藤井二冠:《2手、3手先に相当するのが太い動静脈に対応するとするなら、数十手先の手に相当するのが末端の毛細血管に対応する。・・・終盤の詰みが一目見てわかる棋士というのは、毛細血管まで読まなくても、その手前の太い動静脈まで読めば、その先の毛細血管の部分は意識して読まなくても「わかってしまう」》

安倍総理:日本のために何をしたらよいのかという本当の目的を達成させるためにはどこを押さえたらよいのか(=詰み手順=毛細血管)が見えているからこそ、そこに現実に至るための手連出管、例えば「敵の妨害」をいなすためにはどうしたらよいか、という「動静脈」の部分の思考に専念することができる。

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