《「経済問題」が、世の中が資源不足から生産過多に「相転移」してから、正しい経済政策が180度変わってしまったのと同様に、「外交問題」についても、正しい外交というものの意味が180度変わってしまったことを正しく認識する必要があると思います。》すなわち、《外交に期待されるのは、すべての国の元首が自国の国益を最大化しようとしていることを前提にしたうえで、各国にメリットを齎すものでなければならない。つまり、それぞれの国に外交上の問題が発生したときに、それを円満に解決する知恵を出すことに秀でた人が重宝されるということであり、その役割を果たす能力を持つことが、すなわち今日の「外交力」だと思うのです。》
mespesadoさんの講演「本当のオカネと経済の話」には「〜MMT(現代貨幣理論)と経済環境の”相転移”について〜」の副題がついていました。https://www.youtube.com/watch?time_continue=4&v=xVJ-PuxWxF4&feature=emb_logo
日本の経済環境に起きた第1相から第2相への相転移は、世界の経済環境でも起きつつあります。《世の中が資源不足から生産過多に「相転移」してから、正しい経済政策が180度変わってしまった》のと並行して、外交のあり方も「分捕り合い」から「知恵を出し合い円満解決」の方向に変わったのです。いちはやく経済の相転移を経験していた日本の安倍総理は、まさにこれからの外交のあり方を率先垂範して世界に示したのです。「晋三によって米国との関係はこれまでで最高のものとなった。いずれ日本史上最高の首相と認められる特別な男!」とのトランプ大統領の言葉は、外交辞令ではなくそのまま本音です。
mespeasadoさんの「外交における相転移」、目からウロコです!
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