国会議員歳費2割カット問題。昨日議会事務局で「われわれも考えねばならないのだろうか」というニュアンスで話題になった。すぐ「時代錯誤」と決めつけたのでそれで終わった。夜は夜で、選挙でがんばってくれた同級生からの電話でその話になったので「その提案が出たら反対討論に立つ」と言った。

タイミングのいいmespesadoさん発言、私には「エール」のように思えた。私自身任期を4年に限定したのはいい判断だったと思っている。その都度その都度片付けてゆかねばならない。たしかに《「自分はやめさせられてもよいから大決断をしてしまおう」というインセンティブ》、要するに「開き直り」の構えが持てるのです。歳費(報酬)カット問題もそう。

マクロ的にはまさに「緊縮脳」。時代を逆行させるものでしかない。別スレで橋下発言が話題になっていた(>>468)が、ポピュリズムの極み。私にとってまさに「戦うべき敵」と認識した。

ミクロ的には、「議員という職がいかに『私人』に堕しているか」という問題。「もらった金は自分のもの」感覚だからこういう発想になる。歳費(報酬)は「公人」に対して与えられる「公費」ではないのか。その公費をどう使ったら世の中のためになるのか、そのことに頭を使え。それが議員の使命。歳費カットは「本来使命」の放棄でしかない。

昨日山形方面に行く用ができたので三島神社まで足を伸ばした。明治の気概を取り戻さねば、と思った。境内の桜が満開だった。



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