2022年07月16日 - mespesado理論 間違った貨幣論は、「ポイント制度」とのアナロジーで一発論破です。さらに西田昌司氏による安倍元総理追悼、安倍元総理の根っこ、一発理解です。* * * * * 217:mespesado :2022/07/15 (Fri) 10:36:30 件の「お花畑ではないのに波動の軽い」ブログ「あなたの身体は食べ物で創られている」の最新エントリー:「戦後レジームからの脱却」がテーマだった 安倍総理https://ameblo.jp/amiraclehappens/entry-12753448873.htmlが、安倍さんを追悼する西田昌司さんの動画を文字起こししていました。とてもよい内容なので、元の動画も含めて必見です。 ちなみに内容が積極財政がテーマで、記事に付いた最初のコメントが典型的な間違った貨幣論に基いているように見えたので、思わずそれに対するコメントを付けて来てしまいました。最初の1番のコメントと一緒にここに転載しておきます(一部誤字を訂正しています)↓--------------------------------------------------------------------1私は将来の税収を担保にした国債発行しまくる積極財政には反対です。と言うのも現状は日銀国債買い入れで得たお金を(教育福祉はカットしているのに)特殊法人に注ぎ込んでいるのですから。西田議員の話からしても安倍晋三さんには表裏がありますよね。若しくはどこかのタイミングでスキャンダルを握られたか?(私の師匠によると)中曽根に裏切られた安倍晋太郎氏はなかなかの人物だったそうですよ。だから晋三さんには叱咤激励していましたね。それに自由貿易協定とは、国家間の条約ではなく、国とグローバル資本との契約による国民を棄民にする奴隷制度ですから。悪いけど西田議員の動画で言う戦後レジームからの脱却とは改憲による真の売国、日本奴隷化へのプロローグと思います。マリンさんのおっしゃる通り、グローバル資本の奴隷として生きるしか道はないのかもしれませんね。少なくとも日本の官僚達はそう考えているはずです。アメリカ様に逆らうなんてとんでもないと。双樹 2022-07-15 03:57:29--------------------------------------------------------------------21番の方が、積極財政に反対のようですが、そもそも「国家財政が赤字なのは不健全だ」というのは錯覚なんです。個人の家計や企業は黒字が健全で赤字は不健全ですが、国家予算(一般会計)は真逆で、赤字が健全で黒字は不健全なんです。何で逆になるか?それは、例えばスーパーや量販店の発行するポイント制度を考えてみてください。ポイントが自分に入って来るのを「収入」、自分から出て行くのを「支出」と呼ぶことにしましょう。すると、消費者にとっては、ポイントのゲットが「収入」、ポイントの利用が「支出」です。この場合、支出が収入を上回ることはないので「黒字」が常態になる(つまり特定の年度だけ見れば一時的に赤字になる事はありうるけれど、それをずっと続けることは不可能)。ところが店の場合はこれが逆になる。なぜなら、店にとってはポイントの発行額が「支出」、回収額が「収入」ですね。ポイントは店が発行しているのだから、回収額が発行額を上回ることはあり得ません。つまり、今度は収入が支出を上回ることが無いので「赤字」が常態になる。なぜ逆になるのかというと、ポイントの「発行」が許されているのが唯一「店」だけであり、消費者は勝手に発行することができない(したら犯罪です)から、というのが本質です。もうお気づきかと思いますが、この「消費者」を「家計や企業」と、「店」を「統合政府(日本政府+日銀)」と、「ポイント」を「オカネ」と読み替えれば、国家財政がなぜ家計や企業と赤字黒字の健全不健全の関係と真逆になるのかというカラクリがわかると思います。西田さんは、このことを大前提に話しています。結論を繰り返します。政府は赤字こそが健全財政であり、黒字は不健全財政です。事実、政府が黒字をずっと続けてしまったら、世の中に流通しているオカネは消滅してしまいます。mespesado 2022-07-15 09:47:08--------------------------------------------------------------------