16日(①②)と19日(③)の予算委員会での発言をふりかえっておきます。


#59185; 山形新聞社 マグロの骨が出土した北町遺跡で、2年目の発掘調査が始まった=南陽市赤湯/出土したマグロの骨(長井謙治愛知学院大准教授提供

北町遺跡について。〈私〉《一年前の報道で、12,000年前の地層からマグロの骨が出て話題になった北町遺跡は、その後どうなっているか。》〈教育長〉《さらに調査を進めるべく予算措置してあるが、コロナのため保留状態。》泥炭層のため保存状態が良く、これから何が出てくるかわからない国内でも貴重な遺跡。市長の認識は。》〈私〉〈市長〉《南陽にとって貴重な遺跡と認識している。》〈私〉古墳認定されるであろう長岡南森遺跡ともあわせて、市民にも周知していただく手立てを取っていただきたい。》私にはとんでもない宝の山に思えています。

〈私〉《市役所における在宅勤務の可能性については、振興審議会で「市役所の仕事のテレワークは難しいと思うが・・・」との発言があったが、コロナが引き起こした新しい形として、在宅勤務は大きな流れになると思う。いわゆるジョブ型重視に仕事が変わるはず。どう考えているか。》〈副市長〉《適用できる部署とできない部署があり、一般には馴染むものではないが、先進地の例も見ながら考えてゆく。》〈私〉《南陽市の場合、オールラウンドをこなす職員が一般的で、それはそれですごいと思うが、ある分野、たとえば商工行政ならなんでもわかるという専門家が育ちにくいのではと以前から思ってきた。合併の弊だ。そういう視点からもジョブ型を考えていいのではないかとの問題提起としておきます。》「居ただけでなんぼ」から「仕上げてなんぼ」の仕事への移行、「ジョブ感覚」の記事を書いて言わねばならないと思い質問しました。ほんとうは、「働きがい」まで突っ込みたかったのですが。

〈私〉《昨年小学校の評議員会で、南陽市が端末一人一台のGIGAスクールを見送ったことへの失望を目の当たりにしていただけに、今回コロナのおかげで早期導入なることを喜ばしく思う。新しい取り組みで大変と思うが、当面どんな課題があるか。》〈管理課長〉《課題は納期がなかなか定まらないこと。4ヶ月先になりそう。業者も十分準備はしているが先着順とのことで、げきるだけ早く子どもたちのもとに届くようにする。》〈教育長〉《ソフト面では教員の研修の問題。子どもたちの発達段階に合わせた適切な指導の如何も課題。》