2019年12月12日 - mespesado理論 江戸時代の「貨幣改鋳」について、「幕府がズルをやって庶民をダマクラかしていた」かのように教えられてきた。しかし、そうではない。《これ、全く正しい財政政策ですよ。「幕府自体」じゃなくて「一般庶民」が不況にあえいでいるときは、この施策が一番。なんと、貨幣が作れない本位通貨制度の江戸時代のお上の方が、貨幣改鋳という正しい財政政策を知っていた!》←「緊縮脳」覚醒へのいい教材になるかもしれません。* * * * * 78:mespesado :2019/12/10 (Tue) 07:26:50石破氏「コアな支持者は怒っている」安倍政権を間接的に批判https://www.sankei.com/politics/news/191209/plt1912090012-n1.html↑へっぴりごしさんのところでも取り上げられている記事ですが、直接的には↓への恨みつらみによる「怒り」なんじゃないでしょうかね。石破氏憤激、憲法審で発言求めるも指名されずhttps://www.sankei.com/politics/news/191128/plt1911280044-n1.html 憲法については強硬な主張をすりゃあいいってもんじゃない。まあ、今の政権も世論調査で石破氏の人気が上昇しだしたことで危機感を持ったってところはあるでしょうね。いずれにせよ、石破氏だけは絶対に総理にしてはいけない。79:mespesado :2019/12/11 (Wed) 06:56:00https://twitter.com/norinotes/status/1204034944097386496石垣のりこ@norinotes> 「日本の未来を立て直す公平な税制を考える会」は消費減税に向けた議> 員勉強会の一つ。> 本日、立憲・国民・社保・社民各党の代表に、消費減税・担税力の高い> 法人の負担増等を骨子とした提言書を提出しました。>> 私の公約・「消費税なんてゼロでいい!」の実現に向け、あらゆる努力> を尽くして参ります! ↓ ↓ ↓池戸万作@mansaku_ikedo> 消費税減税の野党議員が続々と増えて来ましたね。これも、石垣のりこ> さんが小選挙区を制したおかげです。消費税減税で、自民党に選挙で勝> つことこそが、実現への道を切り開きます。 上のリプした池戸氏もそうだし、石垣氏のツイートにぶらさがるリプもそうだが、彼女の支持者は「消費税ゼロ」を支持しているのはよいが、結局は法人税の増税とか、「かわりの財源」+「金持ちへのルサンチマン」+「アベガー」が必ずセットになっているのが残念。本当は「オカネは刷ればよい」に早く行き着けばよいのだが、今の日本の大多数の世論はそこまで行っていない。まあ、現在の野党は存在自体が害でしかないポンコツではあるのだが、もし消費税廃止のための勢力として少しでも影響を与えることができるのなら、それはそれで存在価値が出てくるのだから、それでよしとするしかないんでしょうね。80:mespesado :2019/12/11 (Wed) 07:24:50江戸時代の出目とは?当時は幕府による極端な財政政策がとられていた!https://kaitori-navisan.com/kosen/kahei-deme/↑江戸時代の財政政策のお話。> 江戸時代の貨幣を勉強していると、必ずといっていいほど「出目」とい> うワードが出てきます。>> 幕府の財政が苦しいときに金貨・銀貨を入れ替える政策だそうですが、> これだけでは意味がわかりにくいと思います。>> このページでは実際に行われた出目について、例を挙げて解説していま> す。 ふむふむ。「出目」なんて初耳だ。ところが、中身を読んでいくと…> 現在であれば、日本が不況に陥るとどのような財政改革が行われるでし> ょうか。>> 例えば日本銀行の総裁が金利を引き下げて市場にお金が出回りやすいよ> うにします。これは金融政策になります。>> また政府が所得税や法人税、消費税など、増税を行います。また公共事> 業を増やす方法もあります。これは政府が行う財政政策になります。>> 現代であれば政府の収支をプラスにするため、これらの財政改革が行わ> れることになります。 おいおい!現代の話をするとき、いきなり緊縮派の間違い学説による説明かよ!何で「不況」なのに「増税」するんだよ。貨幣が足りないから不況なのに、増税で貨幣を捨てるって逆じゃねえかよ。なんで国家の財政を貨幣が作れない家計や企業と同一視してんだよ…と突っ込みたくなるところをガマンして(してないがw)更に読んでいくと…> では江戸時代の幕府は財政が苦しくなるとどのような財政改革を行った> のでしょうか。>> わかりやすいのは年貢率のアップだと思います。これは現代で言えば増> 税になります。 このころは貨幣が米のような現物で、勝手に作れないんだから「幕府の財政」というのは家計と同じでしたよね。だからそれはよいとして「現代で言えば」って、現代は物質貨幣(商品貨幣)の時代じゃないんだから「現在」には対応する概念が無いってのが正しい答ですね。ったく!> 年貢率アップや新田開発など以外に、もう一つ、直接お金を増やすことが> できる裏技のような財政改革があります。>> それが改鋳による出目(利益)獲得になります。>> 簡単に言うと、町で使用している金貨・銀貨をすべて回収し、金銀の含> 有量を減らした金貨・銀貨に入れ替えさせるのです。これを改鋳といい> ます。江戸時代に合計8回行われました。>> 回収した金貨・銀貨は溶かして金銀に戻し、幕府の財産とします。この> 回収した金銀より新しい貨幣に使われた金銀は少ないので、その金銀の> 差分が利益となるわけです。これが出目になります。>> 新たに発行した金貨・銀貨は品位が下がっているわけですから、当然減> った金銀の含有量が本来の価値となるのですが、そこは江戸時代。>> お上の権威によって(金銀は減ったが)これまでの金銀と同じ価値であ> る!、と堂々と発表するのです。 いいねえ!これ、全く正しい財政政策ですよ。「幕府自体」じゃなくて「一般庶民」が不況にあえいでいるときは、この施策が一番。なんと、貨幣が作れない本位通貨制度の江戸時代のお上の方が、貨幣改鋳という正しい財政政策を知っていた!それなのに、筆者は…> 今では考えられないことですが、当時はこれが通用するので、財政が苦> しくなると幕府はこの改鋳を実施して、財政の収支をプラスにしていま> した。 おいおい、「今では考えられないことですが」って何だよw。今の方が同じことがもっと正式にできるじゃないかよ。江戸時代みたいに本位通貨制度じゃないんだぜ?!正式に貨幣を追加発行することはもっと簡単なのに、今では「考えられない」って、政治家が「考える能力が無くなっちまった」って意味の皮肉ですか、って言いたくなるよ。 せっかく歴史に学ぶチャンスなのに、もう端から財務省のポロパガンダにどっぷり洗脳されてしまった不愉快極まりない記事の紹介でした。