昨日のNHK昼のニュース中に「日銀追加金融緩和決定」の速報テロップ。年間80兆円の国債買い入れ枠を撤廃して無制限に購入も可。「いい流れだ!」と拍手。堺のおっさん、《是非地方自治体の起債(地方債)を積極的に買い入れてほしい。》そうなれば地方自治体のほんとうの力量が問われることになる。「やるかやらぬか、何をやるか」が問題。

mespesadoさんは、追加金融緩和にもかかわらず東京外国為替市場の円高傾向に着目。円が大量に出回るようになれば円は安くなる。ところが市場の見方は「それはない」。つまり国が国債を発行しなければ日銀も買いようがない。《市場は「財務省は国債の新規発行はしない」と踏んでいる》。新聞(日経)も《先進国では政府の財政出動と中銀の国債購入が連動して講じられている。》としつつも、《こうした財政・金融政策が一体となる有事対応は、中長期的な財政規律の緩みを招く。欧州債務危機のように次の市場混乱を招く危うさもある。》と付け加えることを忘れない。ユーロ通貨の欧州と通貨を自国発行でまかなえる日本とでは根っこからちがうのに。

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