかしているし。
 そして、れいわの支持者のほとんどが、反緊縮だからというより、党の方針が「弱者目線」で「強者を敵視」するから支持しているらしい、と薄々感じていましたが、要するにこういうルサンチマンをポリコレや反緊縮で正当化しているだけであって、つまり反緊縮もルサンチマンの怒りをぶつけるためのダシに使われているだけだったんですね。
 そして、大西さんはにわか仕込みの山本太郎と違って反緊縮も筋金入りであり、本格的だと思ってたのに、今回の発言は私自身非常にモヤモヤしていたんですよ。つまり、「末期状態の老人の延命のために若者の時間と労力を取られてしまう」というジレンマに対して、若者の方を優先する、という話なわけですが、大西さんは貨幣の仕組みはよくわかっているから、「国にカネが無いから老人医療は切り捨てろ」という維新みたいな主張はしていない。ただ「若者から貴重な時間と労力をそのために取り上げてよいのか」という問題提起だから、確かに貨幣に関する誤解は無い。だけどポリコレ的には、「老人の人権を何だと思っているのか!」という批判があり、弱者にやさしいことを旗印の一つにしているれいわ新選組にとって、そこは譲れない一線だった、と。
 しかし、堺のおっさんが気付かれたように、「老人医療のために若者の時間と労力が取り上げられないようにしながら、老人医療を維持する」ことができれば何も問題なくなる。その方策が、介護や医療のロボット化、AI化であり、その技術を開発するためのカネを惜しまなければよい。大西さんはそっちの方向に、つまり、いわゆる「トロッコ問題」のような一方を救えば他方を犠牲にせざるを得ないという発想から抜け出て、両方救う方法を提案すれば誰からも非難されなかったわけですね。
 でも大西さんはそれができなかった。それだけでなく、この問題に意見を述べた人たちが誰も指摘できなかった。つまり、大西さんのようにオカネの仕組みが十分わかっている人ですら、「オカネを消去して真の解決案を考える」ことができていない。どうしても人間というものは、資源が有限だった時代の本能で、ジレンマに対して、どっちかを捨ててもう一方を取らなければならない、という考え方から抜け出すのがいかに難しいか、ということの教訓に今回の事件はなってしまったな、と感じています。

571 名前:mespesado 2020/07/17 (Fri) 23:42:05
https://twitter.com/mansaku_ikedo/status/1284097217578455042

池戸万作@mansaku_ikedo
> 大西つねきさんの記者会見を見ました。皆さんも、冒頭の声明部分だけ
> でも見られることをおススメします。

https://youtu.be/VkNEOUsekBI

 大西さんはこれでいい。
 反緊縮の数少ない政党がこれで崩壊するのは残念ですが、ポリコレと抱き合わせで、しかも反緊縮をルサンチマンのダシにしかしないサヨク的政党には限界がある。大西さんは(少なくともサヨクではない、と私は解釈しました)新しい政党を立ち上げるとのこと。これは面白い。
 れいわ新選組は、支持者のサヨク的なポリコレ信仰のどうしようもなさに愛想が尽きました。山本太郎よ、さようなら。

572 名前:mespesado 2020/07/18 (Sat) 00:00:04
>>571
 質疑応答部分で、質問する新聞社のいかにもサヨク的なポリコレ的な質問にウンザリするが、大西さんも、貨幣の仕組みは本当によく理解しているけれど、こと政治の問題としてものごとを考える時に、実はしっかりした哲学を持っていないのではないか。だからこそ、彼ら新聞社の質問にうまく切り返せていないような気がする。
 むしろ反緊縮としてこれから注目すべきは、都知事選で予想に反して高得票を得た桜井誠ではないか。哲学としては、山本太郎はもちろん、大西つねきよりよほどしっかりしたものを持っているように見える。

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