ゼレンスキー大統領の国会演説についてのやすえちゃんの報告記事に対して、《地球の半分はロシア弾劾に批判的なのです。なぜなのかを、一旦立ち止まって考える冷静さが今こそ必要です。》とコメントしました。






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本日18時から、衆議院第一議員会館 国際会議室にて、ゼレンスキー・ウクライナ大統領によるオンラインでの国会演説が行われました。

日本からの支援及びアジアで最初にロシアに対して圧力をかけてくれたことに対する感謝と、原発周辺地域の危険な状況、化学工場での化学物質漏えい、サリンなど生物化学兵器を使った攻撃の現状など、厳しい状況についての報告がありました。



国会演説に先立ち17時からは、党の政務調査会にて、元駐ウクライナ特命全権大使の黒川祐次氏からウクライナ情勢についてご講演を頂きました。

改めて、ロシアによる軍事侵攻は許し難い暴挙であることを確認。

山形県内の知り合いの方からも、避難民受け入れの申し出を頂いており、日本政府としてさらなる支援の強化が必要です。私も引き続き政府に働きかけていきます。


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一昨日(24日)「基軸通貨であるドルの「リセットの道」がすでに開いている(In Deep)」で、アメリカ人作家のダグ・ケイシーによる、基軸通貨であるドルの「リセットの道」がすでに開いていることについての記事を転載しておいたのですが、今朝読んだIn Deep氏のメルマガから、同趣旨分を転載しておきます。(コメント欄に書いたのですが、じっくり読みたいので記事にします。)


ロシアが旧ソ連時代とは比較にならない経済的優位性と、資源、食糧、エネルギーの優位性を持つ新ソ連》に向かっている一方で、日米欧は、《・株式市場の崩壊 ・商品市場の崩壊 ・食糧危機がセットになってやって来る》というのが結論です。私にもそう思えます。


23日の「相争う世界観の対立」を読み解く」で紹介したプーチン顧問セルゲイ・グラジェフの論文の第2項、「●プーチンは新たな世界経済(ニューグローバルエコノミー)への移行を容易にするために自由貿易圏を推進している」の冒頭  新しいシステムは本質的に人道的なもので、それゆえ戦争を回避することができる。なぜなら、この波長での最大の牽引役は人道的なテクノロジーだからだ。》とあるのが重要です。根底において「”持っててナンボ”の経済から”使ってナンボ”の経済への大転換」です。私から見れば、ロシアが進めようとしていることの方が、ウクライナよりずっと「人道的」で「人間の自然の情」に適っているように見えるのです。西側プロパガンダのままに「欲と欲のぶつかり合い」というこれまでの戦争観に囚われていては、今時代がどう動こうとしているかは見えません。やすえちゃんにもそのことに気づいて欲しいと切に思います。かつて経験したことのない大変動の時代と、私には思えています。


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