そこで冷静にならねばなりません。まずこの話はアメリカの話ということです。日本にもこんな話はないとは言えませんが、確実な数字で考えることにします。日本におけるコロナ感染者数の最新情報によると、感染者数87.1万、回復者数81.4万、死亡者数15,072人とのことです。今年3月の人口推計1億2325万人で見ると、感染者数0.71%、回復者数0.66%(未回復者0.05%)、死亡者0.01%です。要するに、99.29%の人は感染していなくて、(感染者の93%は回復して)日本人の99.99%の人はコロナでは死なないということです。しかも「感染者数」はそもそもあてにならないPCR検査で陽性判断が出たというだけで「発症者」ではありません。死亡者数にしても、新型コロナが、コレラより重い感染症2類に分類されているため、他の死因で亡くなっても、陽性判断が出た場合コロナ死に数えられてしまいます。ですから1.5万人という数字も水増しされた数字です。ほんとうに怖かった、かつて日本を襲ったコレラなどの感染症のことを知れば、今の大騒ぎは不思議でなりません。コレラに罹れば、3人のうち2人は死んだのです。過去の流行病について書いたことがあります。
・疫病の記録(1)https://oshosina2.blog.ss-blog.jp/2020-05-19
・疫病の記録(2)https://oshosina2.blog.ss-blog.jp/2020-05-20
・明治10年代のコレラ対応(1)明治15年の宮城県https://oshosina2.blog.ss-blog.jp/2020-11-12
・明治10年代のコレラ対応(2)明治19年の山形県https://oshosina2.blog.ss-blog.jp/2020-11-13-1
・疫病の記録(2)https://oshosina2.blog.ss-blog.jp/2020-05-20
・明治10年代のコレラ対応(1)明治15年の宮城県https://oshosina2.blog.ss-blog.jp/2020-11-12
・明治10年代のコレラ対応(2)明治19年の山形県https://oshosina2.blog.ss-blog.jp/2020-11-13-1