竹田正樹君のfacebookにこうあった。

*   *   *   *   *








8/21までに報告しなければならない「選挙運動費用収支報告書」が完成しました。※まだ選管にチェックを受けていなので、間違いがあるかもしれませんのでご了承ください。(HPに詳細を公開https://mahorobadukuri.jp/infomation/)

当初の予定では公費負担を受けたとすると、約15,000円ぐらいで終わる予定でしたが、私の予想が甘いというか、確認不足で弁当代で大きな誤差が発生し、結局のところ自費の部分は85,367円。もし公費負担を受けていたら60,917円という結果でした

ちなみに公費負担とは、ポスター代などを町が公費として負担する仕組みです。町の財政を心配する者として、少しでも負担を減らすため、私は公費を貰わないという選択をしました。もし候補者全員が上限(70万円弱)まで公費の負担を受けるとと、町の負担が1,000万円を超えてしまいます。なおこの収支報告書の過去3年分を町の選管?(たぶん)で見る事ができます。興味がある方は役場に行って下さい。

今回の選挙では、カバン、つまりお金がなくても選挙に出る事ができる。そして勝つ事ができる事を証明しました

この結果が、若者、女性、そして志のある誰もが、政治に参加できるように、選挙へのハードルを下げるものとなってくれれれば幸いです


*   *   *   *   *







竹田君の選挙の大きな狙いがここにあることをあらためて知った。正直のところ、当選できるのかどうか心配で心配で、なんとか当選してほしいと思うあまり、獅子の会としての応援についていろいろ考えていたのだが、余計なことをしなくてほんとうによかったと今思う。この選挙運動費用収支報告書の通り、これが正真正銘竹田君の選挙だった。ある意味、「選挙革命」を成し遂げた。「こんな選挙をしたい」、自分なりにあれこれ思っていても一旦流れに入るとどんどん流されてゆくのが現実だ。ところが竹田君は、自分の思いをどこまでも貫き通して堂々の4位当選を果たした。「おれにもできる」と思える、志ある若い人への道を拓いた。「偉業」と言っていい。

ただ、ずっと見ていて私なりの「異和」も感じたのでそのことを記しておく。

①金が第一義ではない。金は世の中がうまくまわってゆくための手段である。「うまくまわってゆくためにはどうするか」、そのことが第一義。

②人の世は、ある意味、迷惑をかけあって生きているとも言える。たしかに「個人」を第一義に考えると「迷惑」かもしれないが、人と人との関係を第一義に考えると、「迷惑」とマイナスイメージで考えるのはどうか。「人のため」にお互い生き合っていることこそが第一義なのではないか。そうした関係があってこその喜怒哀楽なのだ。選挙はその意味で格好の「喜怒哀楽発現の場」とも言える。

①も②も、原理的にはそうなのだが、実際的にはそうではないように世の中は見えている。「お金」第一だし「自分」第一で動いてきたのがこれまでの世の中だ。しかし、そうではないことにだれもが気付き始めているのが「いま」なのだと思う。竹田君は、その「おかしな今」に気づくための扉を剛力をもってこじ開けたといえる。竹田君の「選挙運動費用収支報告書 」↓ おおいに注目されるべきだ。

*   *   *   *   *