3月30日、ハイジア再建について奥山清行氏からの説明を受けた。市役所大会議室と東京の「KEN OKUYAMA」の事務所を結んでのリモート会見。(←写真は白岩市長のFBより) 回答期限が3月だったので、それに応えたもの。 まだ流動的な面もあり、正式な発表はあらためてとのことだったが、30分ほどの説明を聴く限り、十分ワクワクさせてくれる内容だった。資金を心配していたのだが、複数の投資家が現れているようで、「初期投資額=初年度売上額」を目安に、その投資額に応じて大中小のプランが練られているという。もう一つ心配だったのが「KEN OKUYAMA」は企画だけで、運営は別のところになるのではということ。しかしそうではなく、実際の運営面も、責任をもって「KEN OKUYAMA」が中心になるという。奥山氏の奥さんの父の実家が赤湯とのことで、南陽への思い入れも語られた。掲げるタイトルは「南陽を世界ブランドにする」。

3つのプロジェクトが柱になる。 ①世界に誇るすばらしい里山の魅力発掘活用 ②すばらしいこの地の食文化を首都圏に知ってもらう ③カフェホテルという形をデザインモデル化し世界に発信。

「KEN OKUYAMA」が実際に取り組んだ例として二つの例が挙げられた。ひとつは、JR東日本「TRAIN SUITE 四季島」https://www.jreast.co.jp/shiki-shima/member.html。ここでは、列車のデザインだけでなく、行先、プラン、料理、カタログ、情報発信、トークショーイベントまですべて「KEN OKUYAMA」のスタッフが5年間にわたってプロデュースし、大きな話題を呼んだ。ハイジアの今後についてもこれと同じような形で取り組み、「四季南陽」という名前に込めて、南陽の、そして日本の四季の美しさを世界に発信する。それがいちばん大きなコンセプト(全体を貫く基本的な観点・考え方)となる