《あまりに心を頼みにし、情というもう一つの「こころ」を見過ごしている》《問題は心を働かせていないことにあるのではなく、あまりに心を頼みにし、情というもう一つの「こころ」を見過ごしているところにあるのではないだろうか。》《「情(こころ)」は、どこまでも深まろうとする。探しているものは、どこか遠くにではなく、今いる場所を少し掘ったところにある。》

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