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mespesadoさん講義(2) 立花孝志根底批判 etc. [mespesado理論]

《「いくら権威のある人から言われたって、自分で1から考えて納得しないと信じない」っていう“偏屈”wな人の方が少数派》

私も根っこはその少数派であったとはよく思わされるのですが、なぜそうなったかを振り返ると、私にとっては昭和44年からの大学紛争(「闘争」ではない)体験が思い起こされるわけで、そんなんで、あらためて当時を思い起こしてみようと思っているところでした。→「移ろうままに 3」https://oshosina3.blog.ss-blog.jp/2019-12-05

②立花孝志氏の発想そのものに迫る根底批判です。報われる一定枠から漏れてしまった「報われなかった人」は、「頑張らなかったからだ」という口実で「捨てられる」社会を是認する・・・・・その結果、バブル時代より明らかに忙しく働いているのに所得の少ない人が、「自己責任論」のもとで切り捨てられる、非常に世知辛い世の中・・・・・立花さんは、本人が意図しているかどうかにかかわらず、結局こうした人を切り捨てる側に加担してしまっている》

*   *   *   *   *


69:mespesado :2019/12/06 (Fri) 07:22:05
https://twitter.com/tententonton2/status/1197675307873890306
tenten..tonton..@tententonton2
> なんでバツなの??
> 式の数字を書く順番が違うとバツなの?

https://pbs.twimg.com/media/EJ7_Vc2UcAQbaLq.jpg
 ↓ ↓ ↓
https://twitter.com/sachimiriho/status/1201446685081128962
さちみりほ@12/30西4 B14a@sachimiriho
> 7個×4=28個 だけど
> 4袋×7=28袋 になり28個にならず
> 6㎝×2=12㎝ が
> 2箱×6=12箱 では12㎝になりません
> 単位計算は先の数字と答の単位を揃える事が大切。文章題の基礎を築き
> ます。テストは良い点を取るためで無く社会に出た時に間違えない子に
> なる事が目的。バツを貰えば次から二度と間違えません

 典型的な「小学校の教育現場における掛け算の順序問題」。この「さちみりほ」さん。香ばしい人だな~と思ってこれに続く質疑応答のリプ見たら、案の定…↓

MadDoc(まっどどくた~)@xmaddoc
> 私は理科系の研究者の端くれでもあるので、この意見には申し訳ないが
> 同意できません。
> 確かに単位は(特に物理では)重要ですが、単位を付けるのが必ず前の
> 方でなければならないというルールは(数学上でも物理学上でも)ない
> はずです。
> 単位を付けるのは必ず前側にせよ、と教えているのでしょうか?
 ↓ ↓ ↓
さちみりほ@12/30西4 B14a@sachimiriho
> 私達の時代はそう習いましたし、教える時もそうでした。小学校では前
> の数字に単位を合わせます。大人になってからなら兎も角、子供の内は
> 「何が何個か」を文章力として読み取る力を育てるためにそうします。
> 2袋×7(個)=14個 とは書きません。
 ↓ ↓ ↓
MadDoc(まっどどくた~)@xmaddoc
> なるほど。この「かけ算の順番問題」で議論がかみ合わない理由が漸く
> 理解できました。
どういう風に指導されたか?でその人の考え方が変わるように思われま
> す。
> 私の実家の地方(新潟県)では
> 2×7個=14個でも7個×2=14個でも、どちらでも問題無かったので…
 ↓ ↓ ↓
さちみりほ@12/30西4 B14a@sachimiriho
> ∑(゚Д゚)関西とは違うんですね?この子は問題文の順に数字を並べて無
> かったので意味を理解出来てない可能性があります。単位は両方付けな
> いのは基本ですよね。
> 4袋×7個=とは書かないと言うか…

 いやいや、関西と新潟の違いとかそんなんじゃないでしょ!
 で、このやり取りを見ていたと思われるMMT的反緊縮界隈の人が傍で見ていて反緊縮思想がなかなか世の中に浸透しない理由にからめて総括…↓
https://twitter.com/sumannne/status/1202176018196230144

(..)すまん寝@財務省廃止・財政再建阻止@sumannne
> こうしたことを思い込んで他人にも頑迷に強要するというのは、今や算
> 数の問題というより社会問題化している気がするなぁ。
> 実際、有害な迷信(財政再建とか)を政策にして疑わない大人が大多数と
> いうのは、こういうのが影響してるんじゃないだろうか。
 ↓ ↓ ↓
(..)すまん寝@財務省廃止・財政再建阻止@sumannne
> しかしなんでこんなバカなことを信じ込むのか。
> この問題は、私が大学4年生~修士2年くらいまでの時期にリアルな問題
> として関わっていた問題でもあるんですが、未だに分かりません。

 いやあ、その理由は実に簡単なことでしょ?世の中には「子供の頃に先生から教えられたとおりのことを大人になっても実行してたら、人から支持されたり褒められたりしたから、それが絶対だと思っちゃう」人が世間の大多数だから。
 「いくら権威のある人から言われたって、自分で1から考えて納得しないと信じない」っていう“偏屈”wな人の方が少数派なんですよ。だから緊縮財政の非を世の中に説くには、このような「人間の性(さが)」というものをよく理解したうえでやらないと、自分がイライラして損するだけなんですよね。



68:立花孝志は田原坂を超える :2019/12/06 (Fri) 06:04:10
>>67:堺のおっさん
N国党の資金の流れと弱点
https://www.youtube.com/watch?v=lOVm8WjOaLs
ここまで、研究、分析しての批判ならお受けしますが、
>大南州公になぞらえるとは片腹痛いわ!
>それと、NHKが 

>日本一のマスメディア(既得権益)という認識にも?

このような感情論には、もうウンザリです。

場違いなようなので、「立花孝志は田原坂を超える」は消える事にします。

最後に、覇権対反覇権、緊縮財政対反緊縮財政と難しい言葉を並べるより、この動画を見れば全てが一目瞭然です。
https://www.youtube.com/watch?v=Z5yvthP3dxA
https://www.youtube.com/watch?v=6icXwfxAzRs
過激な立花孝志と冷静沈着な黒川敦彦の動画を見ながら、近い将来、来るであろう世界のバブル崩壊を、田舎暮しを楽しみながら見守っています。
それでは皆様ごきげんよう

71:mespesado :2019/12/07 (Sat) 14:09:26
>> 68
> 最後に、覇権対反覇権、緊縮財政対反緊縮財政と難しい言葉を並べるよ
> り、この動画を見れば全てが一目瞭然です。

https://www.youtube.com/watch?v=Z5yvthP3dxA

 最初に紹介された方を見てみました。しかし…
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■                                ■
■ アメリカ(外資)から言われて法人税を下げるための穴埋めのため ■
■ に消費税を上げただけ。                    ■
■                                ■
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
 ↑この人(黒川敦彦氏)は要するにこのように主張している。
 その結果、国債金融資本が悪いとみなし、資本家トマ・ピケティによる金融資産課税を推奨している。しかもMMTを典型的な誤解に基づいて批判してるし…。
 何のことは無い。この人も所詮、「税収は財源だ」という本位通貨制度の時代の先入観から抜け出てないだけじゃん。
 この人も全然ダメ!
 以上。

73:mespesado :2019/12/07 (Sat) 14:24:12
>>71
 続き。この人も政府に紙幣の発行権を取り戻すことが本質であるように主張していますが、これも大いなる誤解。
 まず、政府が紙幣の発行権を取り戻した「だけ」では経済は好転しません。政府が紙幣発行権を取り戻した上で、なおかつ「PB目標を放棄する」必要があります。なぜなら、これをしないで政府が通貨発行権を取り戻しても、単に「日本銀行券」が「日本政府券」に名称変更されるだけで緊縮財政はそのまま継続するのがオチだからです。
 もちろん、米国が金融資本に支配されているために政府紙幣が発行できず、日本(の財務省や経団連などの既得権益者)はその陰に隠れて米国に同調して現状のPB至上主義に胡坐をかいていることは確かですが、少なくともこの日本において大切なのは、「政府に紙幣発行権を取り戻す」ことではなく、「PB目標が意味をなさないこと」を政治権力を握る人たちが理解して、この「PB目標を破棄すること」です。くれぐれも、我々国民は、貨幣政策において何が一番大切なのかを見失わないことが重要です。

75:堺のおっさん:2019/12/07 (Sat) 17:49:03
>>71 >>73
メッさん、同じことを書こうとしていましたがより、バッサリとオリーブの木とか言う政党の「分かり易い」誤解を解説していただき多謝!
要は税の配分しか問題にしていない古い人です。
本スレでの展開を「難しい」と読みもせず
感覚的に「分かり易い」姿を変えた財務省の刷り込みに
大満足している人のなんと多いことか!
立花君も間違いなくこの程度なんでしょう。

放知技の展開は実はとても分かり易い
たまに褒めてもらいますが…

分からないとか、難しいとか、
読んでいないんだなとわかる書き込みを見ると…
こういう輩は日本を変える気力もないんだろうなと
すぐ分かります。

76:mespesado :2019/12/07 (Sat) 19:45:49
>>75
 レスありがとうございます。
 「立花孝志は田原坂を超える」さん、本スレを出入り禁止になった某氏とは違って不換貨幣の正しい理論に対して「拒絶」はしてないだけで、単に、「(興味が無いから)読んでないだけ」なのかな~と思っていたんですが、今回、この人が推奨している動画を見て、そうじゃないと確信しましたよ。
 自分が依拠している立場にとって都合が悪い説は、その結論が気に入らないから「読んでいない」んですね。別に「興味が無いから」とか「時間が無いから」というような消極的な理由ではなくて、「それを認めると、自分の依拠する土台が壊れてしまうから受け入れられない」という、ある種「積極的」な理由で読んでなかっただけなんですね。
 ところで立花氏って、主張がどことなく維新に似てる。「頑張ったものが報われる社会が理想」という思想が土台にあるんだと思います。それは、立花氏が一生懸命NHKで頑張ってきたら、薄汚い既得権を守るために正義を曲げたことをしていてショックを受けたから、それをバネにして今がある、って感じなので、「頑張ったのに報われなかった」という絶望感があって、それをインセンティブにしてN国という政党を立ち上げたわけでしょうから。
 でも、この「頑張ったものが報われるべき」というイデオロギーは、国民の壮大な勘違いから来る「緊縮財政」のもとでは、パイが限られてしまうので、どうしても「椅子取りゲーム」になってしまう。そうなると、「報われる」人が人数制約により限られることになってしまい、そこから漏れた人は「頑張らなかった」ことにされてしまう。つまり、報われる一定枠から漏れてしまった「報われなかった人」は、「頑張らなかったからだ」という口実で「捨てられる」社会を是認する、ということになってしまうわけです。その結果、バブル時代より明らかに忙しく働いているのに所得の少ない人が、「自己責任論」のもとで切り捨てられる、非常に世知辛い世の中が出来上がってしまったわけですね。立花さんは、本人が意図しているかどうかにかかわらず、結局こうした人を切り捨てる側に加担してしまっているわけです。
 N国の支持層は若い世代が多いということですが、若い人は、まだ人生経験が浅いので、挫折ということをあまり経験していない。だから「頑張ったものが報われる」という思想にどうしても飛びつきやすい。でもそこに落とし穴があって、自分は努力したはずなのに、いつのまにか報われる枠から外れてしまい、そこでこのイデオロギーの欺瞞に気付いて「騙された」ということになる。維新とN国の共通する弱点は、まさにここにあるのではないかと思うんですね。
 まあ。これに対して「れいわ」の方は弱者の視点を強調しすぎてルサンチマンを煽っているところがありますが、立憲民主党がそれを上回るほどにルサンチマンを煽っているのででいわが相対的にマシに見えるところがありますが、つくづくバランスを取るということがいかに難しいか、ということを思い知らされます。

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