S書店のSさんに商店会のことで話しに行って、”夫婦はどちらかが死んでからが本当の人生”の見出しに惹かれて買った『週刊現代』、なんと亀井静香さんが徳田さんのことを書いた記事がはいっていた。この記事に出会うためにこの本を買ったのか、とびっくり。「亀井静香の政界交差点 第78回 徳田虎雄」、見出しが ”非常な運命にも屈しない「虎」と「亀」の友情” 。

《徳田虎雄という男は俺が政治家として、そしてなにより人間として尊敬している人物だ。》で始まる。徳田さんは平成2年(1990)、保岡興治との熾烈な戦いの末、3度目の挑戦で衆議院議員となる。《しかし、徳田さんは無所属の身で、当選しても政策を実現するのは難しかった。「日本の医療は荒廃している。もっといい医療を全国に展開するんだ」と語る彼に共鳴した俺は、「よし、俺が用心棒をやる」と応え、バックアップすることにした。》《俺は徳田さんのためならなんでもやった。・・・「なんで自民党じゃあない徳田のためにここまでやるんだ」と猛批判されたが、俺は意に介さなかった。沖縄や奄美に対する予算付けも、全部俺がやった。・・・徳田さんの陳情も私欲ではなく、沖縄や奄美のために必要なことばかりだったから、なんとかしたんだ。そこには「虎」と「亀」の友情があった。》