一旦断念した市議出馬、一転再決意したのは、お産で帰ってる娘の「戻りたくない」の言葉がきっかけでした。「都会から地方への人口移動が始まる。そのときわれわれ地方は単純に人口増を喜んでいる場合ではない。地方が都会からの風(かぜ)に巻き込まれるのでなく、都会からの人間を地方の風(ふう)になじませねばならない。主導権はわれわれに在る」、そう思いだしたのです。その根底には、30年前の置賜獅子の会宣言「21世紀、置賜は世界の中心になる」があったことは、選挙が終わってから気づかされました。再決意の段階から「都会からの人口移動」をめぐる堺のおっさん発言はずっと支えでした。21日と22日に展開された堺のおっさんの「地方再生」論、転載させていただきます。汲み取るべきこと実に多彩です。この機会に「地方再生」カテゴリーを設けました。

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