長い議論の紹介ですが、おもしろかった。いい頭の体操です。

《白鳥さんは典型的な「一般に知られてない概念を持ち出して煙に巻く」論者の一人です。》そして、《財務官僚も同じ手口を使います。》激しく納得です。みんなそれで欺されてきた。《国会答弁のような直接対話ならいざしらず、ツイッターのやりとりという、知らない単語が出てきたらググれば済む世界で、ムツカシイ単語を出して煙に巻く戦術に何の意味があるのでしょうw》時代は変わったのです。みんな自分の頭で納得する時代に、確実になりつつあります。

《「国債のニーズ」と言われたとき、すまん寝さんは、当然に国民経済の立場から、「貨幣の不足分を補うニーズ」のことだと考えているのに対して、白鳥さんは「市場参加者のビジネスにとってのニーズ」のことだと考えている。その違いで議論がかみ合わなくなっているだけですね。白鳥さんにその自覚が無いのが悲しいところです。これも投資家の一種の職業病でしょうか。》「ビジネス感覚」の相対化、これが基本の押さえどころです。コロナ危機によって気付かされつつあるいちばん大事なところのような気がします。私にとって、ハイジアについて考える基本でもあります。

*   *   *   *   *