ワクチン接種に至る一連の「コロナ危機」については、私独自の情報収集と判断に基づいてこれまで発言してきた。その一応のまとめとして「コロナの問題(まとめ)」https://oshosina2.blog.ss-blog.jp/2021-05-13を書いて、「たかおか亮一備忘録No.17」(5/13発行)にも掲載して配った。「議会だより」を読んだ若い南陽市民から「共感した」の声も寄せられた。そんな中、全国的な議員の動きも見えてきつつある。副島重掲板http://www.snsi.jp/bbs/page/1/の元横須賀市議一柳洋氏の報告に、《この集会をきっかけに各地でコロナ脳を解こうとする、地方議員が少数ながら居ることが分かりました》とある。「集会」というのは、5月23日に横須賀で開催された「コロナ脳を解いて暮らしの回復」という元遺伝子研究医の萬田緑平氏と医療ジャーナリスト鳥集(とりだまり)徹氏の講演会。(二人のお話を聴くことができる→https://www.facebook.com/RickenYokosuka/videos/858840811389623


私にとっていちばん切実な問題は、コロナ問題自体もさることながら、世の中全体がおかしげな情報で一色に染められてしまうことの怖ろしさだ。それについては、「『コロナ脳』を読んで」https://oshosina2.blog.ss-blog.jp/2021-04-04 でこう書いた。今のこの状況、後々の反省の材料としてしっかり記憶にとどめおくべきである。戦争一色に染まった先の体験は、そのまま今の体験だ。》祖父の戦前の写真を見て、私が知る祖父との落差に驚いたことがある。戦争をくぐりぬけた体験が祖父を変えた。それはそのまま、昭和天皇の戦前写真と戦後のお姿の落差に重なる。コロナをめぐる周りの雰囲気が、戦時中おそらくそうであった雰囲気とがかぶってならない。その中で「いかにあるべきか?」が問われている。


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