各地の特色を生かした精神活動が地域的に進み、精神的に満たされた世界の到来。》猿都瑠さん)《すでに始まりつつある新しい世界の萌芽にこそ知恵者は思いを巡らす。》(堺のおっさん)

亀さんから送っていただいた、24年前に書かれた山浦嘉久氏の文章から。《今世紀末は、黙示録の世界では、終末・ハルマゲドン・メシアの再臨の時であり、暗示録の世界では、末法・弥勒下生の時である。終末あるいは末法という脅迫的呪縛とは無縁にして、常に生成発展の教えがもたらす「教示録」・「明示録」の世界に住む日本人にとって、その真髄が問われる時代である。つまり、古事記にいう「言向けやわす」の教示をいかに世界に具現するかが、今こそ日本人に求められているのである。》(「明示録の世界(日本神道)」(皇紀2656(平成8)年2月1日 第1号))

「言向けやわす」とは「言葉で説いて人の心を和らげて穏やかにする」の意。天孫降臨の時に初めて使われた言葉で、天照大御神が天孫(ニニギ)を高天原から地上に降臨させる時に「地上の荒ぶる神々を言向け和して一つに統一して治めなさい」というミッションが込められているという。(「言向け和す(3) 古事記に秘められた日本の使命」https://iizukahiroaki.com/?p=976


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