昨夜のNHKBS放映「英雄たちの選択 上杉鷹山」、十分見応えがありました。3月10日(水)朝8時から再放送あります。

どうしても七家騒動で成敗された方が悪人視されがちですが、決してそうではない、彼らなりの命がけの決意あってのことだったことをあらためて理解せねばと思ったところでした。だれもが命がけにならねばならない切羽詰まった時代だったのです。みんな追い込まれてのぎりぎりの決断です。

鷹山公ファンを自認する磯田道史氏ですが、最後にミスってしまいました。「なぬは人のなさぬなりけり」を「なぬは人のなさぬなりけり」と言ってしまったのです。画面にはちゃんと正しく書いてありました。再放送では修正して欲しいです。実は私もずっとそう思い込んでいた時期がたしかにあったのです。私だけでなかったと思わされたことがありました。もうだいぶ昔(30年以上前)、米沢市の観光課か観光協会だったかが、「なぬは人のなさぬなりけり」のポスターを作ってしまったのです。その時ハッと気づいた人も多かったはずです。磯田氏でさえ間違ったということは、そう思い込ませた事情が何かあったのかもしれません。磯田さんが鷹山公ファンであればこその間違いなのかもしれないのです。当時のこと検索で探してみましたが今のところわかりません。ポスター刷り直しの当事者の話も聞いてみたいです。磯田氏でさえ間違えあのだから、この際名乗り出て堂々と話題にして欲しい。

キャロライン・ケネディ大使が、着任当時の講演で「なせばなる」に言及しています。→https://oshosina.blog.ss-blog.jp/2013-12-06-1

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