中西経団連会長いわく「国の苦しい財政状況をごちゃごちゃ言っている状況ではない」。一方、自民党本部での3時間以上に及ぶ政調全体会議、大会議室ほぼ満員となり、世帯向け現金給付を中心に議論百出。こうなればマスコミも空気を察して「緊縮脳」から脱出の方向へと舵を切る。mesさんいわく「なかなかいい流れだ。」

さて「現金給付」、上杉鷹山公だったらどうするか。

まず全員に一律配布。そしてその後で、「不要な方はお返しください。お返しいただく分は、差し上げた分以下でも、また足し前していただいてもかまいません。足し前していただいた分は困っている方にあらためて分配するようにいたします。」

この話を何人かにしたが、一様に「そんな、ありえない!」という即座の反応。しかししばらく考えて「いいかもね」に変わります。この変化に、今まさに起ころうとしている「時代の大転換(大維新)」が重なります。

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