2021年10月26日 - 舟山やすえ 《総裁選で自民党内部の論争が活性化し、それにつられて、野党も財政出動の公約を打ち出し、ここに危機感を抱いた財務省トップが「バラマキ」批判を公表する。》(571) 自民党総裁選で高市さんが火をつけたせっかくの政策論争、「積極財政の是非」で盛り上がるはずだった選挙戦が、財務省の暗躍でさっぱり盛り上がらない。財源問題になかなか踏み込めない。そんな中、三橋貴明氏の玉木雄一郎国民民主党代表へのインタビューを見た。(国民民主党の経済政策が完璧すぎる!与野党全て見習うべき 玉木代表に緊急インタビュー )玉木代表曰く、《次の選挙は経済政策の転換、特に積極財政への転換。他の野党言ってませんから、大胆に訴えて勝負する選挙をしたい。》その玉木代表が今日27日南陽に来るとのこと。加藤けんいち個人演説会、南陽シェルターで6時30分から。加藤候補、現職の憲和候補にだいぶ差がつけられているとの予想だが、東北ブロック比例名簿一位なので、玉木代表の「積極財政」の訴えが広がれば「南陽から二人の代議士」も夢ではない。玉木代表の力の見せどころです。東北での比例当選には25万必要。現在国民民主党の支持率2%とすると15万票が基礎票であと10万票。「財源問題まで踏み込んだ積極財政」を訴えて東北人の心を動かせば決して不可能な数字ではない。なんとか頑張って欲しい国民民主党です。* * * * * 571 名前:堺のおっさん 2021/10/26 (Tue) 19:19:28メディアではあれこれと選挙予想が氾濫しているがどれくらい自民が減らし、立民がいくら増やすかはある意味些末なことで本質的な分析が見当たらない。総裁選で自民党内部の論争が活性化し、それにつられて、野党も財政出動の公約を打ち出しここに危機感を抱いた財務省トップが「バラマキ」批判を公表する。そこがこれからの1丁目1番地なのに見事に選挙戦では封印されている。派生する各種政策でも「コロナ対策」優先の大義名分でかき消されている。その結果…総裁選挙であれほど脚光を浴びた高市氏が総選挙に入ってから影も形もない。自民党内での葛藤が垣間見える変化でもあるが今回の総選挙では、このままでは保守票はかなりの部分が寝てしまいかねない。案外知られていないが無党派層の中の保守層は意外と多い。今からでも遅くない。ややもすれば寝てしまいかねない自民支持層を確実に起し、無党派層の保守層にも訴求するヒントが総裁選挙にはあったはずだ。高市氏は残された時間、接戦と言われている選挙区を駆けずり回っていただきたい。それだけでもかなりの票が動くはずである。高市氏を支援に呼ぶか呼ばないかは、候補者の勝手ではあるが…。なお、派閥によって当落の偏りが今回は出ると予想。総選挙後に派閥再編がなにがしかの形で起こるはずである。