子どもに及ぼす影響の深刻さに真剣に向き合って考えて欲しいと訴えました。


⑵ マスクについて
 つぎにマスク着用について質問します。
 マスクの効用を否定するものではありません。しかしほとんど100%の人がマスク着用という状況をいつまで続けるのか。マスク着用の弊害についても真剣に考えて見なければなりません。
 マスクの弊害で第一に考えねばならないのが吸い込む空気中のの酸素濃度の低下です。通常20〜21%が、19.5%で労働効率の低下が始まり、マスクを通すことで17%台になることが実験で確かめられています。人間の体はよくできていて、それでも血中酸素濃度は変わらず機能するようですが、私のように心臓疾患があると、息苦しさを覚えてつい鼻を出したくなります。血中濃度の低下は脳機能に影響します。長期のマスク使用がいいはずはありません。マスク使用は息苦しさもあっておのずと表情を動かすことが少なくなり、それが口や喉の周りの筋肉機能の低下を招き、誤嚥性肺炎を起こしやすくなるともいわれます。
 マスクが体に及ぼす影響以上に恐ろしく思えるのが、「目は口ほどに物をいい」とはいうものの、お互いの表情が半分以上見えないということです。会っても誰だか判断のつかないことはしょっちゅうです。私などは帽子をかぶればまるっきり変装したと同じになるわけで、気楽といえば気楽、しかしそれは人間関係を半分にしているように思え、長期にわたってこれが続くとすれば世の中の人と人とのつながりは一体どうなるか。そして何よりも恐ろしいのが、私たち年寄りはまだしも、こういうマスク環境で子供達がどう育つかについて深刻に考えねばなりません。 現下の感染状況をみれば、行政が率先してマスク着用圧力からの解放の道筋を打ち出すべきです。そこでお尋ねします。


①マスク着用についての公的根拠はあるのか。
②小中学校の児童生徒および教職員のマスク着用についての現状は。
③まさに「マスク病」ともいえる事態を、今後行政としてどう考えてゆくか。
 以上お尋ねいたします。