①菅首相とアトキンソン氏の関わりをどう考えればいいか。氏の「中小企業論」は至極真っ当。ただし、貨幣の理解が家計簿脳》。したがって菅さんが貨幣についてどこまで理解し、またアトキンソンに従うのはよいが、この貨幣論の間違いに対してどう対応していくのか。そこは注目のポイント》

②「地銀再編」の目的は、銀行の業務を「企業支援」に向けることであり、そのことによって経済の活性化を図ることである。今まさにそれが求められている。《反緊縮の正しさが「バレ」る前の今こそ、困窮化した企業の「中身を」立て直すことに「新しい地銀」が知恵を絞って活躍し、中小企業が「底力」を付けるように体質改善し、しかる後に、貨幣の正しい理解が普及する方が、生産者・消費者共にWin-Winの関係になるんじゃないか》

③「地銀再編」→銀行の役割として「企業支援」重視→基準緩和や弁済猶予期間延長の程度を金融庁が指導》→企業への貸付増加→信用創造によってマネーストックが増える》→地銀の通貨発行権拡大→地方にオカネが増える→東京一極集中緩和→デフレ解消→「地銀再編」策は大成功》

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