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mespesadoさん講義(58)戦後政治の本質的なポイント [mespesado理論]

《日本の政府も省庁も、アイデア出しと実行力はもともと抜群なのである。ただ一点、「カネを出さない」こと「だけ」が最大の欠点であり、この壁が、「財務省」というバケモノ怪獣の存在のおかげで打ち破れない、そしてそれを「しめしめ」とほくそ笑んでいる国際金融資本が居る、というのが日本の戦後政治の本質的なポイントなのだ。》

一昨日、こども園の決算監査に立ち会った。「人件費増で単年度赤字が昨年度より増えることになったが、その他の面での経営努力は認められる」という公認会計士からの評価があったとのこと。ここで「経営努力」というのは、要するに「切り詰める」ということ。ここに「財務省」感覚が世の中に及ぼしている「本末転倒」を見る。つまり、「どうしたらいい保育・教育ができるか」を考えるより先に「倹約」的発想が前に出てしまう。その結果どうなるか。目の前にある「仕事」に汲々することに事足りて大きな将来構想が描けない。

これからはそういう時代ではない。「将来構想力」が問われる時代が到来しつつある。まだ余裕があって10万円が手に入る人は、その10万円をどう使うか、そこに「新しい時代」の生き方を反映させたい。ここで貯金は愚の骨頂。

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215:mespesado :2020/05/12 (Tue) 08:31:10
弓月恵太@ssomurice_round
> 完璧ではないにしても、コロナ初期から中小企業を中心とする無利子融
> 資にいち早く着手し、失業率の上昇を抑制したため、欧米のようになら
> ずに済んだ。

> 失業対策をしないまま、ロックダウンを急ぎ、感染拡大を招いたのが欧
> 米だ。

> マスコミは安倍叩きのため、この事実を隠蔽している。

↑へっぴりごしさんのところで紹介されている弓月恵太さんのツイート。
 例によって弓月さんの「安倍叩き批判」の一環としてのツイートの一つなのだが、実はここに日本の政府の本質がよく表れている。
 本当は、安藤議員が主張している「粗利補償」が最善なのだが、それをしない。しかし日本では経産省が「無利子融資」を早急に打ち出した。
 なぜか。
 無利子だろうが有利子だろうが、「融資」なら貸出しだから「支出」にはならず、予算が要らないからだ。
 つまり経産省がケチったわけだ。でも経産省がケチったのは財務省が予算を付けないから。つまりすべては財務省の「本能」である緊縮財政、PB黒字化最優先が最大の原因
 で、この件に限らないが、弓月さんが絶賛する安倍内閣のコロナ対策は、すべて「予算を使わない範囲」での最善の政策なのだ。
 つまり、日本の政府も省庁も、アイデア出しと実行力はもともと抜群なのである。ただ一点、「カネを出さない」こと「だけ」が最大の欠点であり、この壁が、「財務省」というバケモノ怪獣の存在のおかげで打ち破れない、そしてそれを「しめしめ」とほくそ笑んでいる国際金融資本が居る、というのが日本の戦後政治の本質的なポイントなのだ。

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