純粋に論理的に演繹される形式科学には強くても、基礎情報それ自体の真贋についても正しい知識を自力で探そうとする態度を持たないと、経験科学の世界ではまんまと騙され、真実からかけ離れてしまう、という恐ろしさ》


ふと浮かんだのが吉本隆明『初期ノート』の言葉、人間が他人を認識するのは習熟によってであり、その習熟が如何なる種類のものであっても、この原則は正しく適用されて誤らない。》『初期ノート』試行出版部p.139「他人」を「世界」に代えてみた。


この言葉で検索して見つけたサイト→「『初期ノート』解説」https://syoki-note.hatenadiary.org/entry/20090520/1242826089mespesadoさんの文章の後ろに転載しておきます。


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