南陽市民大学講座の講師を務めてきました。あっち飛んだりこっち飛んだりにもなりましたが、語りたいことを語らせていただきました。うかつにも今日になって初めて知った情報が令和4年の大河ドラマが北条義時が主人公の「鎌倉殿の13人」であること。https://www6.nhk.or.jp/nhkpr/post/preview.html?i=21840 脚本は三谷幸喜。13人とは頼朝以来の鎌倉幕府の重臣たち。実朝亡き後、重臣たちの合議制によって幕府は舵取りされてきた。そこから抜け出たのが北条義時。13人の中には大江広元はもちろん、広元の実兄中原親能も入っている。まさにタイムリー、今日の内容と見事にかぶる。最初にこのことを話さねばと思った。

*   *   *   *   *

◎はじめに

3年ぐらい前だろうか、時々ひょっと顔を見せてくれる寒河江の友人(Mさん)が、ひょっと来て、「宮内の寒河江姓の人を知りたい。大江の本流につながるはずだ」という。それであれこれ話して帰ったのだが、それからまもなくして、私の町内粡町の寒河江さんが「(有)大江商事」の看板でガス・石油販売の仕事をしていることに気づいてMさんに連絡、すぐMさんがやってきて一緒に寒河江さんを訪ねた。案の定、その寒河江家が大江の血筋であることを確認することができた。その後「宮内よもやま歴史絵巻」に取り上げた。以来、このことを自分なりにもっときちんと整理しておきたいという気持ちがあって、このたびこのテーマを選ばせていただいた。にわか勉強で心もとないと思うがお聴きいただきたい。