13日の文教厚生常任委員会質疑を振り返っておきます。先の一般質問で聞き足りなかったことが主です。
私《一般質問で、集団接種会場での異状は44件とお聞きしたが、それ以降の副反応についてどう把握しているか?》
主幹《市民の方から「熱が出た」等の電話は何回かあったが、国に報告するような事例はなかった。ただ、「肩が上がらなくて大変」といったことを電話で受け取ったことは事実だが、同じ方から何度も来ると言うことはないので、その方は落ち着いたものと判断。》
私《蔵楽の集団接種で小学生が異状をきたしたことが町で話になっているが、どういうことだったのか?》
主幹《小・中学生が主だったんですけれども、副反応ではなくて、迷走神経反射といいまして、過度の緊張による打たれることの怖さというか、私も驚いたんですけれども、その場にバタンと倒れた男の子が1名いらっしゃいました。その方はワクチンに対するアレルギー等ではなく、過度の緊張から倒れたものだということで、1時間ほどベッドで休まれて、医師の先生から対応していただいてお帰りになりました。なぜかその日はベッドが4つ5つ埋まる状況になり、若い人ですとそうした傾向が多くて、その時先生から指導いただいたのが、最初から寝て打つとそういう子は大丈夫ということでしたので、そういう子の2回目接種の時は、あらかじめ寝て打つという対応をとる。》
私《5歳から11歳の接種について。私の認識では非常に危険。なんとかやめてほしいというのが正直なところ。市としては国の方針として進めるということだが、ある程度、注意を喚起する、こういった危険性もあるんだよ、ということを保護者に知らせるような、そういった考えはないか?》
主幹《希望調査をするというのがそこでございまして、保護者の方にワクチンを打つ打たないの確認をしていただきたいということはもとより、そういったこと、ワクチンを打つことと打たないことのリスクを説明しながら対応していきたい。今12歳の6年生の方の接種率は6割となっていますので、5歳から11歳までが6割を下回るのは明らかと思っています。それでも1700名の6割というと相当な数になるので、それも2回接種ということになると、小児科二つだけでは大変になるので集団接種等も考えなければならないかと思っておりますが、希望調査の結果も踏まえながら先生方と慎重に判断していきたいと思っています。》
私《行政の一生懸命さに水を差すようになるが、以前から言うように10万円の定額給付金とはちがって、ワクチンの場合は接種率を誇ると言うような形ではなくて、慎重に慎重に進めていってほしいということを切に要望します。》