山形県内の発症者ゼロ。だれもが最初の発症者にはなりたくない。その思いでピリピリするのはよくわかる。マスコミもそう煽る。しかし一旦街に出ると結構賑わいがある。昨日米沢でまだ正午前にKR苑に入ったら待ち席までいっぱいだったのでコンビニのおにぎりで済ませた。宮城県内の週末イベントから戻った紳士服販売の娘の夫に「売り上げ、どうだった?」と聞いたら「まずまず」の答え。武田邦彦先生の言っておられることが正しいことはうすうすみんなわかっている。https://www.youtube.com/watch?v=UL-xHTRMI3g

田中宇氏の議論は視点は違うが見立ては同じ。新型コロナウイルスそのものに踏み込んだ議論でさらに説得力がある。結論は《集団免疫獲得と経済維持の観点から、都市閉鎖(ロックダウン)はなるべくやらないほうがよい。若者の外出は、集団免疫の観点から黙認されるべきだ。》なぜか。《ワクチンがない中での最終解決策は、集団免疫の獲得しかない。集団免疫とは、若者を中心に多くの人(住民の6割以上)が軽症もしくは無症状でウイルスに感染した上で完治して体内に抗体を得た状態をさす。ある地域で集団免疫が形成されると、その地域によそから感染者が入ってきても、周囲のほとんどが抗体保持者なので他人に感染していかず、ウイルス危機が再発しない。完治して抗体を得た人は一定期間(SARSなどの先例から類推して新型ウイルスの抗体維持期間は数か月から数年)、体内の抗体が維持され、その間は人に接しても他人から感染しないし、他人を感染させることもない。新型ウイルスの抗体を得ていることが確実な人は、行動を自粛する必要がない。いったん都市閉鎖に近い状態になっても、広範な抗体検査を実施し、抗体を得ていると確認できた人から順番に、病院や役所や企業や店舗や学校に復帰して働くようにしていけば、ウイルス危機を克服でき、安全に閉鎖を解いていける。 (The U.K. backed off on herd immunity. To beat COVID-19, we'll ultimately need it) (英国式の現実的な新型ウイルス対策)》

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