別記事で書きます(→https://oshosina2.blog.ss-blog.jp/2021-09-17)が、数日前「三橋貴明先生講演会があるので参加しないか」とかつての同志に誘われて二つ返事で聴いてきたのだが、ちょうどその日、mespesadoさんが三橋氏の発言を取り上げられていた。その内容は実に深刻。「このままではダメだ、今なんとかしなければ日本はほんとうにメチャクチャになる!」昨日の会場を覆ったその雰囲気ともそのまま重なる。

《「我々国民が、サバイバルのために、不法化する」》このことについて、講演でも言われた。《非常事態宣言下の東京でも、60%の飲食店は営業している。休業補償もないままの営業停止では生きてゆけない。

〈講演結論図〉

国家観(共同体意識)はあるが、貨幣観が間違っている
→「国民を助けるべきだが、国にはおカネがない」「国の借金を将来世代に残してはいけない」といった貨幣のレトリックに騙される(稲田朋美)
貨幣観は正しいものの、共同体意識はない
→露骨な財政破綻論は主張しないものの、政府の財政支出は抑制し、デフレを継続させ、共同体を破壊する構造改革推進する(竹中平蔵、デービッド・アトキンソン、高橋洋一)
国家観も、貨幣観も間違っている
→荒唐無稽な財政破綻論をまき散らし、自らのビジネスを拡大する。あるいは自らの地位を維持する(日本の財政破綻論の経済学者などに見られるケース)

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