「死」を考えるにあたってぜひ頭に入れておいた方がいい話が、mesさん自身の体験もふまえながら、いろんな角度から盛り込まれています。

リンクされた記事「10代で老人介護する羽目になった話」もすごかったです。《この文章をここまで読んでくれた人がいたとして、私があなたに言える事は、介護において『死んでほしい』と願うのはごく当然の事だと言うことだ。》《介護は皆等しく苦しい。好き好んでやってる人なんていない。/ただ言いたい。今苦しんでる人にも、これから苦しむかもしれない人にもこれだけは伝えたい。/「早く終わってくれ」と望む自分を責めないでほしい。/終わってくれ、それは相手の回復を祈る言葉であるかもしれないが、大抵は死を望む言葉だ。/でも自分を責めないでほしい。むしろ開き直るくらいでちょうどいいと思う あ〜あ〜、早く死んでくれねえかな〜。そう思うようになった時、少なくとも私はだいぶと心が軽くなったのだ。》

最後は、mespesadoさんの心からの叫びです。緊縮財政は本当に罪作りだからやめろ、と。頼むから、若い人を介護のための犠牲にして平気でいるような世の中にするな、と。それを悪魔のような安楽死の悪用で解決するんじゃなくて、早くカネをジャンジャン撒いてロボット介護が万民に使えるような方向に方針転換しろと。でないと、この高齢化社会で国民すべてが不幸になりますよ、本当に。》

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